KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2010年5月18日

kimutatsu

第8回英語教師塾を終えて

Posted on: 2010年5月18日(火) 11:45

 

 

 

 

 

 

 

土曜日に第8回英語教師塾を開催しました。今回のお題は「英語Ⅰの教科書を
どのように効果的に使うか」でした。5名の先生方に授業をお願いしました。

京都・東山中・高等学校 西山哲郎先生
北海道大麻高等学校 金山泰幸先生
鹿児島・ラ・サール中・高等学校 丸山晃先生
佐賀県立佐賀西高等学校 執行正治先生
福岡・西南学院中・高等学校 田中十督先生

これらの先生方の授業が素晴らしいとかそうでないとか、そういうことではなく、
それぞれの良い点を参加された先生方が盗んで帰ることが重要なのです。

そして目の前の生徒たちに還元することです。それができれば英語教師塾に
参加したそのことに意味があるということになります。

現場にいる教員だからこそわかることがあります。

逆に教壇を降りてしまうと、時代も生徒たちも動きますから、わからないことだら
けになってしまうと思うんです。

とすれば、我々現場の人間こそ、その変化を察知するアンテナを持っておかね
ばならないということになります。

今回はそのアンテナを求めて、関西のみならず北海道から鹿児島まで、多くの
先生方が参加されました。無料とはいえ、旅費や宿泊費は自腹ですからね。

かなりの出費になる先生もいらっしゃる。それでも参加される先生方がたくさん
おられ、僕自身が非常に刺激を受けております。

ちなみにアルクのHPでもその様子をアップしてくださいました。こちらです。

 

 

 

 

 

 

ちなみに僕も最後に授業をさせていただきました。啓林館の『エレメント英語Ⅰ』
を使って授業を行いました。

『ユメ勉』に書いた方法なので、あまり目新しくはないかなと思っていましたが、
終わってからの反省会で、「あれで力が付かないほうがおかしい」と言っていた
だき、意を強くしました。ありがとうございます。

英語Ⅰの検定教科書で、十分力をつけることができます。

全てベースになるのは、『ユメ勉』に書いた<INPUT→INTAKE→OUTPUT>
の流れを意識するということです。

音読音読とブームみたいに言いますが、音読そのものが素晴らしいわけではな
くって、それをいかに英語力向上につなげるか、その工夫が大事なのです。

「今までそんなこともわからずに音読をさせていました。」

「生徒用CDってあんなふうに使えばええんですね。」

「当たり前の方法なのに最後は感動して泣きそうになりました。」

「もう一度『ユメ勉』を読み返して、生徒たちの指導に活かします。」

プロの先生方がこうやって自分を省みて、明日からのご指導に活かそうとされる
のは凄いことです。一旦、プライドを投げ捨てて謙虚になられるのですから。

すでに第9回英語教師塾の募集を開始しました。受付を始めて2日目ですけど
もう定員の半数を超えようとしています。凄い勢いになっています。

まずはチームキムタツのメーリングリストに加入されている先生方を優先的に、
明日ぐらいに加入されていない先生方向けにブログにアップしますね。

定員は100名です。

次は長文指導か英作文かどちらかかなぁと思いつつ、なにせ朝4時半まで続い
た反省会の疲れがまだ残ってるので、休みながら執筆をしております。

参加された先生方からのお礼のメールやお葉書きを読みながら、この教師塾を
3年前に立ち上げたときに20名ぐらいしか集まらず、続くのかなと思っていたこ
とを思い出していました。

これからもこういう熱心な先生方とのお付き合いを大事にして、僕自身もスキル
アップをしていこうと思っています。

 


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