いろんな出版社さんから本を出して貰えませんかと、ありがたいお言葉を頂戴し
そのたびにありがたいことやなぁと思うのですが、すみません、体が1つしかなく
その上あまり筆が速くないので、また縁があればと申し上げております。
いつか本を出してみたいなと思っていた十数年前が嘘みたいですが、しかしだ
からと言って妥協せずに良いものを書いていきたいと思っております。
昨日、安河内さんから「ブログ見ました!」とメールを頂戴しました。
以前、安河内さんと飲んだときに「日本人ってどうして『あいつは実は英語がで
きない』とか、『俺のほうができる』とか、そういう低いレベルでしか考えられない
んでしょうねぇ」と仰いましてね。
アメリカ人の人たちが見たら不思議に思うんでしょうね。お前ら、ノンネイティブ
同士で何をツマランことを言うとるんだ?って。
英語を研究してる人たちはそれはそれでいいとは思うけど、我々は研究者では
ないので、「いかに使うか」を常に念頭に置いて勉強すべきですよ。
今日は『ユメジュク』が初めて徳島県の県立高校さんでご採用頂いたというニュ
ースをアルクの原田さんに教えていただきました。
『ユメジュク』だけじゃなく、言うまでもなく『ユメタン』もそうなんですが、大学入学
後に「覚えてない」とか「使えない」ということがないように考えて作りました。
大学に合格させるために英語を教えてるわけじゃない。
『ユメ勉』に書いたとおり、大学や社会に入ってからちゃんと使える英語力を身に
つけてやりたい。僕みたいに35過ぎてから必死のパッチでリスニングの勉強を
しなければならないような目に遭わせたくない。
今日も『ユメタン』のテストを行いましたが、不合格になった生徒たちでもかなり
英語力が付いてきたように思います。
さすがに中学の検定教科書3冊まるまる暗唱して、英文法の授業ではひたすら
文例を音読して暗唱して、英語Ⅰの教科書も暗唱し、そして『ユメタン』ゼロの文
例をも覚えていってる彼らが、力が付かないわけがない。
中3夏休み過ぎたら『ユメタン』①を覚えてもらいます。
高1夏休み過ぎたら『ユメタン』②を覚えてもらいます。
高2夏休み過ぎたら『ユメジュク』を覚えてもらいます。
単語や熟語だけじゃなく、文ごと丸覚えしてもらいます。
授業でやった長文は全て音読を重ねて、パラグラフ単位で暗唱してもらいます。
これでたぶん英作文に特化した授業はほとんど必要ないと思う。英語を聞いた
り話したりすることも、かなり自由にできるようになると思う。
大学に入った後に困らないように、しつこくに纏わりついていこうと思っています。