KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2011年12月

kimutatsu

我欲再考入試制度

Posted on: 2011年12月14日(水) 13:31

 

 

 

 

 

 

 

 

グァムに行ってきた酒井社長から写真が送られてきました。娘さんが砂浜に書
いてくれた「キムタツ」が嬉しいなぁ。ありがとうね。

センター試験が近づいてきましたね。受験生はセンター試験と二次試験の勉強
比率をどうするかと考えるかもしれませんが、センター試験で点数が取れないと
入試を受験する機会さえ失いかねないので、センターに絞るべきでしょう。

たまに間違えている人がいますが、センター試験は入試ではありません。

言うなれば資格試験みたいなものです。センターを受ければ入試を受ける資格
が与えられると考えればいいのです。

合否はセンター試験と入試との合計点数で決まりますので、センター試験での
持ち点が多いほうが有利だということになります。

センター試験が本当の意味での資格試験になるのも近いと思うのですが、今は
まだ点数が多いほうが有利です。資格試験になると、状況が変わります。

例えば650点というラインを設け、それをクリアすれば700点も900点も全く同
じという形になりますので、そのラインを余裕でクリアできる生徒は二次試験の
勉強に没頭できるわけです。

つまり今のように合算で合否が決まるのではなく、二次試験の点数のみで決ま
ることになりますから、勉強しやすいですし、理系の人がやたらと歴史を勉強し
なければならないとか、そういうことはなくなります。

逆に650点をクリアできなければ、一切の入試を受験する資格を失うと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
まだあと数年はかかりそうですね。資格試験になったほうがいいと思うなぁ。

その代わり、今のセンター試験みたいに英国数が200点で、理社が1科目とか
じゃなくて、資格試験にするならば、僕らの頃のように理社も2科目ずつになる。
でないと、選択する科目以外の授業はサボる生徒が出てくるから。

いずれにしても今のセンター試験のシステムはあまりよくありません。

あんな程度の試験で点数が取れれば合格するという国公立大学が大半なので
すから、大学生の学力が激落ちするのも当然だと思うんです。

お隣の国では若い人たちにどんどん勉強してもらって、国力を上げないとヤバ
イ!って感じでシステムを再構成しているのです。

日本は教育に関して言えばのんびりしていますね。

高1高2レベルのセンター試験で高得点=国公立大合格みたいな現システム
はただちに止めて、各国公立大学が独自に優秀な生徒を集めるようにしたほう
が、大学側にとってもいいし、生徒のほうにしても勉強しやすいはずです。

文部科学省の皆さん、というかエライ人たち、資格試験化に向けて動いておら
れるのは知ってるけど、1年でも早くしてほしいなぁと願っています。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございます。
やっと期末考査の採点が終わりそうです。英Aの平均は70点程でした。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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嬉しい手紙

Posted on: 2011年12月13日(火) 22:02

 

 

 

 

 

 

浅草寺はすっかり正月化粧が施されておりました。仲見世通りでは正月を意識
したものが多く売られていたし、アメ横もそうでした。

今年も良い年でした。本当に。

あと2週間ちょっとで年男になります。来年もまた多くの方々に支えて頂きつつ、
また次の夢に向かって頑張れる自分であればいいなと思います。

岩田高校の成松先生から送っていただいた僕の講演のDVDに、先生からの手
紙がついていました。一部を抜粋します。

******************

私はもうかれこれ10回近く見ました。

うちの息子も「父さん、キムタツ先生の話は何回聞いても面白いなあ」

と申しております。

将来、息子をチームキムタツのメンバーに入れるのが

親としての願いです。

******************

あぁ、なんて素敵な父子なんだろうと思いました。高校生ぐらいになると父親がど
うも疎ましく、嫌いではないくせに、近くにいることを避ける傾向にあるのに。

また息子に親の希望を押し付けるのではなく、木の上から見守る、「親」って漢字
どおりの成松先生の想いを感じて、心が暖かくなりました。

こういう父子ってのはいいですね。

それと個人的にですが、「キムタツ先生の話は何回聞いても面白いなあ」って(笑)
部分がとっても嬉しくてですね。噺家の木村としましては自信になります。

ありがとう。ありがとう。

来年もまたこういった前向きで暖かい方々に支えていただきながら、また自分のお
役に立てることでお返しをしていければいいなと思っています。

とはいえ、まだ2週間ちょっと残っております。今年の有終の美を飾るべく努力して
いこうと思っています。
 

今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
週末のリブロ池袋店さんでは、文法の勉強法について一般の方向けにセミナーを
させていただきます。もしお時間がございましたら、ご参加ください。
リブロさんのHPではトークショーって書いてある・・・ショーじゃないから 笑)

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

覚えるべきことを覚えよう!

