KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2011年5月

kimutatsu

前に立つ人間こそ努力が必要!

Posted on: 2011年5月8日(日) 23:27

 

 

 

 

 

 
群馬の吹割の滝を見に行った帰りに寄ったのですが、この団子が美味くてさ。
思わず「うまっ!」っていう声が出てしもたわ。それぐらい美味かった。

今から晩飯っていうときに。だから太るんやけどね。美味いものはしょうがない。

 

 

 

 

 

 

 

 
 
TK(チームキムタツ)関東支部が勉強会をしたのですが、40名もの先生方が
参加されたと。今日び、セミナーでもなかなか集まらないんやけどなぁ。

今週末は大阪でセミナー。140名の先生方がいらっしゃいます。

月末はTK関西支部が大阪で勉強会をすると。文法の授業について、或いは
国公立大の二次試験を使った授業実践と、中2生徒に検定教科書をつかった
授業実践を行うということなので、僕も行けたら行こうと思う。

大学の先生方や予備校の講師の方々もそれなりに勉強して、そして発表され
る機会をもっておられるが、実際に現場に立っている先生方こそが胸を張って
こうして発表されるというのは凄くいいことだ。

「教授」という肩書きも、「人気講師」という後光も、それこそ「有名校教員」とい
う後ろ盾もなにもない普通の先生方が発表されるからこそいいのだ。

かく言う僕も灘校の教員という肩書きが外れる日が来たとしても、それでもちゃ
んと話を聞いてもらえる実践と理論とを日々培わねばなるまい。

頑張るで。\( `ロ´)/

明日から授業。明日はGWに宿題に出していた啓林館の『リスニングボックス①』
のディクテーションを授業中にチェックする。やってきてなかったら廊下で立ってれ
ばよろし。ヤル気もないのに授業に参加したって意味がない。

 

 

 

 

 

 
よく「ヤル気はあるんですが、勉強が手につかなくて」という人がいるけれども、
残念ながらそういうのを「ヤル気がない」と言うのだ。

ヤル気がある人は勉強が手につくのだ。甘えるんじゃない。

ヤル気のある人ってのは、やることがたくさんあって、だからこそいっぱい時間が
必要で、なのに24時間しか時間がないから困り果てているのだ。

しかも人間ってのは残念ながら頑張れば頑張るほど乳酸がたまってきて疲れて
しまったり、どうしても眠くてたまらんこともあるので、困り果てるのだ。

ヤル気があるのに手に付かないなんて、あり得んのだよ。

TKのヤル気に満ち溢れていて、僕でさえも「こいつら、うざいぐらい熱いな」と思え
る若い20歳代や30歳代の先生方がどんどん前に出てきたらいいなと思う。

そしてそういう先生方に感化されたさらに若い高校生や中学生が、ヤル気をアップ
させて、自分の夢やミッションの完遂に向けて頑張れればいいなと願う。

そうすればきっとこの国はたまらなく魅力的な国になるやろう。今みたいな政治家
人材難国家なんて状態ではなくなるやろう。

ヤル気のある人間を育てるために、前に立つ人間こそがわかったような顔をして人
に語るくせに自分はフットワークが重い評論家になるのではなく、どんどん新しいこ
とを採用して、自分の成長につなげる努力を怠らないことだ。

かく言う僕も理論先行の評論家ではなく、希望と悩みを抱える現場人として、教育
に関わっていければいいなと思ってるし、そのために、僕自身が努力しなければな
らないのは言うまでもなかろ。

現場に立つ人間こそ、自分磨きの努力が必要。そして自分なりの理論を育てようと
する姿勢および勉強が大事なのだと信じているのです。

 


kimutatsu

Good Job!!!

Posted on: 2011年5月7日(土) 11:06

 

 

 

 

 

 

 

 

月曜日の授業は宿題にしていたリスニングのディクテーションシートの提出、
および『ユメタン』のUnit1の後半50フレーズの確認テストがある。

で、そういえばと思って、一括採用すると送られてくるテスト自動作成システ
ム、通称テストメーカーなるものをいっぺん使こたろと思って、取り出してみた。

それが上の画像ですが・・・

田島くん!これ、めっちゃ使いやすいやん!かなりのGOOD JOB!!!

