KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2014年1月

kimutatsu

話をうかがってみたい

Posted on: 2014年1月7日(火) 1:00

tk1
山田君(左)と西山先生:大阪の沖縄料理店で

B社山田君がよく「木村先生の指導って文科省の言ってることに
ほんと近いですよね」と言う。

「だいたい『ユメタン』からして、従来の単語集とは違って、英語を
ちゃんと喋れるようになるための単語集で、文科省の言っている
ことを具現化した商品ですよね」とも言う。

なのにどうして文科省の言ってることに僕は納得できないんだろ。

文科省のえらい人の話をface to faceでうかがってみたいなぁ。

 

今日もブログにおいで頂きましてありがとうございます。
世界史に続いて、日本史も必修になるかもしれません。
これはとても良いことだと思います。
そして卒業までの過程で、日本史の教員と英語の教員が
チームティーチングをやるとさらに良いと思います。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

インプット

Posted on: 2014年1月6日(月) 10:25

sokudoku

毎日なんらかの執筆はしてるんです。で、昨日ちょっと思ったのですが
執筆って脳の中にあるものを出す行為なんですね。

要するにアウトプットなんです。

で、アウトプットする前の段階って、かなりの量をインプットしておかない
と全く頭から出てこないんです。当然ながら。

結局のところ、人はインプットし続けないとあかんのですね。

僕も皆さんが思っている以上に、いろんな先生がお書きになった本を
読んでいますし、音読や暗唱、ディクテーションなどは欠かせません。

人生50年生きて、こんなに勉強することになるとは思いませんでした。

生徒たちも自分が勉強してきたことを生かして、社会(含大学)でなんらか
のアウトプットをすることになるんですね。

特に基礎段階ではインプットが大事で、それがないとそれ以後のクリエイ
ティブな勉強や仕事を楽しめるわけがないんですわ。

覚えるのが苦手って言ってる高校生などは、「勉強させられている」という
ような意識を捨てて、アウトプットするためのインプットをしておかねば
自分は何の役にも立てん人間になっちまうのだという意識を持つべし。

どういう分野に将来進むとしても、インプットし続けないとダメです。

営業マンは営業マンなりのインプットを。

官僚は官僚なりのインプットを。

医者は医者なりのインプットを。

で、脳にさまざまな知識や情報をインプットすることを人は「勉強」と呼
びます。「ええ勉強させてもろたわ」と大阪の人間はよく言いますけれど
社会的経験も含めてすべてインプットなんですよね。

インプットするのは楽しいものです。力が伸びるのですから。

特に英語などはいくら問題を解いて演習しても力は付かんのです。

覚えることをちゃんと覚え、文章を読んだら著者の考えをじっくりと考え、
自分の考えと比べたりなどしながら、いろんなことをインプットしていき、
最終的にはその文章をさらに読み込んで英語表現そのものまで深く深く
自分の脳にインプットしていくという作業が英語力を伸ばします。

難しい文章じゃなくていいのです。

センター試験レベルのそれほど難しくない文章を読み、わからないこと
があればすべて自分で主体的に調べ、読み込んで、音声ごと丸呑みする
ことです。

いくら問題を解いてもダメです。解くのではなく、インプットするのです。

インプットの量で決まります。インプットを楽しみながら自分の力がどん
どん上がるのを楽しんでほしいなと思っています。

 

今日もブログを覗いてくださってありがとうございました。
「勉強しよう」と言わずに「インプットを楽しもう」って言うの
素敵ですねぇ。次に担任する生徒たちにはそう言おう。

 


kimutatsu

まっちゃんに感謝

Posted on: 2014年1月5日(日) 18:49

todashoten

鶴岡北高校の松木先生から写メが。上の写真が添付されていて
「山形県三川町の戸田書店さんです。売れてるらしいです!」と
メールに書かれてた。

戸田書店さんにも感謝するけど、まっちゃん、ありがとう!

「売れてるらしい」ってことは書店員さんに話てかけてくれたんや!

それが嬉しい。ありがとう!

著者が書店さんまわりをして写真を撮らせてもらって、というのは
ある意味普通やねんけど、著者じゃない先生がこうして書店さんに
足を運んで書店員さんに話をしてくれてるのはかなり嬉しい。

まっちゃん、ありがとうね。また山形行くからね。

こうして僕の手元には全国の書店さんの写真があります。

チームキムタツという、結果的に全国的な英語教員のネットワーク
ができたおかげです。北海道から沖縄まで。

アルク嵯峨さんとベネッセ山田君には感謝したい。

また各支部で成長しようと頑張っている若い先生方にも感謝したい。

まっちゃんをはじめ、全国に友達がたくさんいるので、今年も彼らと
話をしながら、自分のスキルを一層上げていこうと思っています。

すでに今月に群馬と岡山、来月に沖縄や長崎(五島)、3月には札幌
の学校に行くことが決まっています。楽しみにしています。

出会いとか縁とかを大事にしなくなったら人間終わりですわ。

常に周囲に対して感謝をしながら生きていきます。

で、今日はまっちゃんに感謝しながら酒を飲もう!

