KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2010年9月1日

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『夢をかなえるリスニング』

Posted on: 2010年9月1日(水) 16:46

 

 

 

 

 

 

 

 

  
手元に『夢をかなえるリスニング』が届きました。アルクの編集者である
あおいちゃんから送ってもらいました。ありがとう。

これは書店さんには並びませんねん。

学校採択品というやつでして、非常に薄い本です。ドリルブックみたいな。

生徒たちは年がら年中渡されているので、わかってもらえるやろうけど。

このリスニングの本ですが、INPUT→INTAKE→OUTPUTの流れにな
っておりまして、リスニングだけではなく「英作文までやってもらうで!」な
流れになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
まずはINPUT段階。

センター試験の問題形式になっているのですが、それぞれの問題を解き、
解答解説を読んで、正しかったかどうかをチェック・・・

・・・するのはいいのですが、ちょっとハードかもしれないけど、裏面がです
ねぇ、全文ディクテーションとなっていまして、それが終わってから解答を
見てもらいます。

CDには速度の違う2種類の音声が入っておりますが、自分に合った速度
でディクテーションを行ってください。

ディクテーションをしたスクリプトはそのままにしておいては絶対にダメ!な
ので、次の段階でフォローすることになります。

ここまでがINPUTです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  
ここからINTAKEの段階に入ります。

裏ページの真ん中やや下あたりに「音読チェックボックス」というのがあり
ますので、ディクテーションしたスクリプトを20回音読するようになってて、
音読したらチェックボックスに印をつけていきます。

スクリプトを20回も音読すれば、かなり覚えますし、英作文やスピーキン
グ、あるいはリスニングの力がぐんぐん付いていきます。

ここではCDはできるだけ180wpmに合わせて音読しましょう。

なぜなら速い速度に慣れていくことで、速い放送が聞けるようになるから
です。自分にとって心地良い速度に合わせてばかりだと、いつまで経って
も速いのが聞けるようになりませんからね。

ここまでがINTAKEです。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

  
最後にOUTPUTです。

音読だけして放っておいてはダメです。覚えた英語を使って自分で何か
英語を作ってみないと。新しい文を作れないと暗唱した意味がありません。

裏ページの一番下にOUTPUT STAGEとあり、ディクテーションや音読を
したスクリプトに出てきた単語や文法表現などを使った英作文問題があり
ますので、それを解いていきましょう。

スクリプトをちゃんと音読して暗唱していれば、その表現を「借りて」解ける
英作文ですから、しっかりと音読したかどうかが問われます。

これがOUTPUTです。

 
 

 

 

 

 

 

   
これで終わりではありません。解答解説をご覧下さい。表面にはスクリ
プトと解答のポイントや音の変化の説明などが書かれています。

音が繋がって聞こえたり、音が消えたりする部分の説明ですね。

それを熟読してもらうのですが、横に単語とフレーズのコーナーがあり、
チェックボックスが付いていますので、そこで単語や熟語を覚えます。

さらに表面の下に「これを英語で言えますか?」というコーナーがあるの
で、それを覚えてしまいましょう。英作文に役立ちます。

裏ページには問2のスクリプトや音の変化、単語ボックスがありますが、
一番下に「ワンポイントアドバイス」という、言うなれば勉強法のコラムが
載っています。おそらく今後の勉強の指針となると思います。

まだあります。

解答解説の最後のページをご覧下さい。そこにはこの本に出てきた全ての
単語やフレーズ、重要表現が「日本語→英語」の順番に掲載されています。

ちゃんと単語などを覚えているかどうかのチェックができるようになっていて
宿題考査対策としても使えるのではないでしょうか。

というわけで、『夢をかなえるリスニング』ですが、すでに大好評ということを
アルクの方々から伺っております。

残念ながら個人では買えない本なのですが、おそらく今までのリスニングの
本にはない「リスニングをやりながら英作文まで世話します」的なものになっ
ていますので、かなり力が付くのではないかと思います。

リスニングの問題を解き、ディクテーションをして、単語を覚え、音読を20回
して、英作文を解いて、解答の「これを英語で言えますか」を覚え、コラムを
読んで、巻末の単語のリストで最終チェックするという流れになっています。

さらにCDが2種類の速さ(160wpmと180wpm)になっています。その
使い方については各ページに指示があるとおりです。

もし皆さんの学校で採用になったら、こういう流れでやるんだなと覚えてお
いてくださいね。リスニングは得点源です。頑張ってくださいね。

 


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