KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2012年7月

kimutatsu

My Beloved Students

Posted on: 2012年7月26日(木) 22:26

 

 

 

 

 

 
 
(高知学芸高校で行われたワークショップです)

僕は灘の卒業生ではないから、逆に彼らを客観視できるんやないかと思ってる
んですが、灘校の生徒たちってある意味損をしてるなぁって思うことがあります。

先日、ディベート世界大会でベスト8に入った生徒たちがいます。
予選では世界3位でした。

また陸上部のM君は国際生物オリンピックで銀メダルを獲得しました。

先日の国際物理オリンピックでE君は2年連続金メダル。
同大会で銀メダルを獲得したO君はディベート世界大会のメンバーでもあります。

それからITの世界で大活躍しているC君は66回生一の有名人です。
僕もPCや携帯のことで困ったら彼にすぐに電話します。彼は僕の紹介で、なん
と本を出すことが決まりました。詳細はまた書きます。

ここに書いたのはみんな僕がいま教えている66回生の生徒たちです。

僕は確かに彼らを誇りに思っているし、彼らのことを愛しています。そして今のレ
ベルに満足することなく、もっと伸びろよと願っています。

でもね、彼らだけが凄いわけじゃない。

こういう生徒たちがいます。

普通の高校生が名前も顔も出して、原発についてメッセージを発信しています。
高校生の声を聞いてくれと、メッセージを発信しています。

これも僕の大切な66回生の生徒たちなのです。

お時間のある人は是非こちらから彼らのメッセージを聞いてやってほしい

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原発、高校生の声を聞いてほしい。

大飯原発の再稼働を始めとして、原発をどうするのかというのが今日本で
大きな話題になっています。原発推進、現状維持、廃止、どれに傾いても
この国の将来に大きく影響するのは間違いありません。

それなのに高校生の声が聞かれないのはおかしいと思いませんか?

将来、原発の事故が起こったとしても、核廃棄物を処理しなければ
いけなくなったとしても、あるいは、日本経済が停滞したとしても、
極度の節電を迫られたとしても、その影響を受けるのは高校生の世代です。
そしてなにより、高校生は利権にとらわれることもないし、
時間を自由に情報収集に使うことだってできます。

今、原発問題を考える上でこうした高校生の意見こそが重要なんだと思います。
単に反対だ、賛成だというだけでなく、高校生それぞれの強い考えを
ビデオメッセージを通して聞いてください。

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僕は「灘の生徒たちはある意味損をしてるなぁと思うことがある」と書きました。

それはこうしていろんなところへ行くと「灘校生って凄いですね」と言われるので
すが、「凄い」とか「賢い」というひと言で済まされるのは違うと思っています。

「灘の生徒たちって賢い」という言葉はとても危険です。

先天的に頭が良くって、他の子たちとは違うというニュアンスにも感じられます。

決してそうではありません。彼らは驚くほど普通の生徒たちです。

例えば17歳や18歳の頃の僕との違いがあるとすれば先天的な頭の良さでは
決してないと、僕は客観的に見て思います。

大好きなことを追求することができる。
なにより努力を継続して行うことができる。

その点で僕は生徒たちをリスペクトしています。もちろん全員そうだというわけで
はないけれども、多くの生徒たちがとっても努力家です。

頭のいい子もいます。でも大半が普通で、そして努力家タイプです。

彼らが作ったサイトを見て、高校生のメッセージを聞いて、大人である我々が何
か感じるところはたくさんあると確信しています。

もう一度貼り付けておきます。彼らの作ったサイトです。ご覧ください。

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
明日から札幌です。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

高知学芸高校さんにて

Posted on: 2012年7月25日(水) 9:13

 

 

 

 

 

 