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
正月から腰が痛かったのですが、ようやく治りました。
毎日のウォーキングを復活させたら治りました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

最低でも1対1

Posted on: 2014年1月5日(日) 11:26

tatsu&tetsu6

年末に安河内さんと対談していて結論めいたことがいくつか出たが、
センター試験を廃止して別の達成度テスト的なものになるという話で
意見が合ったことが1つ。

今のセンター試験、以前の共通一次に比べて格段に良くなったのは
リスニングを導入したってこと。せめて2技能にはなった。

読む、聞く、書く、話すの4技能のうち2技能を測れるようになった。
(その割に大問1で相変わらず音声を記号化した問題が出てるが)

でもバランスが悪すぎるよね。

読む力の配点が200点で、聞く力の配点が50点。
しかも2回も流れる。めっちゃ簡単なレベルが2回も流れる。

これではしっかりリスニングの勉強をしようなんて思うわけないやん。
リスニング導入したのはエライとしても。

センター試験の代わりになるテストやけど、最低でも読む力と聞く力
の配点バランスが1対1になってないと全く意味がないわ。

リーディングの配点が200点ならばリスニングの配点も200点。

TOEIC導入とかTOEFL導入とか訳わからんことを言うよりも前に
新しいテストのRとLの比率を1:1にすることやなぁ。

それとリスニングやけど、放送されるのは1回だけにしないと。
試験で同じ内容が2回も流される国って日本だけちゃうかなぁ。

でないと全く意味がない。改革でもなんでもないわ。
それに複数回受験できるとかなんとか、それって楽になっとるがな。

ゆとりで大失敗して顰蹙を買った文部科学省やけど、次の「改革」に
は心から期待してる。英語を話せるためには、まずは受信する力を
上げてやらないとあかん。

受信には2種類あって、「読む」と「聞く」やねんけどね。

そのバランスを最低でも1対1にしないと、まったく評価でけへんわ。

・・・ということで意見が一致したという話でした。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございます。
11日に通訳の柴原先生と対談するのが楽しみです。
広尾学園さんをお借りして行いますが、超満員です。
グローバル人材を育てる指導について講演と対談を
行いますが、参加される先生方は宜しくお願いします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

本を書きたい人へ

Posted on: 2014年1月4日(土) 2:34

ion3

自分も本を書きたいのですが、というメールをよくいただくんですよね。
「やめたほうがいいですよ」と返事をすることが多いんですけど。

ほとんどの方に聞くと「売れなくてもいいから良い本を書きたい」と言う
んですね、これが。

売れなくてもいいなら自費出版でいいじゃないですかと言うことにして
います。自費出版は書店に置かれないので売れません。

でも自分の書きたいものを書くことはできる。

大概の方は自費出版は嫌だと。やはり書店さんに置いてほしいと。

本って1冊創るのに普通自動車1台分ぐらいのカネは軽くかかってしま
うんです。特にCD付きなんかの英語の本はかなりかかるんですよ。

だから出版社からすれば「売れなくてもいいから」では困るんです。

著者のほうは、そこそこ売れる本を書かないと、出版社に赤字を負わせ
ることになるのです。そこの意識って絶対に必要やと思ってるんです。

堂々と売れる本を書きたいって言わないと、一生かかっても本を出すこと
はできないと僕は思います。

売れる本を書くためにすべきこと。

それについてはいろいろな考えがあるんでしょうが、僕はこう考えます。

本を書く前の段階が何よりも大事なのです。土台作りですね。

まず何より書店さんに足を運ぶことでしょうね。最低でも週1~2回は。
そして書店員さんと話をして、仲良くなることでしょう。

どういう本が売れているのか、どういう本が売れていないのか、
どういう表紙が売れているのか、どういう表紙が売れてないのか。
どういう字体や級(字の大きさ)が売れていて、どういうのがダメなのか。
どういう値段だと売れていて、どういう値段だと売れないのか。

例えば問題集なんかだと値段が安いほうが売れると思うでしょう?

