KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2010年2月

kimutatsu

難関などない

Posted on: 2010年2月5日(金) 8:56

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全ての受験生の皆さんに次の言葉を贈ります。

 

******************

この世に難関などない。

難関というのはあくまでも本人の主観の問題なのである。

難関だと思っている自分があるだけだ。

塚本幸一(ワコール創業者)

*************** ***

 

為せば成るという言葉がありますが、本当にそのとおりですね。

「あそこは難しいから無理なんじゃないか」とかね、そういうネガティブな
考えは捨てよう。阪大や一橋大を「楽勝」と思ってる人たちだっている。

難関は全て自分の主観です。

何も難しくはありません。前向きにポジティブに進んでください。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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水仙郷にて

Posted on: 2010年2月4日(木) 21:56

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先日、淡路島の水仙郷に行ってきました。ブラスバンド部のアンサンブルコンテ
スト県大会に娘が出場した関係で、その発表待ちの時間を利用して、淡路島の
南のほうまでドライブしました。上の画像はそのとき撮影したものです。

水仙ってのは下向いて咲くんやね。上から見てもちっとも綺麗じゃなかったけど
下から見上げたらすっごく美しくて感動していました。

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ご覧のように、梅の花も少しずつ咲いてきておりまして、寒い寒いと言いながら、
花はだんだん春の準備をしているんですなぁ。

年齢を重ねますと、若いときには何も感じなかったものに心を動かされますね。
こういった花や草木がそうです。

灘をすでに退職された英語科の先輩が「石を見ていると心が落ち着くんや」と
仰っていたのを思い出します。

石??? ですか???

と僕が聞くと、「この石も最初は山の上のほうにおった巨大な岩の一部やったん
かもしれん。川を流れてくる間に小さく丸くなってきて、そしてワシに出会った。
これを縁(えにし)と呼ばずして何と呼ぶ」とお答えになりましてね。

当時は「まぁ言われてみればそりゃそうやけど」というアホな反応しかできなかっ
た僕ですが、今になればわかる。

まだ石を見ても心は落ち着かないけど。

その先生曰く、最初は人間に心を動かしていた我々も、歳を重ねるにつれて、
犬やネコのような生き物に心を動かし、次に花や草木といった動かない生物に
感動し、最後には石のような静物に感動するようになる、と。

そしてそれはつまり自分も静物に近づいていることを意味する、と。

ふむ。

しかしやはり人としては、人と触れ合うことを何より大事にしたいな。

昨日も今吉先生と西山先生と溝田先生、ベネッセ後クンが拙宅に来られ、語り
ながら痛飲した。

飲みながら「どうやれば英語の力が付くか」、「どうすれば学校としての実績を
上げることができるか」という話になり、最後、酔った僕は一席ぶつことに。

彼らはみなメモを取りながら、酔っぱらいの戯言を聞いてくれた。ありがたや。

ふむ、当分は静物になりそうもない。まだまだ人との触れあいを楽しもう。

 

(追記)水口先生、いつもありがとうございます。明日はよろしくお願いします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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多謝!『ユメ勉』が品薄に

Posted on: 2010年2月2日(火) 20:18

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1月22日に出させていただきました『ユメ勉』ですが、増刷になったと連絡があり
ました。アルクの中村さん、ご連絡ありがとうございました。感謝申し上げます。

そして買ってくださった皆さん、ありがとうございます。本当にありがとう。

多くの先生がたから「やり方はわかったので、後はこれを生徒たちにどのように
指導するかだ」というメールを頂戴しています。そのとおりです。

現場の先生方こそ、生徒たちのことをよく知っていらっしゃるわけで、したがって
『ユメ勉』に書いたことを目の前の生徒さん向けにアレンジしていただければ。

で、ちょっと困ったことですが・・・

すでに取次の日教販さんのところにあるのとアルクさんのところにあるのとを合わ
せても300冊弱ぐらいしかないということで、慌てて刷るそうなのです。

要するに品切れが近いと。\( ̄_ ̄)/

もしかしたら書店さんに行かれても「売り切れ」と言われてしまうことがあるかもし
れませんので、読もうと思ってくださる方は早い目にお求めください。

ちなみに増刷分が書店さんに並ぶのが、今月22日前後ぐらいになるそうです。

買ってくださった皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございます。でも読むだけ
では力がつかないので、音読→暗唱→暗写の流れを大事にして、どんどん英語を
英語のまんま、頭の中に取り込んでいってくださいね。頑張りましょう!