 
高知に来ています。北岡先生に「遊びに行きますね」と葉書を出したのがきっか
けでしたが、すぐに電話を頂き、とんとん拍子に事が決まりました。

初日は高知龍馬空港から高知駅近くに移動し、いきなりかつおのたたきを食べ、
その後に高知学芸高校さんを訪問。

高知学芸高校の先生方だけでなく、土佐塾高校、土佐高校、高知追手前高校、
その他たくさんの先生方が集まっておられ、リスニングの指導法について2時間
ほど話をさせていただきました。

2日目は高知学芸高校の蒲原先生、安岡先生、北岡先生、岡上先生の授業を
見学させて頂きました。

授業の感想を聞かせてほしいというので合評会を行い、プチ英語教師塾の様相
でした。いきなり行って授業の感想を言うのはかなり気が引けましたが、皆さん、
メモを取りながら真剣に聞いてくださった。嬉しかったなぁ。

夜はもうね・・・ほんま飲んだわ(笑)

同い年の宮本先生にも本当に世話になったなぁ。

今日は昼から生徒たちの前で講演をしてほしいというので、90分ほど喋ります
けれども、生徒たちは夏休み中ということで自由参加なんだそうです。

自由参加なのに400名以上の生徒たちが集まると。

講演までまだ時間があるので、ちょっとブラブラしてこようかと思っています。

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
夜に帰宅し、明日は野球の練習に出て、明後日からしばらく札幌です。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

Beetles

Posted on: 2012年7月22日(日) 22:14

 

 

 

 

 

 

 

 

 
今日、前川先生と一緒に東灘郵便局へ。彼は荷物を植松電機の専務に送って、
僕は暑中見舞いの葉書きを130枚買い足しました。

局員さん曰く、「かもメールを100枚以上買った人にはカブトムシをプレゼントして
いるんですよ」と。

カブトムシ??? カブトムシの切手シートかなにかですか?

局員さん曰く、「いえ、カブトムシです。いろんなカブトムシがいるのですが、どうさ
れますか?」と。

生き物大好きな木村は「はい、えっと・・・カブトムシもらえるんですか?生きてる
カブトムシ?葉書きを買ったらカブトムシがもらえるってこと?」

局員さん、「はい」と返事をして奥へ引っ込んだと思うと大きい段ボールを抱えて
再び登場。確かにいろんなカブトムシがおる。

これ、もらえるんですか?と僕。

ニコニコとなぜか嬉しそうな局員さん。

この状況で「要りません」と言える人とは僕は友達にはなりたくない。

というわけで、沖縄久米島カブトムシというやつをツガイで貰って帰りましたがな。
郵便局、かもメール、カブトムシという組み合わせがどうもおかしくて、職員室でも
かなり話題になっておりました。

ペットショップで飼育ケース、マット、えさ、止まり木を買ってきました。

たまにこういうことがあると人生楽しいね。カブトムシが家族に加わりましたの巻。

 
今日も僕のブログにおいでくださってありがとうございました。
明日から高知に居ります。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

意味習得語彙と音声習得語彙

Posted on: 2012年7月21日(土) 23:39

 

 

 

 

 

 

 
『ユメタン①』を使ってくださってる先生から、フレーズをなかなか覚えてくれない
というメールを頂戴して、少し考えております。

フレーズを覚えるってのはつまり英作文やスピーキング力アップに直結するので
そこを刺激してやることが大事なのかなぁと思っています。

ちなみに僕は『ユメタン②』のフレーズと『ユメジュク』のフレーズを2学期にやりま
すけれども、それと同時に英作文の指導を本格化させるつもりです。

特に『ユメジュク』のフレーズを覚えることで、英作文の力が段違いに上がります。

大事なことは、それを覚えることによってどういう良いことが待っているのかという
部分を生徒たちに手に取るように教えてあげることですね。

単語だけ目で見て覚えていてもなかなか使えるようにはなりません。

どうしてCDを使わねばならないのか、CDを使わないことによってどういう不利益
が待っているのか、どうしてフレーズをしっかり覚えねばならないのか・・・

そういうことをしっかりと指導してあげることが大事だと思うし、そのためには採用
した教材に、教員みずからがトライしてみることが重要だと思っています。

というわけで、僕も再度『ユメジュク』のフレーズを暗唱する予定です。

で、その前に・・・

『ユメタン②』と『ユメジュク』のフレーズをリスニングで使おうと思っておりまして、
夏のセミナーではそのやり方についても説明することにしています。
 

 