実際はそんなこと全くないのです。調べてみればわかります。
特に安い本ってどこかで手抜きなんじゃない?・・・という雰囲気が
しませんか。僕ならそう思います。

まぁ本の価格には著者は全くノータッチなのでどうしようもないけど。

そういったことをマーケティングするぐらいのことはしないとダメです。

学者が書くような堅い内容の本なら最初から売れないので、出版社の
ほうも覚悟を決めて出版するんでしょうが、そうでないなら著者は著者
なりのマーケティング戦略って絶対に必要だと思います。

yumetan

次はどういう分野の本を書くかって話ですが。

その前の段階、これまた土台作りが大事なのです。

英語の本を書くとしたら、まずは書店に並んでいるほとんど全部の英語
の本を買って帰って、全部ひととおりは目を通すことですね。

僕が小説を読み漁っているのはそういう理由なのです。

その段階なしに本を書いてしまうと、きっと(それが相当良い本であった
としても)思ったほども売れないと思うんですよね。

手前味噌ですが、僕は書店にあるほとんど全ての英語の問題集を自分で
買って(←ここ大事です)、目を通しました。

いろんな書店さんに行って、多くの書店員さんに話しかけました。
もちろん学参担当の書店員さんです。

そのうえで、当時まったくなかったリスニングの本から創り始めたのです。
それが『センター試験英語リスニング合格の法則』(2冊)および『東大英
語リスニング』です。

ジュンク堂書店三宮店さんに並ぶ自分の本を見て、人目をはばからずに
ワーワー泣いたものです。思い入れが半端なかったですから。

嬉しくてねぇ。ほんまに嬉しかったなぁ。嵯峨さんには感謝してる。

年末から正月にかけて、物書き志望の方からメールを3通も頂いたもの
ですから、いつもどおりブログで回答させていただきました。

まとめ。

本をどう書くかということについて、次の2点がまずは入口かと。

①書店さんに誰よりも足を運んで、マーケティングをする。
②書こうかなと思っている分野の本を全て買って読み漁る。

そこをクリアしたら次の段階に移るんですが、ここからはそれこそ本が
1冊書けてしまうぐらい要素があるので、また気が向いたら書きます。

メールをくださったT.Hさん、Y.Sさん、M.Sさん、頑張って下さいね!
自分の本を手に取って微笑んでおられる読者の方をイメージしながら
本を書くことです。皆さんが良い本を出されることを祈念しております。

 

今日もブログを読んで下さってありがとうございました!
英語の本をほとんど買って読んだので英語力がつきました。
あの頃は絶対に本を出してやる!って燃えてたなぁ。
まさか50冊も出すことになるとは思わなかったけど。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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ちゃんと勉強せな

Posted on: 2014年1月3日(金) 11:07

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岡山の園部先生からの年賀状にinspiringなことが書かれてあって
自分も勉強しないとあかんなぁと思わされました。

******************

生徒の保護者(医師)が勤務の傍ら『ユメタン②』で勉強なさって
英検準一級に合格されました。一家に『ユメタン②』が2冊あるそ
うです。向上心にinspireされた年末でした。

******************

修学旅行で植松電機さんを訪問したとき、専務が「学校の先生って
あまり本を読まないですよね」と仰ったのです。

僕はたまたま小説が大好きで年間に150冊程度の小説を読みます
けれども、もっと教育関係や日本の現状について勉強しないとダメ
ですね。前川先生と喋っているといつもそう思わされます。

自分の頭の容積がもったいないことになっているので、今年は昨年
以上に本をいっぱい読んで、自分のレベルをアップさせます。

目標は200冊にしました。

英語に関しては今までどおり『パワフルメソッド』に書いた方法で勉強
し続けます。音読と暗唱をひたすら毎日やって英語力を落とさぬよう
続けていこう。英語に関してはその方法で間違いないので。

問題はコンテンツやな。本をしっかり読んで、英語で表現する機会を
増やそう。そうすればもっと英語が話せるようになるはずです。

楽しみながらやりまーす!

 

今日もブログにおいで頂き、感謝しております。
毎月30回の更新を目標にしているのですが、なかなか。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

正月こそ書店さんに!

