グァムに行ってきた酒井社長から写真が送られてきました。娘さんが砂浜に書
いてくれた「キムタツ」が嬉しいなぁ。ありがとうね。
センター試験が近づいてきましたね。受験生はセンター試験と二次試験の勉強
比率をどうするかと考えるかもしれませんが、センター試験で点数が取れないと
入試を受験する機会さえ失いかねないので、センターに絞るべきでしょう。
たまに間違えている人がいますが、センター試験は入試ではありません。
言うなれば資格試験みたいなものです。センターを受ければ入試を受ける資格
が与えられると考えればいいのです。
合否はセンター試験と入試との合計点数で決まりますので、センター試験での
持ち点が多いほうが有利だということになります。
センター試験が本当の意味での資格試験になるのも近いと思うのですが、今は
まだ点数が多いほうが有利です。資格試験になると、状況が変わります。
例えば650点というラインを設け、それをクリアすれば700点も900点も全く同
じという形になりますので、そのラインを余裕でクリアできる生徒は二次試験の
勉強に没頭できるわけです。
つまり今のように合算で合否が決まるのではなく、二次試験の点数のみで決ま
ることになりますから、勉強しやすいですし、理系の人がやたらと歴史を勉強し
なければならないとか、そういうことはなくなります。
逆に650点をクリアできなければ、一切の入試を受験する資格を失うと。
まだあと数年はかかりそうですね。資格試験になったほうがいいと思うなぁ。
その代わり、今のセンター試験みたいに英国数が200点で、理社が1科目とか
じゃなくて、資格試験にするならば、僕らの頃のように理社も2科目ずつになる。
でないと、選択する科目以外の授業はサボる生徒が出てくるから。
いずれにしても今のセンター試験のシステムはあまりよくありません。
あんな程度の試験で点数が取れれば合格するという国公立大学が大半なので
すから、大学生の学力が激落ちするのも当然だと思うんです。
お隣の国では若い人たちにどんどん勉強してもらって、国力を上げないとヤバ
イ!って感じでシステムを再構成しているのです。
日本は教育に関して言えばのんびりしていますね。
高1高2レベルのセンター試験で高得点=国公立大合格みたいな現システム
はただちに止めて、各国公立大学が独自に優秀な生徒を集めるようにしたほう
が、大学側にとってもいいし、生徒のほうにしても勉強しやすいはずです。
文部科学省の皆さん、というかエライ人たち、資格試験化に向けて動いておら
れるのは知ってるけど、1年でも早くしてほしいなぁと願っています。
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございます。
やっと期末考査の採点が終わりそうです。英Aの平均は70点程でした。