 

 

 

 

 

 
単語を覚えることに関して言えば、意味習得語彙と音声習得語彙とに分けること
ができます。

単語を見て意味が言えるレベルが前者、音まで知っているのが後者。

音の場合は自分でその音が正確に出せるというレベルまで要求されます。

ただ聞いているだけではリスニング力はあがらないし、聞き流すだけではリスニ
ング力はあがらないのです。

自分がその音を出せるかどうかがものすごく大きいポイントです。

灘の他教科の先生からも「音を自分で発音できないとリスニングなんかでけへん
のちゃうん?」と先週言われました。英語科の先生じゃなくても、誰でも考えれば
わかるということです。

つまりリスニング力を伸ばすには、音声習得語彙を増やさねばならないということ
になります。

だからCDが必要なのです。目で見てるだけではリスニングに要求される単語力を
身につけることができないのです。

で、そういうことがわかるようになるためには、教員が(自分は受験生時代に仮に
目で見て単語を覚えていたとしても)CDを使って単語を覚えたら、なんと驚異的に
単語が頭に残るか、又、リスニングできるようになるかを体得することが大事です。

僕はまだまだ英語力も大したことないし、リスニング力とスピーキング力をアップさ
せたいので、生徒たちと一緒に『ユメタン②』と『ユメジュク』のフレーズを頑張って
覚えようと思っています。

そうすることによって、僕自身の英語力が格段にアップするし、生徒たちに対する
メッセージの発信力もアップするんやないかと期待しています。

彼らに負けないよう楽しんで頑張ります。彼らは大学受験があるので、ある意味う
らやましいです。大人には受験がないので、自分を律して頑張ります。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
内田先生と一緒に写ってる写真を見て「痩せたなぁ!」というメールを
たくさん頂いております。はい、かなり筋肉質になりました。

 


kimutatsu

邂逅

Posted on: 2012年7月19日(木) 20:36

 

 

 

 

 

 

 
内田樹先生と対談しました。2時間、あっという間でした。おそろしく刺激的な体
験となりました。内田先生のツイッターでも「楽しかった」とあり、嬉しかったなぁ。

こういう嬉しいことの積み重ねがあるから生きていけるのが人生やなぁ。

対談に関してはアルク発行の『英語の先生応援マガジン』に掲載されます。

内田先生と本を一緒に・・・という話も出ました。大感激です。教育に関する話や、
語学に関する話で盛り上がりましたが、2時間ではあっという間すぎたので、もし
本になるならば更に何回かお邪魔して対談を重ねなければなりません。

そうなれば本という形の現出にとどまらず、うちなる僕の涵養と爆発にもきっとつな
がることになるでしょう。

そうなればいいな。

内田先生と、企画してくれたアルクの皆さんに心から感謝しております。

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
28日・29日の北海道セミナーの資料を作っております。楽しい。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

内田樹先生と茂木健一郎先生と

Posted on: 2012年7月17日(火) 22:00

 

 

 

 

 

 