Posted on: 2014年1月2日(木) 18:12

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正月は書店さんに行きます。本を書く人って最低でも週1ぐらいでは
書店さんに足を運ぶと思うんです。週3回って人もいます。

どんな本が売れてるのかを知るためだけに行く人もいっぱいいます。
物書きってのはつまりそういう人種なのです。

正月早々、ゆっくりすればいいのに書店に足を運んで挨拶まわりを
する著者もけっこういます。僕がそのひとりです。

で、西山先生もそのひとりみたいです。

西山先生から「京都の大垣書店イオンモール店に行ってきました!」
というメールが届きました。

上の写真がそうです。下の写真もそうです。

書店員さんに新年のご挨拶をしてきたそうです。えらいねぇ、西山君。
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かく言う僕は甲子園のららぽーと内にある旭屋書店さんに行って、
北川店長に「今年も宜しくお願いします」とご挨拶をしてきました。

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(旭屋書店ららぽーと甲子園店さんにて)

書店さんで本を置いて頂くのは当たり前のことではないのです。

年間70万冊が出版されますが、ほとんどが重版もかからず消えて
いってしまいます。書店さんに並ばない本さえたくさんあります。

だからこそ自分の本を置いて下さり、さらには平積みや面陳にして
くださる書店さんには著者としてできる限りの協力をします。

サイン色紙やポップを書くのもそういうことなのです。

著者として足しげく書店さんまわりをしている西山先生は立派だなと
感心しています。きっと彼の2冊目も近い将来出ることでしょう。

三宮や梅田の書店さんも来週あたりからまわろうと思っています。

 

昨日と今日で1000枚以上の年賀状を頂戴しました。
ありがとうございました。返事は必ず出します。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

明けましておめでとうございます

Posted on: 2014年1月2日(木) 10:57

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明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

一昨年の年賀状を見ると「最高の一年でした」と書いてありました。
しかし昨年こそ最高の一年となりました。

今年も人生で最高の一年だったと言えるよう努力いたします。

この8年ほどの自分を思い返したときに、欠かせなかった人物こそ
アルクの嵯峨さんでした。常に嵯峨さんを見てきた気がします。

その嵯峨さんが年末で退社されました。

嵯峨さんとベネッセの山田君がいなければチームキムタツは存在
しなかったし、TKがなければ上の4人の写真も存在し得なかった。
したがって『ユメブン』も『ユメサク』も生まれてこなかったのです。

もちろん『ユメタン』も『東大英語リスニング』も生まれてなかった。

昨日からつらつらと考えていたのですが、8年前にもう一度戻って
初心を大切にしながら、さらに自分を鍛えるつもりでいます。

嵯峨さんの退職とともに、初心に戻ってさらにTKを充実させながら
今まで以上に社会貢献できればと考えています。

幸い、4月からはどの学年にも属さないので時間はありそうです。

具体的には福島をはじめとする東北各県および沖縄です。

実はすでに動き始めているのですが、そういった場所で先生方と
一緒に英語教育のみならず、県全体を盛り上げていこうかなぁと。

英語をやるからには発信すべきは国内ではなく、世界なはずです。
地球規模でメッセージを発信する機会を作ろうと考えているのです。

僕は英語教育は世界平和につながっていると言い続けてきました。
しかしTOEIC何点、TOEFL何点という観点では英語ができるように
はならない。『パワフルメソッド』に書いたとおりです。

今の日本の英語教育は試験のために勉強しているからダメなのです。
文部科学省もこの程度のことには気づいていると信じたい。

なのにいまだに大学入試にTOEIC導入などと、英語が少しでもできる
人ならば「何を言うてるの?」と言いたくなることばかり提唱しています。

中には高校入試にTOEFL導入と言っている教育長もいます。言う前に
自分でTOEFL受けたほうがいいよと進言したい。

英語そのものの勉強も大事です。

でもそれ以上に大事なものがあります。コンテンツです。

「何を伝えるのか」

「誰に伝えるのか」

この観点がなければ英語を勉強する意欲や意義も曖昧になりますし
結局、英語って大学入試や就職のためなんだよねということにもなる。

福島や沖縄、広島や長崎には世界に発信するコンテンツがあります。
英語で発信すべきコンテンツがある。

今年はホップステップジャンプの、ホップの準備段階ぐらいできればと
思っているのですよ。

東京に行く教え子たちが協力したいと言ってくれています。

チームキムタツの先生方が協力したいと言ってくれています。

メディアも使ってムーブメントを大きくしていこうと考えています。

メディアといっても国内のメディアだけではありません。
英語でやるからにはアメリカやイギリスのメディアを使おうと考えて
いるところです。CNNやBBCなど、使えるところは全て使って。

個人レベルの目標も含め、全て成功させて今年を終わらせてやると
考えています。ひとりではできませんので、何百人かでやります。

見ていて下さい。協力できる人は宜しくお願いいたします。

 

今年もできる限りブログを更新していきますので
どうぞ宜しくお願いいたします。
本日もブログにおいで頂き、ありがとうございました!

 


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