KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2012年12月6日

kimutatsu

2学期の授業はおしまい

Posted on: 2012年12月6日(木) 18:13

 

 

 

 

 

 

 
この1ヶ月ほどのうちに嬉しいニュースがいくつか飛び込んできていまし
て。本当ははやくご紹介したんやけど、なかなか書けずにいます。

やることがたくさんあって、整理しないとあかんなぁ。

それはそうと2学期の授業が全て終わりました。あとは期末考査のみ。

最後は2005年の東大のリスニングをやらせたり『Live in New York』
を聞いて楽しんだりしました。

東大のリスニングは高2の二学期ということで、あまり期待してなかった
けど、30点満点で、満点が3人。28点が数人。20点以上が40%とい
う結果となりました。とてもいい感じの結果が出て嬉しかったです。

とは言うても、本番では満点を狙ってもらいたいので、またこれからも頑
張ってもらおうかな。リスニングの指導は今までのやり方で間違いなかっ
たことを彼らが証明してくれた。よかったよかった。

三学期はリスニングとライティングを中心に授業を行う予定です。

また頑張ってついて来てねと言うと生徒たちも嬉しそうな感じでしたけど、
一部の生徒は「あぁ、また鍛えられるのか」という様子でした。

まぁいいじゃない。力が付いてるんやから。間違いなく。

英作文はリスニングと並んで得点源なので、楽しみながらやってもらおう。
そのために二学期に『ユメブン』と『PLUS英語頻出問題』と『ユメジュク』
を頑張ってもらったんやから。

また詳細は年明けにでも書きます。今年の授業はおしまいです。

 
今日も僕のブログにおいでくださいましてありがとうございました。
受験レベルの180wpmぐらいの英語が聞けると楽しいものですね。
そして思いっ切り速いのになると聞けないと、逆に燃えるものですね。
これも生徒たちが証明してくれました。あぁ、楽しい。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

最近強く思ってること

Posted on: 2012年12月6日(木) 13:13

 

 

 

 

 

 

 
仙台セミナーでの佐藤先生の講演。この懇切丁寧な説明と物腰の柔
かさには定評がある佐藤先生は『ユメブン』を使って講演された。

 

 

 

 

 

 

 
鈴木先生の講演。山形スピークアウト方式の実践報告が中心で、生徒
たちが英語で喋る様子を動画で紹介しながら行っておられた。

 

 

 

 

 

 

  
これは仙台白百合学園の亀谷先生の講演。『ユメタン』の使用事例を実
際に授業形式で行っておられた。

 

 

 

 

 

 

 
そしてこれが僕の講演。それがさ、写真をみるとオーディエンスが爆笑
してるのしかなくて、これがまだ一番まともな感じなのです。

鈴木先生と亀谷先生、山形の山口先生、福島の木村先生、仙台の新
田先生、秋田の草階先生からお礼のメールを頂戴し、山形の松木先生
からはお葉書きを頂戴した。こういうのは嬉しい。

こちらこそありがとうございました。東北、今年は何回行ってんやろ。

お陰で東北にも友達がたくさんできて嬉しく思っています。

おおきにありがとうございました。

今週末は大阪、来週は横浜、翌日が博多でセミナーを行います。
大阪が162名、横浜が100名、博多が61名の方々がご参加される。

博多は定員が30名だったのを急遽増やしたそうで、私学教育振興会
の方々には会場の件などご迷惑をおかけし、すみませんでした。

多くの方々とお逢いするのは何より楽しみ。

しかしあれやね、講演やセミナーでアウトプットばかりしていてもダメで、
僕こそしっかりと英語の勉強をせんとあかんね。

昔と違ってiPodひとつあれば英語の勉強ができるのはありがたいよね。
毎日英語を聞きながら、何時間も楽しんで勉強してる。

聞いてるだけではダメなので、相変わらず知らないことをひたすら覚えて、
覚えてはどんどんアウトプットしてる。要するに生徒たちと同じ。
 

 

 

 

 

 

 

 
逆に言えばiPodを学校に持っていくのを禁止している学校とそうでない
学校では、例えばリスニング力の伸びは格段に違ってくるはずやなぁ。

文科省もさ、指導のメソッドばかりに目を向けるんじゃなくて、ハード面の
ことも考えて学校を指導すればいいのに。

文科省のエライ人たち、その点しっかり頼むわ。

日本人がもっと英語できるようにならないと経済界、産業界も大変やな。
ってことは財務省はもっと文科省にプレッシャーかけたほうがいいねぇ。

でもプレッシャーかけた挙句がオールイングリッシュでの授業なんて噴
飯モノ。一部の進学校ではできるけど、全体を考えれば無理に決まって
るやん。英語がますますできなくなったら文科省はどう責任取るんやろ。

10年前の英語シーンとは全く違う現在の社会的ニーズを考えて指導を
行うことが重要で、オールイングリッシュもいいけど、それ以前にちゃんと
考えないとあかんことが山積してるってのに。

だいたいオールイングリッシュで授業したって力が伸びるわけではない
なんてことをどうしてわからないのか、本当に不思議や。

文科省の人たち、エライはずなのに。

 
 

 

  

 

 

 

 
最近はいろんな都道府県の教育委員会の人たちが僕のセミナーにご
参加されて、「これだけ英語で授業できると力がつきますね」と仰る。

でしょ?

生徒たちは英語をひたすら使ってる。でも必ずしもオールイングリッシ
ュというわけではない。母国語を使うべきところはちゃんと使う。

今の学校、今の英語の授業がかかえてる問題ってのは、全て英語で
授業をしたから解消されるってもんじゃないんよね。

もっと普通に考えればわかることをしっかり整理して、授業サンプルを
ある程度は確立しないと、現場の先生方は混乱するだけや。

今の文科省が作った授業サンプルでは全くあきませんわ。

とはいえ、現場の教員もオールイングリッシュで授業できる程度には
ちゃんと自分の勉強をしないとあかんと、僕は思う。

オールイングリッシュで授業をやるかどうかは別として。

その程度には英語のプロとして努力をしないとあかん。忙しさを理由
にしとったらあかんと思うなぁ。

というわけで、文科省の人たち、しっかり頼むわ。
特にEnglish Departmentの人たち、たいていの人たちは優秀なはず
なので、本当にちゃんと考えてほしいな。

僕は少なくとも国公立大学の全ての学部、全ての学科や専攻の授業
はオールイングリッシュで行うべきやと思う。

そうしないとグローバル人材は作れない。

そして高校ではそのために何をすべきかを考えて、しかるべき準備を
するし、中学や小学校ではその前段階として必要な教育をやる。

大学入試はリスニングとスピーキングをベースにしたシステムを構築。
英語で授業をするのだから、それに耐えうる人でないと合格させない。

そういった、言うならば小中高大接続のプランをパラダイムとして確立
する。

コペルニクス的転回なんて要らない。経済界、産業界のニーズをベー
スにすれば、全部見えてくると思う。

そしてそれを整理するのが文科省の仕事ではないかと。

文科省にはおおいに期待してるし、これ以上英語ができない日本人を
増やすべきではない。

僕のメソッドが役に立てばこんなに嬉しいことはない。
そして僕のメソッドの方向性は文科省が目指している方向とほとんど変
わらないものだと確信してる。

日本人はもっと英語ができるようになる。そうしたらもっとこの国は伸びる。

 
今日も僕のブログにおいでくださってありがとうございました。
チームキムタツの先生方の数が2000人近くになりました。
さすがに全国の英語の先生がこれだけ集まると面白いことが
できそうな気がしますね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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