KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2015年10月18日

kimutatsu

中間考査採点中

Posted on: 2015年10月18日(日) 12:00

nada019

ある日の灘中学校1年生の教室にて。ある英語科教員と生徒たち
の会話(抜粋)です。

教員K:あのなぁ、お前たち、俺のどこがデビルやねん!
生徒A:どこがデビルちゃうねん!?
教員K:たまにはエンジェルと呼んでくれや!
生徒B:だからどこがエンジェルですねん!
教員K:だって宿題少ないやん?
生徒A:めっちゃ多い!平気で週末20ページとか出す!
教員K:あれ?多い?でもほら小テストは少ないし。
生徒C:めっちゃ多い!補習とかもあるし!
教員K:う・・・でもさぁ、授業中笑ってること多いやん。
生徒B:それは認めるけど、授業自体はキツイ!
生徒A:そうそう、めっちゃ疲れる!笑いながらキツイことさせる!
教員K:えー、では今日もリスニングからのリプロダクションと暗写を・・・
皆さん:ほらきた!またや!これがキツイねん!

と言うてたのですが、中間考査を採点してみるとめっちゃ出来てる。

生徒たちに「えらい出来てたやん」と聞いたところ「今回のは簡単や
ったから」とのこと。

簡単ちゃうで。

リスニングも、会話に続けるのに最も適当なものを選択肢から選び、
記号で答えよっていう、センター第2問の形式(最も平均点が低い)
で出題した上に、選択肢自体も聞き取らないとあかんようにした。

会話も選択肢も全部リスニング。

なのに、ほとんどの生徒がリスニング満点。

まだYou wasとかDo heとか書く生徒も少しいるけど。

生徒にデビルとか鬼畜とか悪魔とか言われても、これからも自分の
信念に基づいて、びしびしと鍛えていってやろうか・・・

と思いながら、けっこういい気分で採点しとります。

生徒たち、今回は褒めてやろう。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
この生徒たちはまだこの程度しかできないと教員サイドが
線引きすると、その程度までも伸びないんですよね。
生徒たちのレベルの少しだけ上あたりを与え続けることです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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