KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2011年2月23日

kimutatsu

ほんま、マジで感謝しています

Posted on: 2011年2月23日(水) 21:26

 

 

 

 

 

 

 

 

これ、凄くないですか。京都の大垣書店烏丸三条店さんで展開していただい
ているキムタツ堂書店の様子なんですけどね。担当の方の熱意がわかる。

先般、西山先生が送ってくれた大垣書店イオンモール京都店さんの写真です
けれども、改めて酒井社長が送ってくださいました。それがこれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ、ホンマにすげぇ!出版業界の方が見られたら、本当にびっくりされると思
うのですが、いかがでしょう?僕はバク転しそうなぐらいびっくりしました。

普通、書店の学参コーナーは「駿台文庫」とか「Z会」とか「河合出版」とか、出
版社別になっているところが多いですよね。

ある著者が書いた英語の勉強法が書かれた本(もちろん『ユメ勉』のことです
が)の最後に書かれた「お勧め参考書」に基づいて作られた書店の棚ってあま
り見たことがないように思うのですが・・・

だって書棚の数とかスペースって限られてますから、伊達や酔狂で「キムタツ
フェアやります」なんて言ってられないはずなのです。

しかもこの棚、出版関係者以外はあんまり意識したことないと思うけど、なんと
キムタツ堂書店の棚が2本ありますよね。1本の半分でも凄いのに、2本??

棚2つ分、まるまる使ってくださってる。えーーー!考えられない!(涙)

毎日ものすごい数の本が書店さんには届けられるわけで、それらも置かないと
いけない。つまり本を書店さんに置いて頂けるだけでも凄いことなのです。

ありがたいですねぇ、ホンマにマジで感謝しています。本当にありがたい。

大垣書店さん、ありがとうございます。心から感謝するとともに、これからも頑張
っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

最初にリスニング本を出したとき、売れるなんて全く思ってなかったから、アルク
の嵯峨さんと「リュックに入れて1冊ずつ北海道から売りながら歩きましょうよ」と
言っていたのですよ。

今ではコーナーまで作って頂けて、本当に感無量です。だけど「リュックに入れ
て1冊ずつ売って歩きましょう」という初心だけは忘れずに、誰よりも腰を低くして
頑張っていこうと思っています。

よし、頑張るで。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

君子必慎其独也

Posted on: 2011年2月23日(水) 18:00

 

 

 

 

 

 

私なんかは生徒たちが可愛いので、甘やかすのではなく鍛えてやろうとして
都会の坊ちゃんたちには少々厳しいかなと思うことも言うのですね。

奈良の田舎で育った私は、授業中にシンナーを吸っている級友(この場合の
級友は、けして友達という意味ではなく、話しはしないがまぁまぁクラスメート
という程度の付き合い)の姿に慣れていたので、神戸に来てから「おぉ!なん
と上品な生徒たちなんだろ」とびっくりしたものです。

これは決して灘の生徒たちに限ったことではなく、総じて都会の進学校の生徒
たちというのは、概ね上品なお子たちが多いような気がします。

この場合の上品というのは、生真面目という意味ではない。言いたいことは
きっぱりと言うが、相手を見て「こりゃ言えんな」と思ったら引く。その引く際の
判断がスマート兼クレバーなのである。

逆に「こいつは言える」と思ったら、攻める、いじる、変にいらう。攻め、良ぉし!
いじるのもいらうのも良ぉし!楽しんで学生生活を送りたまえ。

言うまでもなく双方ともに楽しんでいる場合はまったく問題ない。問題はやな、
片方が強くて片方が劇的に弱い場合であろう。

その場合は「嫌がってるのに続けた」ことがあれば、場合によってはイジメ認
定となり、指導することになる。弱い奴をいじめる奴は許さん。
 

 

 

 

 

 

 

ところがあまり度が過ぎると最近ではすぐにイジメ認定されてしまうことまで
彼らは知っているものだから、ネットを利用することになったりする。

ネットは匿名で書けるので、陰に隠れている気持ちになるのであろうな。

ところが書き込んだ相手が大幅に傷ついた場合、例えば私が名指しの批判を
見て大いに傷つき、仕事に出ていけないような事態になった場合、当然のこと
ながら、それを書いた人は「陰に隠れて」いられなくなる。

私の場合、自分の弁護士に連絡を取り、サイトの名前とURLを伝えたうえで
然るべき措置を断固としてとってもらうことになるだろう。

ところが子どもの場合、大人がちゃんとネットの使い方や、実は陰に隠れてい
るわけでもなんでもないんやでということを教えてやらないと、てっきり完全な
匿名だと思い込んで友達を傷つけ続けることになりかねん。

ネットってのは怖い。警察の方々と話す機会も多いのだが、新聞に登場して
いる以上に、軽い気持ちで書き込みをした結果、匿名が匿名ではなかったこ
とを知ることになった人たちがたくさんいらっしゃるとのこと。

子どもたちよ、否、大人も含め、ツマランことはやめよう。面と向かって言おう。
でないと何の解決にもならぬ。何も前進しない。

本来ネットは非常に便利なツールで、例えば英語でも無料でかなりのレベル
まで勉強することができるのです。

ところが上に書いた理由で、学校によってはネットを禁止しているところもある
と聞きます。非常に残念なことです。

人間ってのは悲しい。ひとりひとりはみな優しいのに、集団になったり陰に隠
れたりすると、急に獣になったりする。

戦うなら卑怯なことはしないで、顔と名前を出して戦おうよ。それならまったく
問題ない。それなら問題も解決に向かう可能性が高い。

わかり合えないことも多いけど、それでも結構わかり合えるもんよ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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