一昨日、授業中に行った前置詞のテストの追試を放課後に行って
生徒たちからまたもデビルの称号を頂戴しました。
上の写真にあるように、4回の追試を行い、合格できなかった場合
には、宿題を課すのでそれをやってくるというシステムです。
宿題と言っても、8時間ぐらいかかる宿題なので、みんな必死です。
場所と時を表す前置詞を含む文が60文。
それが範囲です。
試験は完全英作文。
私は5月5日の朝に駅である映画俳優に会いました。
I saw a movie star at a station on the morning of May 5th.
私は昨日、宿題を2時間で終わらせました。
I finished my homework in two hours yesterday.
私は昨日、日本史の勉強を2時間しました。
I studied Japanese history for two hours yesterday.
私は普段は学校まで歩くのだが、今日は自転車で行った。
I usually walk to school, but I went there by bike today.
などなど。
最終の試験が終わったときにはすでに最終下校時刻の18時頃に
なっていましたが、まぁ少し下駄をはかせてやったのもありまして
全員が合格して帰りました。
(実際にはJRがストップしていて帰れない生徒が出たが。)
こういうことの繰り返しで、英語力は付いてきます。
単なる暗唱ではなく、ちゃんとリーズニングをした上での暗唱です。
どうしてinなのか、どうしてonなのか、どうしてforなのか。
理由までしっかりと理解した上で、自分の口で説明できるようにし
た上で、その文を何度も音読して覚えていきます。
理解しないまま音読していたって意味がありません。
まずは理解です。
「そうか、こういう理屈だからこういう文になるんやな」
理解もしていないのにただ音読していても、力は付きません。
音読さえしていれば英語力は付くんだという暴論があるようです。
けれども、それは聞き流していれば英語がそのうち口から出て
くるというのと同じぐらい、乱暴な指導だと思います。
僕は生徒たちにしっかりと説明します。彼らがそれぞれの単語の
存在を自分で考えるところまで掘り下げます。
特に冠詞と前置詞、そして時制です。
だからこそ安定した正確な英語が使えるようになってくるのです。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
来週水曜日。いよいよ彼らは『ユメタン⓪』を手にします。
水曜日は『ユメタン』を使ってどう単語力を付けるのかの
ガイダンス授業となります。