なんや、今までセコセコと自分でタイピングしてたわ。あほらし。これええなぁ。
使いこなしてる人はさらに編集したりとかしてるんやろうけど、私はそのまま
プリントアウトした。おぉ、美しい。これ、使えるわ。

これで追試のときもあっという間に作れる。というか、追試にかかる奴、出な
いほうがいいのはいいねんけど。

恐るべし、テストメーカー。

ちなみに桐原書店のテストメーカーももらったのですが、使い方がわからず、
担当者も全く来なくなったので、誰にも聞けず、宝の持ち腐れ状態。

生徒に聞いたほうが早い気がするけど、まぁいいや。とりあえず『ユメタン』
に関しては、あっという間に確認テストが作れるようになりました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

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お勧めの本をご紹介

Posted on: 2011年5月7日(土) 4:01

 

 

 

 

 

 

今年は読んだ本をここに書いていこうと言いながら、全く書けてへんやないか
というお叱りの声もなく、でも書いてないという事実は私のハートに重く重くの
しかかっているのだ。いや、本当に。

なんで書いてないかというと、結構あれは好評で、僕が読んでここに書いた本
がアマゾンの順位が高くなるらしく、それはそれでいいねんけど、やっぱり本を
探して読むというのが好きな僕としては、それでいいのか?と思ったりな。

というわけで、読んだ本でこれはよかったなというのだけ、ここにちょこちょこと
紹介していこう。全部書く必要もなかろ。

● 『陰翳礼讃』 谷崎潤一郎
 関西は今のところ計画停電とは無縁やけど、日本ってのはそもそも夜が明る
 過ぎるんやないかと思うこともあって、読み返してみた。陰翳論だけではなく
 懶惰について、恋愛及び色情について、旅について等、谷崎の視点を楽しめ
 る一冊。お勧め。

●『プリズンホテル春・夏・秋・冬』 浅田次郎
 春だけでも読んでみ。残りの3冊も読みたくなる。読書の習慣のない人たちは
 この本を読むと浅田先生の本をもっと読みたくなるのではないか。

●『人間について』 司馬遼太郎・山村雄一
 対談なんやけどね。司馬先生と医師である山村先生の視点が面白い。ただ、
 言いよどんでる部分も全て書き出してあるので、少し読みにくいけど。

●『神様からひと言』 荻原浩
 「おぎわらひろし」先生ね。「はぎわら」じゃないよ。長編小説ではあるけど、こ
 れは一気に読めるよ。この人の文章は、浅田先生の『プリズンホテル』なみに
 面白くて、また仕事や人生について考えさせてくれる。

●『木』 幸田文
 昨日も書いたけど、幸田先生の日本語は美しい。こういう文章に触れるとどう
 も自分の服の汚れが気になってしまう。草木に興味のない人でも、心の琴線
 に触れるところがある。是非読んでほしいな。

●『侍』 遠藤周作
 キリスト教が迫害されていたときに、ひとりの侍が宣教師とともに海を渡った。
 その侍はキリシタンだったわけではなく、日本の発展のためにお上から命令
 されて、致し方なく船に乗ったんやけど、そのためにそれまで育った谷あいの
 村とは全く違う「海外」を目にすることになるし、そのために悲哀を経験するこ
 とにもなる。当時のキリシタンの悲哀云々より、人間の心の深みを感じてほし
 いな。人間ってのは悲しく、だからこそ美しくもある。

というわけで、今日はこの6冊・・・というか9冊です。どれもお勧めなんやけど
読書の習慣のない人は『プリズンホテル』から、読書大好きな人は『陰翳礼讃』
か『木』、『侍』あたりからいってくだされ。

軽い小説が好きな人は『プリズンホテル』と『神様からひと言』がお勧めやけど
エッセイが好きな人は『陰翳礼讃』と『木』をどうぞ。

3時半に目が覚めたので、仕事します。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

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これからの趣味は

Posted on: 2011年5月6日(金) 16:02

 

 

 

 

 

 

先般、共愛学園さんで講演その他を行った前日、B社小森さんが群馬の滝を
見せてくれるというので、吉野先生や野本先生、B社の方々と行ってきた。

美しいものを見ると心が洗われるという言い方があるけど、洗われるというより
むしろ圧倒された。ナイアガラの滝みたいな(って見たことないけど)感じの滝
で、四方から流れ落ちていく。

