KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2012年4月12日

kimutatsu

リスニングの学習手順

Posted on: 2012年4月12日(木) 23:33

 

 

 

 

 

 

 

 

啓林館のオモロイ前田部長からメールを頂戴し、この本がドえらい売れているとの
ことでした。使ってくれてる人たち、そして先生方、ありがとうございます。

この本を使ってくれている生徒諸君に連絡があります。

この本のCDね、かなり速いと思うんです。たぶん同じような感じの他社の本と比べ
たら、たぶん一番速いぐらいではないかと。

その意味ではセンター試験に最も近いのではないかと思うんです。だからちゃんと
やれば、確実にリスニング力が付くんです。自信を持って取り組んでほしい。

ただし、ちゃんとやれば。

以下にその「ちゃんと」の手順を書いておくので、よく読んでいただき、今後の勉強に
活かしてほしいな。よろしくお願いします。

ちなみにこれは上のセンターリスニングだけでなく、アルクの『夢リス』でも同じなので、
そちらを使ってる人たちも参考にしていただきたい。

 1.放送を聞いた後、正解を記入する。(要するに問題を解く)
 2.ある程度(90%以上)正確に聞けた人は解答を見て下さい。
   そしてすぐに解答冊子を閉じて、下の9番に飛んでください。
 3.聞けなかった人は答えだけチラ見して、答え合わせをした
   あとに、解答冊子を閉じて、何度も何度も聞いてください。
   10回でも20回でも聞いてもらいたいものです。
 4.ある程度聞けるようになったら、下の9番に移りましょう。
 5.ある程度も聞けないという悲しい人は、心配しなくていいので
   しょうがないから解答冊子を開いて、英文を見てしまいましょう。
 6.そのうえで、知らなかった単語や熟語などを覚えてしまいます。
 7.そしてどうしてこの英語がこういう和訳になるのかを精読します。
 8.精読が終わったら、解答冊子を閉じて下さい。
 9.さて、ディクテーションを始めて下さい。何度もCDを止めながら
   裏面のディクテーションシートにどんどん書き込んでいきます。
10.これ以上はもう自分には無理というところまでやったら、解答と
   見比べて、どうして聞きとれなかったのかを分析しましょう。
11.解答冊子のディクテーションを間違った箇所に下線を引きます。
   そしてCDに合わせて音読(オーバーラッピング)しましょう。
12.できるようになったら解答冊子を閉じ、シャドーイングをします。
13.慣れてきたら、速いほうの放送のトラックを聞いてオーバーラッ
   ピングをしたりシャドーイングをしたり、音読トレーニングを楽しみ
   ましょう。どんどん力が付いてくるはずです。
14.和訳を見ながら、英語が完全に言えるところまで読み込みます。
15.和訳を見なくても、英語が完全に言えるところまで読み込みます。
16.CDと同じ速さで話せるようになったら、かなりリスニング力はアッ
   プしています。こんな感じで他の問題も同じように学習します。
17.学習した翌日かその翌日に思い出しながら、空で英文を言ってみ
   ましょう。時間に余裕があれば、白い紙に書きつけてみましょう。

というのが「ちゃんと」の学習法でしてね。

こんな感じでリスニングをやっていると、普通はリスニング力だけでなく英作文力も
ドえらいアップしてくるし、単語力や文法力がアップするのでリーディングの力だって
どんどん上がってくるのだ。

聞いて終わりではもったいない。リスニングの「ちゃんと」の学習法を面倒臭がらず、
それこそ「ちゃんと」やってほしい。

いくら正解であっても、聞きとれていなくて、ただナントナク選んだら正解やったわと
いうのでは、あまり意味がないと思うんよね。

上に書いた方法で、「ちゃんと」勉強して下さい。確実にリスニング力が付きます。

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
外務大臣がテレビで日本語で話しているのを見るとガッカリしませんか。
首相と外務大臣は、外国の人たちも確実に聞いているであろう話題の
ときだけでもいいから英語で話してほしいな。

 


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