KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2010年6月

kimutatsu

『ユメジュク』発売御礼

Posted on: 2010年6月2日(水) 3:10

 

 

 

 

 

 

  
おかげさまで『ユメジュク』を出すことができました。ありがとうございます。
ご協力いただきました全ての皆さんに感謝申し上げます。

ありがとうございます。

『ユメタン』同様にCDで聞きながら音で覚えられ、確認テストが自分ででき、
センテンスごと丸呑みできる熟語集を創ってほしいというメールやコメントを
頂戴してからアルクの田島君たちとしょっちゅう話し合いました。

まず熟語ってなぁに?というところから入りました。

例えばこの本のUNIT1にget at A「Aを意図する」が出てきます。

どうもget at Aは熟語なようにも思えます。

では文法の授業で教わるno more thanやFrankly speakingなんかは
どうなんでしょうね。熟語というよりは慣用表現というか、慣用的にしょっち
ゅう使われる頻出表現というような気がします。

あるいは受験でよく出てくる表現というか。

でもno more thanを載せるのであればno taller thanやno bigger than
なども載せないといかんのじゃないのかということになりかねません。

ふむ(´・ω・`)

というわけで、熟語集という概念をまずは壊しました。

単語だけではどうも英作文や英文法を勉強するのには足りないわけで、
やはり熟語は大事だと思うし、外せない要素です。

さらに熟語だからこそ文単位で覚える必要があります。したがって文例は
「英語を使う」場面を想定したものでなければなりません。

上に書いたget at Aを「Aを意図する」と覚えてもあまり意味がありません。

What are you getting at ?(お前なにが言いたいねん?)で覚えたい。

というわけでまずは熟語ありきではなく、文ありきにしました。

だから文ごと覚えてください。CDも文の意味(日本語)→英語という形で
収録してもらいました。だから英作文に役立つはずです。

それと熟語は挙げ出すときりがないので、出現率を調べ、超頻出800個
の熟語+慣用表現に絞りました。

ただしそこにin terms ofのような「多義熟語」と、put on airsのような、
習いはするけどあまり出てこない「ちょい難熟語」を加えました。

合計1000個の熟語+慣用表現。

これだけ覚えて、文例ごと丸呑みしてもらえれば、英作文で困ることは
ないんじゃないかと思うし、慣用表現が多数あるので文法の復習としても
使ってもらえるんじゃないかなと思っています。

それから今回も語彙学習法のコラムを多くの先生方にお願いしました。

茨城中・高の中井川正男先生
桃山学院中・高の藤見昌宏先生
徳島県立徳島北高の和泉太輔先生
近大附属中・高の前田知子先生
星稜中・高の井口三季先生
足立学園中・高の加藤仁恵先生
北海道大麻高の金山泰幸先生
近大附属和歌山中・高の三原伸剛先生
日大中・高の水口俊介先生
宮崎第一中・高の石井誉典先生

以上の先生方、お忙しい中をありがとうございました。感謝しております。

***************

熟語集なんてどれでもおんなじだと思われている人も多いのではないかと
思いますが、この『ユメジュク』はCDを使いながら耳で聞いて、目で見て、
そして自分で文を口に出して話しながら覚えていってください。

1冊終わる頃にはかなりの英作文力と英語を話す力が備わっているはず。
単に受験だけじゃなくって、「英語を使う」という部分を意識して作りました。

良かったら是非使ってやってください。よろしくお願いいたします。自分で
言うのもナンですが、『ユメタン』同様、結構な自信作なのです。

使ってくださる人は絶対にCDを使って下さいね。でないと効果は他の本
と同じになってしまいます。音声と文ごと丸呑みしてください。

よろしくお願いいたします。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

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