KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2009年11月8日

kimutatsu

本番に強い人間になりましょう

Posted on: 2009年11月8日(日) 23:19

試合風景

灘区東灘区大会は住吉中学の優勝で幕を閉じました。いやらしい野球をする
チームなのですが、主審をやっていて、やはり強かったですね。

打てない選手でもラインぎりぎりに立って、デッドボールをもらおうとしたりとか
足の速い選手は最初からぼてぼてのゴロを打とうとしたりとか。

うち?いや、負けました。力を出せずに。残念です。

思うんですが、普通に練習しているときにできても、追い込まれたらできない
というのではあきませんなぁ。

勉強も同じですね。模試でできても本番と模試とでは違いますもんね。

前日や当日のメンタリティから、それに起因する体調まで、まったく違う。

本番に弱いタイプというのがいますが、やはりそれではダメで、それは大人に
なってもいるもんです。プレゼン本番になるとどうも失敗するとかいうタイプ。

追い込まれる経験が少ない人は本番に弱いという話をよく聞きます。

他チームの話を聞きますと、5時間走った後にノックをするとか打撃練習をす
るとか盗塁練習をするとか、そういうことをやっているそうです。

要するに、もう限界という状況からさらにハードな練習をするんですね。

うちもやってみるか。

そういえばアントニオ猪木が「疲労の極限からのドロップキックこそ本物だ」と
言っているのを何かの雑誌で読んだことがあります。

皆さんは本番に強くなる練習をしていますか。

眠くてたまらんという状況から、それでも気持ちをウォリャア!と奮い起こして
勉強を頑張るとか仕事を頑張るとか。

これ以上は無理という気持ちって、実は無理でもないような気がします。

本を書いていると締め切りとの戦いですが、極限って意外とまだ先にあったん
やなという経験ばかりです。

おかげで鍛えられますわ(笑)

鍛えられていると本番に強くなります。

精神的にしんどい状況でも「考えたら死にゃあせんわな」と考えると気楽ですし
いま目の前にある任務に集中することもできます。

どうせ生きてもあと30年ぐらいやったら、やりたいことを精一杯やるかと思え
ば、緊張するのもバカらしくなります。批判も失敗も怖れなくなる。

そうすることで力を出すことができます。

是非とも本番に強い人間になってください。本番に強い人は周囲から見てい
ると力強くて余裕があってインスパイアリングで、とても魅力的です。

力がないくせに余裕だけかましてるようなのとはオーラが違いますよね。

さて今週も頑張りましょう!週末は福岡大濠高校で講演を頼まれています。

野球の強い高校ですね。ソフトバンクにドラフト指名された選手もいる学校な
のですが、野球部の先生にいいアドバイスをいただけたら嬉しいな。

 

(追記)負けたけど、エースはよく投げた。守備が乱れたのが痛い。
     春は鍛えなおして、絶対に勝ち進む。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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