KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2016年1月9日

kimutatsu

理解したうえでの音読

Posted on: 2016年1月9日(土) 16:00

sanseido1

この本には何度も何度も書いたのですが、復習をするから伸びます。
いくらいい授業を受けても、復習しないとダメなものはダメです。

自分で勉強するから伸びます。

その際に、英語を何度も音読して、頭に刷り込むことが最重要です。

この本は単語と文法と長文読解の復習方法が書かれています。

単語であれ文法であれ長文であれ、音読は重要です。

ただ、世間的に音読最強!みたいな空気が流布していたり、音読を
していれば英語は上がるという説を唱える本が出回っているのには
どうも強い違和感を覚えます。

音読をする前には必ずその英文や文章の理解が要ります。

理解のない音読は意味がありません。

したがって音読用の本には、理解を助けるページが必須となります。

理解をするためには沈思黙考が必要です。

このtheは何だろう。このonは何だろう。このwouldは何だろう。

そういうことを(調べながら)じっくり考えることが必要です。

そういうことをないがしろにして音読活動をしても、あまり英語力は
上がりません。思考→理解→音読→刷り込みの流れです。

文科省の官僚の方が「沈思黙考することもアクティブラーニングの
ひとつです」と言ってくださいました。それを聞いて安心しました。

音読しようとする姿勢がある人は英語力が上がる可能性が高いの
ですが、その前には完全理解をするのだという認識を持ちましょう。

その意味では「訳読式」の授業が悪者のように言われていますが
僕はそうは思いません。理解するためには授業での解説は必須で
そこを抜かした形でのペアワークは危険です。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
単に読んでいるだけ、聞いているだけ、解いているだけ・・・
これではいくら問題集をやっても成績は伸びないよ。

 


kimutatsu

岡山県リーダー育成のための合同合宿

Posted on: 2016年1月9日(土) 10:00

03

岡山県教委主催の「岡山県リーダー育成のための合同勉強合宿」
で授業をしてきました。岡山県にある公立高校の生徒たちが多数
正月から参加していて、熱気にあふれていました。

僕が講師をさせていただくのはこれが2年連続2回目。

岡山では『ユメタン』を使ってくださっている学校が多いのです。

だから最初は『ユメタン』を使って、単語の覚え方の説明。

覚えることを覚えないと成績なんか上がらないよと言いながら。

それが終わってからリスニングや長文読解の授業をさせていただき、
生徒たちには英文を読み込んでもらいました。

04

アクティブラーニングという言葉がありますが、英語に関して言えば、
そういう授業の手法はあり得ません。

苦手な生徒であればあるほど、細部までしっかりと理解することです。

沈思黙考して、辞書を引き、地道な勉強が土台となります。

理解をした上で、何度も何度も読みこんで、英語を刷り込むことです。

岡山の生徒たちと先生方のお役に立ったのであれば嬉しく思います。
またこれからも『ユメタン』のCDを使って、瞬間的に英作をする力を
鍛えると同時に、文章を読み込んで英語力を高めてくださいね。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございます。
福島県郡山市に向かいます。
一昨日、福島県奥会津から戻ってきたところです。
福島の子どもたちの役に立てれば嬉しく思います。


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