 
大学の先生が高校の教員よりエライなんてこれっぽっちも思わないし、大学の
先生方の講演に参加しては「???」と思ってばかりいるんやけど・・・

明日、内田樹先生と対談する木村は少々緊張しています。

本を持っていってサインをもらお。

それから9月にアルクで行われるセミナーでは茂木先生と一緒にやりますねん。
すでにアルクのHPのイベントページで募集が始まってると思うけど。

茂木先生にお逢いしていろいろ話ができるのは嬉しい。

なんというても『ユメタン』を作るきっかけになったのが茂木先生の本やったので。

そうか、こうしたら記憶に定着するんやなと思って作ったのです。だから『ユメタン』
の定着率の高さは、僕よりもむしろ茂木先生のおかげかもしれません。

で、その茂木先生と一緒にセミナーをします。9月17日やったかな。
詳細はアルクのHPをご覧くださいませ。もう申し込んだ先生もおられるらしいけど。

お申し込みはこちらから宜しくお願いします。

というわけで明日は内田先生と対談です。灘校の近くにお住まいなので学校帰り
に歩いて先生のご自宅まで行って対談します。

楽しみです。

が、緊張しとります。

 
今日も僕のブログにおこしくださいましてありがとうございました。
やっと採点が終わりました。なかなかよくできてるなぁ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

Road to English Master!!!

Posted on: 2012年7月16日(月) 22:20

 

 

 

 

 

 

 
今日も武庫川沿いを3キロ走ってきました。午前中に野球部の練習に行き、ちょ
くちょく職員室に戻って採点をし、またグラウンドへ行って練習に加わり。

帰宅して採点をし、夕方涼しくなってきたので河川敷まで走っていき、欽ちゃん走
りよりぎこちない走り方で3キロ走りました。

体重はだいたい58~59キロを推移していまして、なかなかいい感じです。

新チームはまだ投手と捕手以外は守備位置も決めていません。これからですわ。

1年生も含めてどれだけキャッチボールができるかを今日はチェックしましたけども、
中1でも使えそうなのが3~4人いるなぁ。

夏の練習試合が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
英語ディベート大会に参加していた生徒たちが帰国し、明日学校に来るそうです。
うち1人は今度は国際物理オリンピックの参加のため、すでにエストニアに旅立ち
ました。頑張ってきてほしいなと願っています。

またうちの学年の生徒が国際生物オリンピックで銀メダルを獲得してきました。

今日ちょっと話したのですが、「英語が使えた」ということで、写真も見せて貰いま
した。参加者と一緒の写真、とてもいい表情で写っていました。

また8月下旬に、うちの学年の何人かがアメリカに旅行に行くそうです。

どうしてこういうことができるのか。
逆にできない人はどうしてできないのか。

これを考えるとやはり英語が障壁になっているかどうかが大きいと思うんですね。

英語が障壁になっている人は「ちょっとアメリカ行こうかな」とは思わない。日本国
内しか動けない。病気になったりしたら不安ですしね。

英語が障壁になっていない人は活躍の舞台が世界になる。

別に日本だけでええねんという人はそれでもいいと僕は思う。英語ができなくても
そこそこやっていければええんやという人を全く否定するものではありません。

せやけど英語ができれば気楽に海外に行けます。生徒たちだけで行けますねん。
これってとても快感やと思うんですよね。

せっかく夏休みやし、アメリカとか行かへん?
おぉ、ええな。1週間ぐらいぶらっとホテルも何も決めずに行こか。

まるで近くの温泉に行くような感覚でアメリカに行ける。その程度に英語ができる。
それって生きていくうえでの快感やと思うんです。

自分は釣りができる。
自分は料理が上手にできる。
自分は野球がうまい。

こういうのももちろんいい。でも「自分は英語ができる」は舞台を世界に置いた快
感を経験できるという点で、とても素敵やないかと思います。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
物理オリンピックに行った連中や生物オリンピックに行ってきたM君、アメリカに
旅行する生徒たちは、それぞれ物理や生物などができます。

