先日の高校サッカー全国大会で準優勝に輝いた京都府立久御山高等学校
の生徒たちです。改めまして、準優勝おめでとう!
それとH先生にお聞きしているけど、『ユメタン』もかなり頑張ってるらしいね。
素晴らしい。文武両道と簡単に言うが、まさに「行うは難し」やと思います。
全員が1回で合格するというのは、うちの生徒たちでもほとんどありません。
これからも頑張ってください。写真を送ってくださって、ありがとうございました!
さて、センター試験が終わりました。うちの生徒たちも午後から登校し、自己採
点の結果をPCに入力しては帰っていきました。お疲れさまでした。
英語だけ担当の先生に教えてもらったのですが、平均点はだいたい180点と
いうことですから、高3生は頑張ったんやなと思っています。
野球部の生徒たち何人かに聞きましたが、できた人もいればそうでない人もい
るのは当然で、ただ「こけた」と言ってる人も表情が明るかったので良しとしよう。
次は40日ほどあきますが、いよいよ2月25日26日に入試本番があります。
センターの持ち点が高い人は安心せず、低い人は逆転を信じて頑張るしかない。
以前の卒業生(現在は東大生)がこういうことを言っていました。
東大模試のA判定って、最後まで必死に闘ったら合格するでっていう意味やった
んですね。前期で落ちた時に目が覚めました。
彼は秋の東大模試でいずれもA判定で、センター試験も90%以上をクリアしてい
たので、前期合格は確実だと思われていました。
本人はセンター試験の後にグラウンドに来ては、後輩たちにノック等していました。
我々も「気分転換になるならいいかな」と油断していたかもしれません。
ところが不合格!
後期で合格したのですが、報告に来てくれた際に、僕に「後輩に伝えてほしい」と
残してくれたのが上の言葉でした。
良かった人は安心せずに頑張る。悪かった人は逆転すべく頑張る。
いずれも済んでしまったことは忘れて、今できることに全力を尽くす!ということに
結局は変わりないということですね。
今日のブログのタイトルは莫妄想です。これ、禅の言葉でしてね。「まくもうぞう」
と読みます。
肉体や心の欲望、未来への不安、過去への執着など、我々の心を曇らせる最大
の原因が妄想であり、そんなことは考えずに今できることを一所懸命にやろうぜと
いう意味で、唐代の無業禅師は「莫妄想」と唱えたということです。
受験生も、今こそこの「莫妄想」の姿勢で入学試験本番に向かいましょうね。