なんか以前から医者との会話とかタクシー運転手さんとの会話などをアップする
につけやたら好評なので、今回は九州のある先生との電話での会話を。
本人が特定されるとちょっとどうかという内容なので、とりあえずその先生の名前
の頭文字をとってH先生としよう。
23時ぐらいに電話が。(Kは木村)
H: こんばんは。なんか夜中にすみません。Hです。
K: あぁ・・・どうしたの?
H: あの・・・なんかですね、そうだ、先般は大変失礼致しました。
K: いいよいいよ。人生なんて失敗してナンボって遠藤先生も言うとる。で?
H: はい・・・
K: で、なに?
H: あの・・・どうしてもですね・・・声が聞きたくてですね・・・電話しました。
K: え?あぁ・・・それで、その後どう?
H: 生徒たちはまぁまぁ頑張っていましてね。リスニングを頑張らせようかと。
K: リスニングもいいけど、単語をちゃんとやらないと伸びないよ。
H: ええ、そうですね。まぁ、試行錯誤しながらですね。
K: で・・・あのぉ・・・そうだ、同僚の先生とはどうなの、うまくやってる?
H: それがまぁ、もしかしたらこの学校もう辞めるので・・・
K: そうなんだ。まぁ、それもいいかもしれんね。
その学校に講演に行かせて頂いたこともあって、学校のことなどいろいろ話す。
同僚の先生とちょっともめたことなど。
K: あまり気にするようなこともでないよ。元気だしな。
H: ありがとうございます。
K: えー・・・(沈黙)
H: ・・・(何も言わない)
K: そ、そうだ、十督が12月に俺の独り勉強会と忘年会をやるって言うてたからさ。
H: あ、いつですか。
K: いや、十督に聞いてみて。俺もまだ知らない。おいでよ。
H: え、私、行ってもいいんですか。
K: 当たり前やん。他の九州の連中も大喜びするから、また楽しくやろうぜ!
H: 嬉しいですぅ。ありがとうございますぅ。
(少し喋っては沈黙。また少し喋っては沈黙・・・が続いたあと)
K: あのさ、ところで・・・この電話なんやけど。
H: ええ。
K: もう遅い時間やから言うわけじゃなくて、用事って何かなぁ。
H: えっとですね。だから・・・声が聞きたくてですね・・・
K: あのさ、こういうことを言うと何やけど・・・それってちょっとさ。
H: はい。
K: やっぱまずいんじゃないの?
H: そう・・・でしょうか。どうしても声が聞きたくてですね。
K: うん、やっぱりさ。
H: はい。
K: なんだかんだ言うてもさ。
H: はい、はっきりと言ってください。
K: いや、だから俺たちさ。
H: ええ。
K: ふたりとも男じゃない?
H: ゲイみたいですよね。でもなんか今日は元気がなくってですねぇ!
K: いや、だからってあんた。
H: いやぁ!先生、元気っすか?
K: げんきーげんかぁーげんきすと!の3つ目の前にmuchを付けたいぐらいな。
H: おぉ、そりゃよかった!じゃあ今度は用事を適当に作って電話します。
K: もうええって。それより仕事がんばれよ。
このH先生は痛風なのにビール飲んでひっくり返るわ、カラオケボックスのトイレ
の床で爆睡するわ、まぁ豪快な九州男児なのです。
周囲にこういう面白い先生方がいらっしゃって、とても刺激的な毎日を過ごして
おります。H先生、電話をありがとうございました。