 

(追記)今週の『ユメタンゼロ』の試験は180名中170名が合格でした。
     ただ、だんだん難しくなってきた(らしい)ので、授業の最初の10分で
     『ユメタン』のトレーニングを始めました。
     毎日100語ずつですが、10分しかかかりません。大事なのは反復!
     毎日授業がありますので、毎日やってもらいます。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

授業見学について思うこと

Posted on: 2010年2月2日(火) 12:45

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昨日は大阪の近大泉州高等学校の先生方が僕の授業見学にいらっしゃり、
夜は反省会という名の飲み会を行いました。

授業を見学に来られる先生方は多いのですが、なぜかこの2月は特に多く
新学年に向けて、いろんな授業方法を模索されている様子がわかります。

僕のほうはひたすら中2生徒に向けて、英文法の授業をしています。

英文法の授業といっても解説時間は極めて少なく、むしろ机間巡視をしてる
時間のほうが長いような授業だし、生徒たちの方は『ユメ勉』に書いた方法で
これまたひたすら音読と暗唱を繰り返してる。

なので後ろに座っておられる先生方の参考になるのかどうかわからないので
すが、僕が「見学に来なさい」と言っているわけでもないので、とりあえずその
反省会で質問がある先生方にはできるだけ丁寧にお答えしようと思ってる。

明日は鹿児島の先生が、月末は大阪と佐賀の先生が、それぞれ授業見学
に来られるとのこと。

ふむ、しかし私も来年度は見学してみたいな。

進学校の先生の授業じゃなくてもいい。自分とはスタイルが違う人の授業を
見学してみたい。予備校スタイルの授業なら見学しなくてもかまわない。

解説の方法なんていうのは二次的なことで、たとえば昼休みあけの生徒たち
が眠くなりがちなコマで、どういう授業をされるか見てみたい。

そこでやたら解説ばかりして、生徒に「寝るな」というのはきつい。そりゃ生徒
じゃなくて大人でも眠くなるぞ。

あるいは中高一貫校で中だるみに陥りがちな、中3や高1での文法の授業、
多読をさせたい高3の読解授業などを見学してみたい。

そして自分との違いを見て、勉強してみたいなと思っています。

いろんな先生方がいろんな取り組みをやっておられるし、僕の方法も前に受
け持った59回生のときにはやっていなかった方法なのです。

大事なのは、前に持った方法を省みて、良かったのか良くなかったのかの判
断を自分で下し、あまり生徒の成績を上げてあげられなかったという場合は
勇気を持って、授業方法を変えようと努力することなのではないか。

近大泉州の先生がた、お疲れ様でした。たまたま『ユメタン』のテスト日にあ
たって、ある意味ラッキーやったかもしれません。

「こうやって単語の試験をされているのですね」という先生方の言葉がありま
したが、きっと単語の指導に対して問題意識を持っておられ、単語テストのや
り方についてぜひ聞いてやろうと思われていた証ではないかと思うのです。

授業を見学する前ってのは、やはり自分の問題意識を明確にしておくことが
重要です。自分はこの先生の何を見ようとするのか、何を盗もうとするのか。

それがなくてただ単にオブザーブしているだけでは、いくら見学をしてもあまり
意義がないのではないかなと思っております。

明日来られる鹿児島の先生は極めて熱心な先生なので、こちらも気合いを
入れて(笑)、否、いつも気合いを入れて授業してるけど、いつも以上に気合
いを入れて、生徒たちに向かいます。

 

(追記)北海道の学校で高1と高2の二学年の生徒全員に『ユメタン』を
     配布されたとお聞きし、感激しております。頑張ってくださいね!

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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