言うまでもなくサイズはナイアガラに負けてるんやろうけど、少なくとも心に与え
る迫力は、「この吹割の滝は東洋のナイアガラと呼ばれてる」と言われても、な
るほどと頷くに値するものだ。

 

 

 

 

 

 

落ちたら確実に一巻の終わり。でも誤って落ちる人もいらっしゃるらしくってさ。
そこかしこに警備の方々が拡声器を持って立ってはるんです。

周囲の風景も美しいのに、上を向いて歩いてると足元が危なくて、何度か他
の先生方に「危ないですよ」と声をかけられた。木々が美しくてさ。

  

 

 

 

 

 

ちょうど上村先生に頂戴した幸田文の『木』を読み終えたところだったこともあっ
て、滝も美しくて心を奪われてたんやけど、木も見たくて。

あ、幸田文の『木』、読書慣れしてる人なら読めると思う。エッセイなので、難し
い表現などはまったくない。文章がとても美しい。木に興味がなくても、幸田文
の心の動きと木に対する造詣、そして日本語の美しさを味わってほしい。

それはそれとして・・・

共愛さんで吉野先生や生徒たちが撮影した写真を見てたんやけど、この子たち
の楽しそうな表情が思い出されてねぇ。講演中もずっと笑ってた。

 

 

 

 

 

 

昨日も大阪の、ある私立中高から講演の依頼を受けて快諾したんやけど、たま
にこうして遠くの学校に行って、先生方や生徒たちと触れ合う前やあるいは後に
その土地を旅して目を楽しませるのも一興やなと思ったりしています。

最近は鹿児島、広島でものんびりさせていただいたし、夏休みは札幌、熊本、長
崎に行くことになっているので、あちこちでTown Watchingを楽しみたい。

あ、その前にロンドンがあるか。

 

 

 

 

 

 

先般、浅田次郎先生のエッセイを読んでいて、旅をしながら原稿を書く作家にあ
こがれていたという記述があって、僕も膝を叩いたんやけど、僕も日本中あちこち
行っているように見えて、実際には旅そのものを楽しむ時間がないのが現状。

東京ではこっそりと浅草に行ったりするけど、それ以外はということになると結局
新宿や渋谷の飲み屋街ということになっちまうのですな、これが。

あちこち旅ができていいですねと言われ、確かにそうなんやけど、旅というのは、
やはり非日常な体験なはずで、だけど僕の「旅」は日常の拡張でしかない。

ま、仕事やからしょうがないけど。

それに現代人は忙しいから余計に仕事や勉強中心になるが、時として行方不明
になって、携帯電話の電源を落として、そして自分の知らないところを見てまわる
のもいいのではないかと思う。

というわけで、これからの趣味は「旅」と「行方不明」にしよう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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今日は滝川との練習試合でした

Posted on: 2011年5月5日(木) 22:02

 

 

 

 

 

 

今日は本校VS滝川の練習試合が行われ、2戦して1勝1敗でした。合宿の
成果なのか?いつもより動きがよかった気がするなぁ。

   

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

  
 

 

 

 

 

  

  
今年の新入生はまだ5名しか入部してなくって。~( ̄▽ ̄~)(~ ̄▽ ̄)~
このままで行くと再来年のチームは非常にまずいことになっちまう。

あまり中学から塾とか行かないでグラウンドで汗を流しましょうや。ここんとこ
野球部の連中の東大合格率は異常なほど高いぞ。どんどん入りなさい!

それはそれとして、今の中3生たちと野球をやるのもあと2ヶ月。やっとここに
きていい感じになってるので寂しい気もするが、有終の美を飾れるように、練
習に打ち込んでもらおう。

応援、よろしくお願いいたします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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夢実現の手伝いをしようかと

Posted on: 2011年5月5日(木) 18:46

 

 

 

 

 

 