Posted on: 2011年12月13日(火) 13:21

 

 

 

 

 

 

京都府立久御山高校の東先生から送っていただいた写真です。『ユメタン①』に
入ったその日に撮影したということで、生徒諸君には頑張ってもらいたいなと。

よく高3になったから長文演習しようとか、英作文をしないととか、そういう時期と
学習内容とをリンクさせるケースが伝統的にありますけれども。

それは文部省→文部科学省が提示する指導要領に沿うとそうならざるを得ない。
だから高3だからリーディングの教科書をしようってことになるんやけど。

だけど単語を覚えてない人が長文演習したって、まったく意味がありません。

いくらセンター試験の過去問を解いたって成績は上がらない。覚えるべきことをま
ず覚えてしまったあとで演習をするなら意味はあるけど。

そんなわけで単語(と文法)に関しては、何よりもどんどん覚えていきましょう。

ぶっちゃけ、単語力が思い切りある人ならば、それほど読書(リーディング)の
演習をしなくても、初見で読める文章は、受験レベルならいっぱいあります。

そりゃもちろんいっぱい演習(多読)したほうがいいのは間違いないけど。

逆に、いくら読書(リーディング)演習をしても、覚えようとしない学習者が全く
伸びないことになってしまうのは、日本語に置き換えればわかることです。

漢字もことわざも熟語も何も知らない外国人が、浅田次郎先生の本をひたすら
読んでも意味がないし、日本語力はまったく付かないことになります。

まずは覚えること。

どんどん覚えましょう。出てきた単語や熟語などで知らないものがあれば、そ
れが入試に出ようが出よまいが、どんどん覚えるのが知識人の姿勢なのです。

「これ、出ますか?」というとる人、そんなことは先生にはわかりません。聞くな
らば大学当局に行って聞いてくだされ。返事はもらえないだろうけど。

とにかく知らないものは全て覚える。これが大事なのです。

なに??? 覚えることがありすぎて時間がない???

時間はたっぷりあります。テレビもケータイも全てぶち壊してでも、本当に夢をか
なえたいのであれば、しっかりと覚えることが大事なのです。

頑張ろう!簡単には叶わないものを叶えるから、夢を追うのは楽しいのです。

今日も僕のブログを読んでくださってありがとうございました。
今週末は池袋のリブロさんで、サイン会を行います。よろしくお願いいたします。

 


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最近読んだ本をご紹介

Posted on: 2011年12月12日(月) 17:15

 

 

 

 

 

 

最近読んだ本を書いとこう。って本当はもっと読んでるけど、これはどうかなぁと
思った本は書かないでおきます。

読後感ってのは人によって違うので、本来的には全部書いたほうがいいし、僕
がツマランと思った本でも誰かにとっては良書になる可能性もないわけではない。

だけど全部書いてるとかなりの冊数になるので、そこは容赦してほしいなと。

①『夕映え天使』 浅田次郎
 この人の短篇ってのは泣かせる系が多いんやけど、この本も例外ではない。
 『鉄道員』同様に、人生の喜怒哀楽を心に沁み入らせたい人は必読です。

②『ひとは情熱がなければ生きていけない』 浅田次郎
 この人のエッセイってのは、本当にあの小説を書いてるのと同一人物なのか
 と思わせるぐらい痛快な江戸っ子口調なのですが、『勇気凛凛ルリの色』シリ
 ーズもその例外ではありません。エッセイ好きな人はどうぞ。

③『活動写真の女』 浅田次郎
 本当は写真の字が旧字体なのですが、僕のPCでは出せない。幽霊の女に
 恋をする京大生の話です。あぁ、しかし男も女も恋をするとこうなるんだなぁと
 おっさんは身悶えながら読みました。後悔するかもしれないのに、自分の心に
 正直に生きようとするのは、素敵なことなのでしょうが。

④『天国までの百マイル』 浅田次郎
 灘の生徒たちに推薦しました。もしかしたらここでもすでに紹介したかもしれん。
 医者になりたいなと思ってる人には是非とも読んでもらいたい。

