『ユメタン』の③東大・京大レベルが増刷になったそうです。ありがとうござい
ます。感謝申し上げます。
が・・・
この本、僕は生徒たちに「北米レベル」って言ってる。
このレベルまでやってCNNなどを聞いてもらったら、たぶんほとんど理解でき
ると思うし、ハーバード大とか狙うなら、これをやってくれと言ってるのです。
実際、本の名前は東大・京大レベルってことにしてあるけど、ここまで難しい
のは受験ではほとんど問われない。
無論、自分の語彙として持っておくと、表現が豊かになるのは言うまでもない。
自分の生徒たちには、東大や京大レベルで英語力をストップしてほしくないの
で、やってもらいたいなとは思うが、受験だけならむしろ『ユメタン』②までをしっ
かりとやったほうがいい。②までちゃんとやればどの大学も大丈夫。
その点では英語に対して意識の高い人が③をやればいい。
こういう言葉でも知っておきたい人がやればいいのです。
日本人でもそう。僕はことわざが好きで詳しいねんけど、例えば「頂く物は夏も
小袖」という言葉がある。知っていますか?
これはたぶん受験には出ないかもしれぬ。
しかし要らないプレゼントを人から貰ったときに「まぁ昔っから頂く物は夏も小袖
なんて言うし、取っておくかな」なんて感じで使えれば、表現が豊かになる。
単語や諺、フレーズの勉強ってのは、こうやって自分の表現を豊かにするため
にやるのだ。とすれば、受験に必要ないから単語を覚えないってのは不毛だ。
・・・と思って、この「東大・京大レベル」を作ったんですね。
でもまさか「北米レベル」なんてネーミングにするわけにいかず、アルクの方々
の勧めにしたがって「東大・京大レベル」にしたのです。
その『ユメタン』東大・京大レベルが増刷になったのは、とても嬉しく思います。
勉強を頑張っている皆さん、何より単語の力をどんどん付けましょう。単語力が
付くにしたがって英語力全体がどんどん伸びていきます。