文化祭の後片付けも終わりました。2日目も英語ディベートのジャッジを依頼
されたので、結構喜んで出かけていきました。

灘中学校の入試教科に英語を加えるべきである。是か非か。

これが論題でした。ハーバード大に進む生徒や京大医に進んだOB,なぜか
灘校生ではないネイティブの高校生も混じってのディベートでした。

かなり速く英語を話す生徒もいて、リスニングが大変でしたが、なんとかつつ
がなくジャッジをさせてもらいました。

翌日、依頼してくれた井上君からお礼のメールが届きましたが、こういう気遣
いのできる生徒は素晴らしいな。受験での健闘をも期待したい。

先般、『夢をかなえるリスニング(基礎トレ編)』の紹介をしましたが、思った以
上に反響があって、「いつ出るのか」とか「大人用は出ないのか」など、質問の
メールを多数頂戴しました。

アルクの木下さんによると遅くとも6月6日から始まる週には学校にお届けでき
るということです。大人用や書店売りは予定がありませんが、リクエストがあれ
ばアルクさんも考えるのではないでしょうか。

今は依頼のあった数研さんと大和書房さんの本を暇があれば書いております。
それはまたこちらでご紹介できるのではないかと思っています。

今年は僕の弟子な方々に本を出させたくてですね。いよいよ企画書が2つ通り
ましたので、彼らの支援をしたいと思っています。最初は共著からね。

全国に「自分も本を出したい!」という方がいらっしゃるので、そういった人たち
の夢の実現を、これからの人生では後押しできればいいなと思っています。

そうなると多少厳しいことをも言わねばならないので、便宜的にではありますが、
とりあえず「弟子登録」してもらって、その人たちを厳しく鍛えたいなと。

そして谷底から這い上がってきた人たちが本を出せるというシステムにすれば、
その先生の作問能力も自動的にアップするし、一石何鳥にもなる。

というわけで、僕は僕で相変わらず頑張ります。が、ご縁のあった先生方にも、
同じように物書きとして頑張ってもらおうと思っているのです。

数年後には、TK(チームキムタツ)シリーズとして、多くの学校の先生方による
著作が書店さんに並んでいることと思われます。楽しみですねぇ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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夢をかなえるリスニング(ゼロ)

Posted on: 2011年5月4日(水) 7:36

 

 

 

 

 

 

 

 

『ユメタン』ゼロに合わせて表紙を黄色にした『夢を叶えるリスニング』ゼロの
表紙画像です。今日、アルクのあおいちゃんから送られてきました。

シャドーイングって何?
オーバーラッピングってどうやるの?

という人のために、それらを実演したCDを付けてみました(笑)。いろいろ考え
まっしゃろ? 紙面だけではわからない部分があると思って。

実際にシャドーイングやオーバーラッピングを、紙面だけでなく、CDのなかで
こういうふうにやるのですと説明し、実際にやって見せ(聞かせ)て、ではあな
たもやってみましょう!という感じのトレーニングになっています。

残念ながら書店では売っていないので、学校で採用になったらCDをつかって
そういったリスニングの基礎トレをやってみてくださいね。

よろしくお願いします。

 


kimutatsu

今日と明日は文化祭です

Posted on: 2011年5月2日(月) 15:13

 

 

 

 

 

 

今日と明日は第65回灘校文化祭です。今日は平日なのでお客さんは少な
かったようですが、明日はかなり多くなりそうな予感が。

っていうか、例年どおりやと、まっすぐ歩くことさえできなくなる予感が。

僕は職員室にいてのんびりするのですが、今回は高3の井上君が「英語の
ディベートを行うのでジャッジをしてほしい」と言ってきたので快諾。

ディベートには興味はあるけど、ジャッジをしたことはなかったので緊張して
いたのですが、高2-3の教室にいくと、なんとジャッジは僕だけということ。

あれ? 普通は奇数人数のジャッジがいるのではないか?

とも思ったのですが、平静を装って着席。いや、かなり喋れるなぁ、こいつら。
かなり速いし、説得力あるし。英語のリスニングを楽しみながら、初ディベート
を聞いて、最後にジャッジをさせてもらった。

明日もジャッジをお願いしますということなので、論題を出させていただいた。

明日は内田樹先生がいらして講演されるのですが、10時からなので、僕は
たぶん聞けないなぁ。講演の時間にはきっとディベートの会場にいる。

というわけで、明日は祝日なのでたくさんの方々にご来校いただければいい
なと思っています。どうぞお越しください。車を止める場所はないので、どうぞ
宜しくお願いします。JR住吉駅か阪神魚崎駅が最寄り駅です。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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