⑤『シェエラザード』 浅田次郎
 昨年、『永遠のゼロ』を読んだときに感じたのと同じ感動を味わった。この本もま
 た戦争を背景にしているんですけど、時間の軸を戦時中と現代の両方に置いて
 いるという点では『日輪の遺産』に近いかもしれません。是非とも読んでほしい。
 いや、本当に感動した。この中では一番にお勧めします。

⑥『解夏』 さだまさし
 さださんのファンならば、彼の小説が彼の歌の歌詞とほぼ同じ構成になっている
 という点で、とても安定感があることに気が付くだろうと思うんです。浅田先生の
 小説に比べると(当然ながら)余計な文が散見されることもあるけど、それでもさだ
 さんは小説家としても一流と言わざるを得ません。彼の『眉山』もお勧め。

小説好きな木村なので今回は評論がないのですが、お勧めの6冊をご紹介しました。
最近は週に3冊ぐらいしか読めないので、数が少なくてごめんなさい。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

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講演を聞きなおして

Posted on: 2011年12月12日(月) 14:41

 

 

 

 

 

 

授業をやるときに、たまにICレコーダーで録音して聞いてみると、いかに自分の
授業が退屈で下手でリズム感のないものかがわかりますねん。

そういえば最近は講演を録音してないなぁと思って、秋に行った仙台セミナー
以後はずっと録音し続けているのです。

仙台での啓林館さんのセミナー
名古屋でのアルクさんの英語授業力向上セミナー
岩田高校さんでの生徒向け講演
岩田高校さんでの保護者向け講演
東京での独り勉強会

こういったものをICレコーダーに録音して聞いてみると、ここはこういうふうに持っ
ていったほうがよかったな、ここは自分でも上手いな、ここは少し間をあけたらも
っと良かったのにな・・・というような復習ができます。

復習することで、さらに話し方が向上していきますので、ICプレーヤーは僕にと
ってはNECESSITIESの1つとなっています。

そんな折、岩田高校さんの保護者向けの講演をDVDに焼いて送ってくださった。

DVDになると視覚的に捉えることもできます。

同じ位置にずっと立っていたり、動いていても白熊みたいに同じリズムの同じ動
きであったりすると、聞いているほうは飽きてしまいます。

意外とそういうところで差が出るものですから、DVDを撮ってくれた池辺先生と
送ってくださった成松先生には感謝しています。

なんでも勉強ですわ。勉強法にせい、モチベーションアップの方法にせい、内容
的には問題がなくても、伝え方が下手やと伝わらんですからね。

教員や講師は噺家ですから、上手い人の話術を盗んで、自分もどんどん上手く
なっていきたいなと思っています。

眠い授業がありますねぇ。あれは寝る生徒を教員が怒ったりしますが、教員の
ほうには問題がないのか考えてみることも必要やと思っています。

ちなみに・・・

講演、録音したものをCDに焼いてくれというリクエストが多くなりそうですが、時
間的にも手間的にも大変なことになりそうなので、それは堪忍してください。

ただ、ICレコーダーは常に持ち歩いているので、聞きたい人はその折にどうぞ。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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時間と仕事量の切り分けについて

Posted on: 2011年12月10日(土) 3:21

 

 

 

 

 

 

 
やるべきことが目の前にあって、それがどうもでっかくて手に負えなさそうな時、
無理かなと思いながらも、それを分解してできそうな単位に切り分けができれば。

否、少なくとも「切り分けよう」と考えることができるかどうかがポイントでして。

どうしてこんなにもたくさんの仕事ができるのですかと聞かれることしばし。

上手く答えられないけど、自分で言うのも変やけど、切り分ける能力があるよう
な気がする・・・というよりも、切り分けようとすると楽観的になれるというか。

ここの部分に心底から(←ここポイント)気が付けば、時間のなさよりむしろ、で
きないと言い訳してる自分の心根の弱さのほうがよっぽど問題なんやなぁ。

明日の僕の独り勉強会 in TOKYOに安河内哲也先生と柴原智幸先生が来て
くれはるらしい。それ以外にも70名の方々がいらっしゃる。

みんな忙しい。大事なのはできそうな単位に切り分けようとする姿勢と、自分の
心根の弱さに勝とうとする気持ちやと、自信を持って言えるなぁ。

時間はみんな平等やからな。 
 
 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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様々な教育改革

