KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2016年3月25日

nada048

小学5・6年の英語教科化についての記事を読みました。休み時間
とか夏休みを利用するそうです。

記事はこちらです。

小学校英語、毎日2時間やるならまだしも、週2時間ですよね。

何ができるんでしょう。よくわかりません。わけがわからなくなって
結局は塾に行く児童が増えたり、英語が嫌いになる児童が増えたり
するように思います。僕が小学校時代に休み時間や夏休みを削ら
れて勉強せいと言われたら、きっと逃げ出していただろうな。

それと短時間学習は確かに効果的ではありますが、そもそもどうす
れば英語力が上がるのかの哲学がないのに、時間だけを増やした
ところで疲弊するだけです。

私学の中学校や高校でも休み時間や放課後や長期休みなんかに
補習をやっていますが、この補習はなんのためにやってるの?とい
いたくなるような補習もたくさんあります。

そして先生方が疲弊しています。

短時間学習や補習を効果的にするためには、どうしてこの学習や
補習が必要なのか、生徒たちが受講すればどういう力が確実に
伸びるのか、どうして授業中には行えなかったのか等等の検証が
必要ですし、補習の後にも本当に効果があったのかという検証を
行うべきだと思います。

効果がないのであれば、機械的に補習などをやっても無駄です。
先生も生徒も疲弊するための補習では逆効果です。

師弟関係という言葉もありますが、師も弟も疲弊していては伸びま
せん。特に最近の学校は師が疲弊し過ぎています。

文科省の方々にそこの部分をどうお考えなのか聞いてみたい。

小学生は小学生でもっとやることがあるんじゃないのでしょうかね?
僕は知り合いがみんな経済産業省なので機会があるのかどうかは
全くわからないのですが、本当に文科省の人と話してみたいです。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日は完全にオフにして、沖縄で羽を伸ばしまくります。
ちなみに灘校では春休みの補習はいっさいありません。
ここは教員も生徒も次年度に向けて、仕事や勉強の面でも
リフレッシュの面でも、しっかりと準備しなければなりません。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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