KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2014年3月1日

kimutatsu

勉強の効率を考えるなら

Posted on: 2014年3月1日(土) 14:38

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(共愛学園文化祭にて)

京都府立の高校で4月から『ユメタン』をご採用くださることが決まり、
その学校の英語科の先生から嬉しいメールを頂戴しました。

O先生、ありがとう!

昨年まではその学校では単語集を使わずに指導されていたらしい。

僕はそれで上手くいくならそれでいいと思う。

僕らの時代でも『試験に出る英単語』を森一郎先生がお出しになる
までは、『赤尾の豆単』しか単語集はなかったんやから。

でも確実に言えるのは、僕らの時代より今の生徒たちのほうが単語
を(発音も含め)よく知ってるし、英語力も高いってことやと思う。

それは僕らの時代に比べて、いろいろな学習参考書や問題集があり、
先生方がそれを上手く自分の生徒たちに合うように組み合わせて
使っておられるからやと思うのです。

僕らの時代の英語の参考書と言えば美誠社の『構文150』と、数研の
チャート式と、青春出版社の『試験に出る英単語』、それからかなり
難しかったけど『試験に出る英文法』、旺文社の『問題精講』シリーズ
あたりやと思うんですね。

それらはほとんどすべて「読むこと」と「書くこと」を意識して創られた
ものやと思うけど、この数年のうちに出版されたほとんどの問題集は
「英語を使う」ことを意識して創られてるように思うのです。

それは英作文の問題集も含めてです。
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文科省は単語集なんて要らないって思ってるらしいし、僕もちゃんと
英語を勉強するなら単語集は必ずしも必要なわけじゃないと思うけど
時間の限られた生徒たちが英語も数学も国語も理科も社会も勉強する
ということになれば、英単語集や古文単語集などを上手く活用した方が
勉強の効率を考えると絶対に効果的やと思うのです。

ただし、使うのであればCDの付いている単語集を使うことによって、
単に単語を覚えるだけではなく、リスニングやスピーキングの力をも
高められることになります。

単語を覚えるだけの単語集というのは時間的にもったいないと思う。

CDを活用する生徒たちは単語集を使ってリスニング力も上げている
のです。リスニング力が上がるとリーディング力も上がります。

勉強にコツというものがあるとすれば、そういうことを意識してやる人
とそうでない人とでは驚異的に大きい差が出るという点に出てくるの
ではないかと思うのですね。

教員側はCDを聞けよでおしまいなのではなく、付いているCDをどう
使えばいいのかというところを生徒たちに徹底的に指導してあげる
コーチングが必要だと言えるでしょう。

そして生徒たちは自分の力の伸びを楽しみながら、主体的に勉強を
進めるという姿勢が大事なのです。

月がかわって3月になりましたが、よし勉強頑張るぞ!と思っている
人たちは、ぜひ上に書いたことを意識しながら努力してみてください。

社会人の人たちは単語集にしても何にしてもCDが付いている本と
そうでない本では絶対に差が付きますので、CD付きの単語集や本を
買ってこられ、iPodを使って半端な時間を活用して勉強することです。

実はそれは生徒たちにも同じことが言えるんですが、それについては
また別の機会に書くことにします。

英語をちゃんと使おうと思ったら、まずは音声ごと丸呑みすることです。
CDのない教材でもよい本はないではないですが、時間を効率よく使う
のであればCD付きの単語集や本でリスニング力を高めながらほかの
技能をも高めることをお勧めします。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
特にCDでフレーズをリテンションしてみましょう。
リスニングの力が非常にアップします。

 


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