そしてそれらを英語で他の国の人たちに解説できます。そして友達ができます。
英語ができるのは当たり前で、それを前提にして物理や生物などができます。

彼らは中1の最初から教科書の音読と暗唱に、中2の途中から『ユメタン』を使っ
て音声を重視した単語とフレーズの暗記に、それぞれ務めてきました。

『ユメタン①』は6巡も7巡も繰り返しました。CDを何度かけたかわかりません。

今ではかなりのレベルまで英語が話せるし、したがって聞けます。

まだやっていないことがあります。それは二学期からやる『ユメジュク』ですねん。
それをクリアすれば、彼らの英語力は最強のものになると確信しています。

今は特に動詞部分がまだ単語を使って表現していると思うので、『ユメジュク』を
使って使用頻度の高いイディオムを覚えていってもらいます。

そして僕が使っている教材をプリントにして、ちょっとしたフレーズも覚えてもらおう。
(What are you driving at? お前、何が言いたいねん?などです)

そうすれば最強の英語の達人たちができあがります。

今からワクワクしています。中1からついてきてくれた彼らの活躍に期待しています。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
そう考えると英語ってのはホント、単なるツールですね。
道具なのですから、使えないと何の意味もありません。

 


kimutatsu

授業後9時間以内

Posted on: 2012年7月15日(日) 9:10

 

 

 

 

 

 

 

 

 
定期考査なんて英語にとっては不毛なんやけどなぁと僕。

いやまぁそう言わずに採点してくださいよと前川先生。

職員室での会話です。

英語って毎日授業があって、こっちとしては授業が終わってから9時間以内に今
やった授業の復習をやれと生徒たちには命じてありますねん。

エビングハウスっていうドイツの心理学者によると、記憶のメカニズムってのは次
のようになっているらしい。

意味のない適当なつづりの単語をいくつか覚えました。pakthとかyfdoiとか。

20分後には、42%を忘却し、58%を覚えていました。
1時間後には、56%を忘却し、44%を覚えていました。
1日後には、74%を忘却し、26%を覚えていました。
1週間後には、77%を忘却し、23%を覚えていました。
1ヶ月後、には79%を忘却し、21%を覚えていました。

勝負となるのは覚えてから最初の1時間らしい。ここでもう一度それを覚え直すと
相当な確率で記憶に定着すると。

さらに9時間以内に覚え直すことによって、1ヶ月経ってもかなり覚えているという
ことらしいのですね。

だから生徒たちには「1時間以内ってのは現実的ではないけど、9時間以内なら、
1時間目の授業であっても18時までにノートを見返して単語とか文法の知識を覚
え直すことができる。復習は授業から9時間以内に!」と言うてあります。

ということはですな。

授業から1ヶ月も1ヶ月半もあとにある定期考査前に復習したところで、そんなも
ん、テストのためだけに勉強しているのであって、本当の意味での「勉強」と言え
るんやろうか?

ということになると、僕は思っています。

一時的な点数のために勉強するなんて不毛だ。

だから定期考査が終わったら、あるいは単語テストが終わったら、覚えたことを忘
れてしまうんです。

大事やな、覚えておきたいな、と思って覚えたもんじゃないと忘れてしまうわな。

だから定期考査は評価しないとダメだからやってるけど、力をつけるという意味では
それほど重要じゃない。むしろ日々の確認テストのほうがかなり重要になるわけ。

だから定期考査の段階ではもう勝負は決してしまっていて、すでに決まってる勝負
を「あなたは勝ちですね、あなたは負けましたね」と確認するためにやってるようなも
のなのです。英語に関して言えば。

英語だけじゃなく、暗記が必要な教科に関して言えば。

定期考査のために覚えたものはすぐに忘れる。それじゃあ意味ないよね。

採点してると当たり前のことじゃが、確認テストでできてる人は点数が高いし、そ
うじゃない人はやっぱり負けてる。

で、ある意味危ないのは・・・

確認テストでできていなかったのに、定期考査ではできているという人。

これは定期考査が終わると忘れてしまうというグループに分類される可能性が。
だから第二次定期考査をやりたいが、これが終わると夏休みに突入する。

なので生徒たちに願わくば、自分で定期考査の復習をやってほしいなと。

そうすれば「テストが終わったら忘れてしまう」を防ぐことができるのです。

何より定期考査の特別な復習をしているようではダメだ。授業が終わってからの
9時間が勝負なのです。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
今日中に採点を終わらせたいなと思ってるけど、無理かなぁ。

