KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2013年6月4日

kimutatsu

535名の先生方と

Posted on: 2013年6月4日(火) 23:32

TK131

GWから始まったセミナー行脚ですが、とりあえずいったん一息つきま
した。アルクさんのが2回、啓林館さんのが2回。

東京で2回、大阪で2回でした。

僕のセミナーはなんというか僕が大したことなかった時代から(と言う
か、今でも大したことはないが)今までのプロセスをお話しして、どうや
って今まで英語の指導について勉強してきたのかを説明します。

リスニングにしてもスピーキングにしても勉強を始めたのは34歳でした。

それまでは全く聞き取れなかったし話せなかったのは、西大和時代の
同僚であればみんな知ってると思う。

そこからいろんなことがあって、勉強法も、そして指導法もどんどん変え
て今に至るのですが、そのプロセスを説明しています。

決してエラそうにならないように気をつけながら。

というかエラそうにできる要素なんてないけど。

 
TK133

ありがたいことに、いつも100名を超える方々が来てくださいます。

この1ヶ月の間に535名の先生方とお会いしたことになります。

この週末は大阪の金蘭会高校さんをお借りして、啓林館主催で行わ
れたのですが、ちょっとこの写真を見てください。

TK135

約170名の先生方がぎっしりとひしめきあっています。ステージからの
眺めは圧巻でした。後ろの先生のお顔なんて全く見えませんでした。

 

TK136

金蘭会高校のホールはとても設備が良くて、パワーポイントもかなり
見やすかったので、後ろの席の先生方にも見えたのではないかと。

お世話になった先生方、特に宿口先生、いつもありがとうございます。

先生方の指導力と、そしてその向こうにいる生徒たちの英語力のそ
れぞれ向上にとって一助となったのであればとても嬉しく思います。

僕の灘校での指導がそのまま使えるわけではないと思うので、それ
ぞれの学校や先生方のキャラに合わせてカスタマイズしていただけれ
ばいいなと願っています。

この1ヶ月にお会いした535名の先生方、アルクや啓林館のスタッフ
の皆さん、本当にありがとうございました。

今月は執筆と野球と生徒の面談を頑張ります。

 
今日もブログにおいでいただき、感謝しております。
教育実習生の担当に任命されました。
いろいろやることが増えますが、楽しく頑張ります。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

自分の意見を言うということ

Posted on: 2013年6月4日(火) 22:58

 book001

生徒たちに発信力を身につけさせねばなりません。社会に出てからは
意見をはっきりと言える人が前に出ます。

いろんなタイプの人がいていいとは思います。

リーダーシップがあるというのは確かに褒め言葉です。

でも非リーダー性だって必要です。

リーダーの言葉に文句ばかり言っていてはダメで、リーダーに主体的に
ついていくのが非リーダー性です。

だからいろんなタイプの人がいていいとは思います。

でもリーダーであっても非リーダーであっても、自分の意見はちゃんと言
える人でないとダメです。周囲が迷惑します。

東大卒も何大卒も関係ありませんわな。

自由英作文を書かせると、英語以前の問題で困る生徒がいます。

意見がちゃんと書けないのです。

これは日本語も英語も関係ありません。英語が苦手でも意見は書ける。

ここまでの人生の積み重ねが大事です。ちゃんと意見が言えるようにな
ってほしいと、僕は生徒たちには願っています。

 
momo056

先日の中間考査では「affluenceとhappinessの関係について英語で
自分の意見を書きなさい」という自由英作文を出しました。

これは楽しんで採点しましたが、残念だったのは何も書いていなかった
生徒です。何も書いてないということは、そういうことに対して意見が言
えないのかと思われてもしょうがないと思うんです。

夏休みの補習では『東大英語ライティング&グラマー』を使って、自由英
作文のトレーニングをしようと思っています。

特に東大でよく出題される自分の意見を書く問題については、一学期か
ら何題か出して、チェックしてやろうと思っています。

大学入試なんかで人生は決まりません。

でも入試によく出る自由英作文の意見論述系の問題を使って意見を書き
ながら、社会に出たときの練習をさせるのもいいかなと思っています。

皆さんならaffluence(豊かさ)とhappinessとの関係について、どのよう
に自分の意見を英語でまとめますか?

ちなみに語数は50語から60語の間で述べよ、でした。

「豊かであっても幸せとは限らない。金銭的豊かさがあったとしても幸せ
でない人はたくさんいる」ということを例を挙げて説明している生徒。

あるいは「カネより大事なものはあるが、それを手に入れるには幾ばくか
のカネが必要だ」ということを例を挙げて説明している生徒。

今回の採点は楽しませてもらいました。

 

今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
ちなみに配点は満点が10点で、以下7点、4点、0点と
4段階の採点にしました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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