KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2011年8月14日

kimutatsu

じっくりと考えることこそ

Posted on: 2011年8月14日(日) 11:39

 

 

 

 

 

 

智辯学園、智辯和歌山、英明、静岡、九州国大付、習志野、明徳義塾・・・
知り合いが働いている学校が登場すると応援するのは人情というものでねぇ。

今日は朝から英明を応援していたのですが、残念ながら惜敗してしまった。

17日の教師塾に英明の先生がいらっしゃるので声をかけよう。

『文藝』という雑誌に綿矢りささんのインタビューが載っていて、読みふけってた
んやけど、執筆はだいたい毎日3~4時間とのこと。

たぶん・・・いやわからんけど、でもたぶん・・・

僕の場合は乗ってるとき、編集者が乗せてくれるとき、誰かが乗せてくれるとき、
相当切羽詰ってるときなどは15時間以上書いてる。

学校があるときは夜しかできないので、それでも3~4時間。

ただし本を書くというのは、今みたいに構想がある程度しっかりしていて、あとは
書くだけという「作業段階」に入ると速いんやけど、構想を練る段階は遅々として
進まずに、ひたすらメモを目の前にしてうなってる・・・か、寿司屋で飲んでる。

教員という仕事はクリエイティブなものだから、ボケっとする時間は絶対に必要で
それは物書きという仕事にも、言うまでもなく当てはまるのです。

だからね、僕と一緒にいる人たち、突然ボケっとし始めたら放っておいてくれ給え。
どうしたんですか?など、優しい声をかけることも要らぬ。考えさせてほしいのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
よく教員がボケっとしてると「生徒のために働け」とか何とか、トンチンカンなことを
のたまう人がいるが、動き続けてると教員ってのはいい仕事などできませんのや。

自転車操業な教員は忙し過ぎるから逆にクリエイティブにはなれぬ。それは大学の
教員も高校の教員も中学の教員も同じや。

なぜ自転車操業やといい仕事ができないか。

じっくり考えることができないからだ。じっくり何を考えるのかというと、現在の自分
をじっくりと見つめて、今やってる方法でいいのか、もっといい方法はないのか、今
のやり方で生徒たちは伸びるのか・・・など、じーーーーっくりと考える必要がある。

考えてはメモを取り、それを見てはまた考え・・・を繰り返すから前進できるのだな。

ところが世間の教員の大半はやたらめったら忙しいものだから、これができず、気
が付いたときには以前使っていた古いノートを持って古いやり方を続けている人が
多い。同じメッセージを「ブレない」という文言のもと、発し続けてるケースもある。

もちろんうまくいってる場合は問題ないけど。

でも決して上手くいっているわけではないのに変えない人が多いのではないか。

なぜ前の方法を使うかというと、それには2つ理由がある。1つは変えるためには、
今の自分をじっくりと見つめなおす必要がある。その余裕がないからだ、ええい!
しょうがない!今のままでいくか!となる。

2つ目の理由は、そのほうが楽だから。僕も59回生のときのやり方で66回生を教
えると異常なほど楽だ。ノートもそのままでいいし。何もかも楽できる。

でもそれでは伸びる子は伸びるが、僕が伸ばしてやれなかった部分はまた失敗す
ることになる。ここでは具体的に書かないけど。

僕は幸いにして「忙しいでしょ?」なんて言われるわりに時間がたっぷりあるほうな
ので、よくじっくりと考える。それと人に連絡を取ったり本を読んだりする。

だからセミナーなどでお伝えしている様々な方法を思いついたりする。だから他の
かなり忙しい先生方に「こういう方法もあるよ」とお教えできる。

セミナーってのは自分の頭の中を伝授するわけだから、企業のセミナーのように数
万円するのは当然だと思うけど、教員は薄給なので、僕のセミナーは無料か安価。

ちなみにこれは原田先生を意識しているからで、先日大阪の藤井先生が原田先生
の教師塾で僕のことを話題に出してくれたらしくて、感激した。

17・18・20日の教師塾とセミナー(東京→広島)は全て満席ということなので、僕
がじっくりと考えたメソッドを余すところなくお伝えしたいと思っている。

それをどう取り入れるかは先生方の自由だし、それをどうカスタマイズするかはそれ
ぞれの先生方の手腕、スキルにかかってる。

先生方の創意工夫に期待しつつ、セミナー準備を粛々と進めております。

本来的には教員がみんなもっと余裕を持ってじっくりと考え、僕みたいな超進学校
の教員だけじゃなくて、いろんな学校で働く教員も含めて発表しあうセミナーこそが
もっとも役に立つセミナーなんじゃないか。

みんな忙しすぎる。俺たちは「教える」こと以上に「考える」ことが仕事なのに。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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