Posted on: 2011年12月7日(水) 1:17

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなわけで採点も進まず、じっとPCの画面を見つめながら・・・ある教材を作
成しとるんですがな。まぁ、逃避と言えば逃避やな。

高1の授業における自分の収穫が2つありまして。

1つはリスニングの授業をしっかりすると、単語力、文法力、読解力(特に速読
力)が驚くほど付いてくるもんなんやなぁと気付いたこと。

もう1つは英語ってのは、ここからここまでが文法、ここからここまでが読解なん
て感じで授業をやっていると、英語があまり伸びないんやなぁということに、これ
また気付いたこと。

とは言うても、多くの学校で授業を4:2とか4:3とかに分けて、複数の教員が
担当してることが多いので、いくら連絡を密にしても結構難しいはずだ。

橋下市長が何かと改革しようとしてるけど、僕が橋下さんに助言をするならば、
ひとりの生徒を複数の教員で持つのを禁止して、完全責任制にすればいいと
思うんやけどな。

それに短い年数で異動させようとしてるみたいやけど、あれって逆効果になる
はずだ。高2→高3→高1→高2で異動・・・では教員が育たん。

校務分掌ではなく、「教科を教える」ということに責任を持たせて、どんなレベル
の生徒であってもちゃんと伸ばせるように、教員が頑張るべきではないかと。

教育改革って簡単に言うけど、もっと現場でちゃんと頑張ってる先生方の声を
反映させないと、識者ってことで現場を離れて数年も経つような大学の先生を
ブレーンに置いてピーチクパーチクやっても、絶対に良い改革はできまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
授業力向上セミナーをアルクさんがやってくれていて、そこでは各教科の指導
法について僕らが出ていって話すことが多いんやけどね。

それ以前に「伝える力」がない人が教員をやってる場合、指導法以前にやるべ
きことがたくさんある。だって英語や数学を伝える前に、肝心の「伝え方」が下手
なんやから、そりゃ生徒は寝る。

英語教師塾でも僕が指摘するのはほとんどがそういう部分だ。

不要な「えー」が多い。「あのぉ」や「だから」が多い。例示するわけでもないのに
口ぐせのように「例えば」を多用したり「けっこう」が多い。ニワトリか?

大事なことってのは教育システムやカリキュラム以外にもいっぱいあって、それ
をもっとちゃんと考えていかないと、教室って活性化しないんやないかなぁ・・・
と、高校時代に劣等生だった僕は考えてるのです。

いろんな改革があっていい。

組織が考える改革は、教育的効果と教員の資質向上について考えて頂きたい
ところではあるが、教員の個人レベルでの改革という観点で考えることだって、
かなり求められている部分ではないやろうかね。

例えば僕の周囲で「授業が上手いな、この人は」と思う人ってのは、英語の教
え方もさることながら、話し方や伝え方、空気の作り方が上手い。

水口さんと佐藤君は上手い。西山君と丸山君は教師塾で叩かれながら、とても
上手くなった。他にも上手い人たちはいる。

逆に英語はよくお出来になるんだろうになぁ・・・という人もいらっしゃる。

話し方、伝え方だけで英語力が大したことないというのでは困るが、その逆だっ
てかなり困るよね、生徒たち。

いろんな「教育改革」があっていい。土曜日の東京での独演会では、授業力向
上のための「伝え方のスキルアップ」についても話ができればいいなと。

教科をどう教えるかより、まず「教える」「伝える」ということができないと話になり
ませんわな。だからそういう話も含め、学校の実績をどう上げていくのかという話
をさせてもらおうと思ってるのです。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

忘却~だからメモれって言うてるのに

Posted on: 2011年12月6日(火) 16:42

 

 

 

 

 

 

 

 

