KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2012年3月23日

kimutatsu

一所懸命に単語を覚えること

Posted on: 2012年3月23日(金) 10:43

 

 

       

     

      

    

    

    

NHKで参院予算委の様子を見ていたのですが、マイクの前で喋っている首相
とか岡田さんの言っている内容はともかくとして、野党のヤジ、何とかならん?

ヤジっている人に「いまヤジったの誰ですか」って、もし首相が聞いたら答えて
くれるんかなぁ? それとも顔の見えない人が叫んでるのかなぁ?

小学生の学級会でもこんなヤジを飛ばす奴はおらん。

民主党ももうちょっと頑張ってほしいなとは思うけど、こういうのを見てると野党
もやっぱりダメだなと思わざるを得ませんね。

橋下さんの党に期待する人が多くて既成政党は脅威に感じてるらしいけれど、
それはこういった場面を見ていると、少なくとも今の野党ではダメだなという気
持ちになるのは間違いないところなんではないでしょうかねぇ。

 

 

 

 

   

        

  
昨日、電車の中で一所懸命に単語を覚えている女の子を見たのですが、じっと
目で見ているのを見て、大丈夫かなぁと思いながら見ていました。

たぶん英語のプロが同じく電車の中で覚えるとすれば、口を動かして小さい声
ででも発声しながら覚えるはずです。

例えば次の単語を覚えてください。

 infirmary 保健室
 epicenter 震源地
 expel ~を追放する
 torso 胴
 shaggy 毛がくしゃくしゃの

これを覚えるときに、発音やアクセント、イントネーションなどを知らないで、なん
となくこういう発音なんじゃないの?と思いながら覚えるのは危険です。

目だけで覚えると、どうしてもそういう姿勢になりがちで、一見すると楽で近道な
感じがするかもしれませんが、逆効果になります。

単語を覚える目的は、「英語が得意になること」です。

でも目で見て覚えてばかりいると、英語が得意にならない可能性が高いのです。
我々は単語を覚える際に、必ず声を出します。プロで声を出さない人ってたぶん
ひとりもいらっしゃらないと思います。

電子辞書の音声機能とか、本についているCDを必ず使って、どういう音なのか
を絶対にチェックします。だから僕の授業では、電子辞書を使っているのです。

これは何と発音するのだろうと思ったら、どんなときでも音を出して良いと生徒た
ちには指示をしています。僕の解説中であっても、ボリュームを絞って「音声」と
いうボタンを押して、電子辞書を耳に当てている生徒が結構います。

音を聞いて、自分で真似て発音し、意味を確認しながら何度も発音しているうち
に、その単語が頭にこびりついてきます。それが大事なのです。

1時間経って、さっき覚えた単語を思い出そうとしてみてください。

すっと出てこなければ覚えたものが消えているのです。悔しい思いがしますけれ
どもしょうがありません。もう一度声を出します。何度も声を出しましょう。

そうすると脳がこう考えます。

「この単語ってもしかするとめっちゃ大事なんちゃうか?この単語を覚えておかな
ければ、この人の生き死にに関わるぐらい大事なんちゃうんか?」

脳にそう思わせることが大事なんだそうです。サバイバルに関する情報を、脳は一
番覚えようとするからです。

そのためには目だけで覚えるのではなく、体中を使って一所懸命に覚えようとす
ることが大事です。手を使う、声を使う、もちろんその声は聞こえますので耳を使
うことにもなります。

そのうち「だまされた」脳は、その単語を忘れようとはしてくれません。

名前や住所、保護者の名前などと同じように、刷り込まれてしまうのです。

そういう単語ってありますね。dog、sky、pencilなどがそうです。上に書いた5
つの単語が覚えられなくて、dogは忘れないのはどうしてでしょうか。

それは脳に刷り込まれているか否かの違いです。刷り込むためには目だけで
覚えてはいけません。体全体を使って覚えることです。

だからね、CDが必要なのです。CDの音声を真似ること。それが何より基本で、
それをスタートラインにして単語学習をしていくことが重要なのです。

 
今日も僕のブログに来て下さってありがとうございました。
「使える」単語を増やして、どんどん英語を話しましょう!

 


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