マーク・ピーターセン先生との共著である『長文速読特訓ゼミ』ですけれども、
おかげさまで今日ぐらいにセンターレベル編が書店さんに並びそうです。
ありがとうございます。
センターレベル編は基礎レベル編より少しだけ難度が高いんですけれども
やることは同じでして、速読して筆者の言いたいことを掴もうという本です。
構造分析しながらでないと、気持ち悪くて文章が読めず、したがって読むの
がえらい遅いという人には是非とも手にとっていただきたいなと。
それから前作では、多くの先生方から文章が非常に良いという評価を頂戴い
たしました。ピーターセン先生の文章、凄くいいです。いや、まじで。
じっくりと読むのにも適していると思います。
それとCDが付いているので、リスニングやスピーキングの練習にもなります。
それと読む前に単語を覚えてから始めるので、語彙力も付きます。
良ければ手にってくださいね。よろしくお願いいたします。
速読に関して言えば、やはり単語の力がないと速読できません。単語に
つまりながら読んでいるようでは、難関大には入れません。
なので上にも書きましたが、文章を読む前に、出てくる単語をまずは先に
覚えてもらいます。一覧表を使って単語を覚えるところからスタートします。
そして各段落のヘッドとフットとを読んで、マクロに「筆者の言いたいこと」
を理解します。細部の構造を取ることばかりに神経を使って、文章全体で
何を言っているのかを読み取る練習ですね。
それが終わるとスキャニングを使って、各設問の該当箇所を探す練習です。
全部終わったらCDを使って、音読を20回します。
本のいたるところで様々な指示をしていますので、我流に進めるのではなく、
指示通りに読み進めていただければと思っております。
速読は目を速く動かしながら読むわけではありません。方法がありますので
それを体得してもらえればいいなと願っています。
前作もそうでしたが、編集の荒川さんにはとてもお世話になり、ご迷惑をおか
けしました。お陰でいい本ができました。感謝しております。ありがとう。