 
期末考査の英語Aが終了!採点せんとあかん。採点したら冬休み。頑張れ、俺。

しもた。

冬休みの宿題にする長文の問題集を本屋さんに注文するの忘れてたがな。

明日注文しよ。

最後の授業(答案返却日)は16日か。その日に配布できんかったら、生徒らに
渡せる日がないなぁ。

なんでもメモを取れ!って生徒らにうるさく言うてる割りにシクった。メモ帳に「宿
題注文のこと」なんて普通は書かないから忘れてた。

間に合えばいいなぁ。とりあえず明日忘れないようにしないと。

長文問題集およびCD。CDの使い方がわからん奴がいるから、それをプリントに
書いて配布したほうがいいんやろうな。「復習時に使え」だけじゃわからんわな。

具体的に書いて配布してやろう。しかしそういうのって出版社が作ったほうがいい
と思うんやけどなぁ。CDを採用したはいいけど、使い方がわからん人、多そう。

受験生はセンター試験まで残り1ヶ月ちょっとになりましたな。最後まで頑張れ。

センター試験で点数が低いと2次もへったくれもないんやから、今は必死のパッ
チでがんばれよ。

ある高2生徒が『東大英語リスニングBASIC』を買ってくれたらしい。お前たちは
再来年のセンター受験まで1年と1ヶ月やな。これまた頑張ろうぜ。

高1は基礎をしっかりと作っておこう。そうすれば高2秋や高3の4月から始めても
充分間に合う。問題は基礎の作り具合や。実はそこで決まる。

どの生徒たちも頑張れ。

俺は採点を頑張る。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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Moving about~朝日新聞を読んで

Posted on: 2011年12月6日(火) 0:52

 

 

 

 

 

 

 
なにかやって動いている人を見て、急に評論家ぶる人がよくいらっしゃるんだけ
ど、そんな人に限って「なら、お前やってみろ」と言うとできない。

頭はいいらしいのに、世間的に見るとそういうのはプライドが高いだけに性質が
悪い。他人の意見を尊重しながら自分の意見を堂々と述べるスキルもない。

学歴社会でトップを走っていたかどうかなんて、何の意味もない。

人生で重要なのは、自分が何を成し遂げていくかであって、そのためにはリス
クだの経験だの時期だのと言うとらんと、動くことです。

そして社会の一員として、他人をリスペクトしながら夢を叶えようとすることだ。

PCの前に座っていると、なんとなく仕事をしているような気になるのが現代人の
悪い癖というか、錯覚というか。

結局、人生の達人はみんなフットワークが軽いものだ。理由をつけて動かない
のでは、いくら卓越した理論を持っていたってゴミにしかならない。

僕に関して言えば来年は年男やし、今年以上に動いてやろう。ひとつ、大きい
夢があるので、それに向かっていよいよ始動してみよう。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

勉強会 in succession

Posted on: 2011年12月6日(火) 0:11

 

 

 

 

 

 

12月26日に大阪の金蘭会中学・高校さんでチームキムタツの先生方対象に
勉強会を行うことになった(らしい)。今回は僕が講師ということになった。

何をしようかなと思っていたところに、三重の寿和先生からメール。

長文などの設問の作り方、模試や定期考査などの作問の仕方、あるいは授業
中の例文の作り方などをやってもらえれば嬉しいということやったので、そういう
内容にしようと。そしてMLに流した。

テスティングというとなんか大げさやけど、この15年間ほど様々な模試や教材
や本を作成してきた経験を生かして、テストの作り方を高1~3年レベルの様々
な文章を使って解説しようかと。

そして実際に先生方にも作ってもらいながら進めていこうと思っている。はやい
話が、英語教師塾の作問バージョンにしようかなと。

それから例えば文法の授業などで、例文を板書することってあると思うんやが、
その例文の作り方をも解説して、これも実際に先生方に作っていただきながら
進めればいいかなと。例文作るのってコツ1つで上手くなるからね。

手元にある文法問題集を開くと・・・

If I were you, I (   ) not do such a thing.

ってあるんよね。これって「解なし」ってのが正解なんじゃないかと思うけどなぁ。
だってこれだけの情報でwouldを入れさせようなんて、あり得ないよなぁ。

英語は言語なんだ。ってことは、簡単な例文であっても英作文用の日本文であ
っても、背後には必ず誰かの心がある。

それを考えないような例文じゃ、生徒が勉強したくなくなるのも当然やな。

という感じで、実際に先生方に例文をいっぱい作ってもらって、それを添削とい
うか、チェックしながら例文づくりの達人になってもらえればいいな。

12月26日、年も押しせまったときによぉやるわ。幹事の西山先生、お疲れ様。
それと場所を提供してくださった金蘭会さん、ほんまにありがとうございます。

関心のある方はどうぞお越し下さいませ。

 
(追記)12月23日には博多で独り勉強会を行います。それは西南の十督
     先生が幹事をやってくれてるけど、みんな熱心やなぁ。この週末の
     東京の独り勉強会は70名もいらっしゃるらしい。
     博多と東京のは西大和時代を思いだして、学校としての実績の出し
     方や教員の力の付け方みたいな話をやります。お楽しみに。
 
 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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