 


kimutatsu

期末考査終了

Posted on: 2012年7月14日(土) 0:27

 

 

 

 

 

 

 
採点していますが、『ユメタン②』の部分がめっちゃ出来てる。頑張ってるやんと
思いつつ、授業の復習の部分を見ると・・・

あら、こんなところにも格差社会が(´・ω・`)

おおむね勉強してる。学年の80%は頑張ってるなぁ。

残りの20%についてはやりたくなったら勉強するんじゃろ。こちらは十分な武器
を与えてあるが、本人が闘う気にならないとどうしようもないわな。

さて、採点の続きを頑張ろかな。と言いつつ、今日は審判しにいかなあかんけど。
まぁやることがよぉけあるわいな。

とは言え、やることがなくなって暇になったら人生辛くてしょうがないので、仕事が
あるってことに感謝して頑張ろう。しかし採点は好きじゃないわ。

生徒たちに「キムタツさん、警報で休校になったので採点の日程がタフになったと
思うんですけど大丈夫なんですか?」と言われたがな!

大丈夫!泥舟に乗ったつもりで待っとれ!

step by step、little by little、very slowlyではあるが頑張ってやっとるよ!

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
夏休みの予定を組んでいたのですが、日本行脚になってます。
こういう忙しさはとても嬉しい。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

禁煙したい人は

Posted on: 2012年7月12日(木) 21:37

 

 

 

 

 

 

 

 

 
この記事を読んで、笑いが止まらんわ・・・あかん、これ禁煙したいオッサンらが
おんなじことやったらオモロイやろなぁ。

******************************

【6月2日 AFP】7月1日から全面禁煙を実施するニュージーランド南部の
刑務所が、喫煙の習慣のある受刑者に対し、禁煙アイテムとして1日2本
の「にんじんスティック」を支給していると、地元紙サウスランド・タイムズ
が報じた。
同国南部インバーカーギル刑務所から流出した内部資料の内容として伝
えられたところによると、「にんじんスティック」の支給は、全面禁煙が導入
される7月1日までに受刑者に禁煙をうながすことが目的。資料には、特大
サイズのニンジンを均等に切れば、16本のスティックが取れるとの「コツ」も
記されているという。
看守組合「ニュージーランド矯正協会」の会長は、最初に聞いたときには冗
談だと思ったと述べつつ、「最善策とは思えないが、試してみる価値はある」
と同紙に語っている。
同会長は、にんじんスティックの効果について、受刑者の頭の中からタバコ
を吸いたい気持ちを追い出すことができる上、アメなどをなめるより健康的だ
と指摘。「とにかく、口の問題だ。何か口の中に入っていれば、たばこを探す
こともないだろう」と述べている。

*******************************

とにかく口の問題だ!ってのがええなぁ。わはは!めっちゃオモロいなぁ!

人参スティックを口に咥えてる人を見たら、それはきっと禁煙したい人なんやわ!
あんまり見いひんけど!

というわけで、禁煙したい社会人たちは明日スーパーへOff we go!

ちなみに僕は何年も前に禁煙しました。それまで禁煙したい禁煙したいと呪文の
ように唱えてたけど、煙草を吸いすぎて声が出なくなったときに怖くなってな。

それ以後はちっとも吸いたいと思わんようになった。

今となっては煙草はお洒落アイテムやなくなったし、むしろ親父アイテムになって
しもて、「煙草ぉ?格好わるぅ!」な感じになってるけどね。

以前みたいに煙草を吸う大学生もおらんようになってるんやろうな。

いまだに煙草を吸ってる人は人参スティックを使って禁煙しましょう!

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
23日から25日まで高知に行くことが決まりました。
帰ってきたら27日から札幌です。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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