KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2016年5月8日

kimutatsu

熊本からのメール

Posted on: 2016年5月8日(日) 19:47

kuma01

熊本のT先生からメールを頂戴しました。いよいよ授業再開ですね!
新幹線が通じたりして、復興が進んでいるのかと思いきや・・・

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今年は、部活動どころではなく、被災された先生方は、
それぞれ家の片付け等で忙しくなります。
実は私事ですが、現在住んでいる自宅 は少しの被害で
済み、生活できていますが、熊本市内に両親が37年前
に建てた家は、瓦が落ち、青空天井が見える状態に
なっています。(両親と私は同居しており、被災時は
その家は他の方にお貸ししていました)
この後この家をどうするか、考えなくてはなりません。

おかげさまで本校は被害もほとんどなく、通常の生活を
おくることができていますが、熊本市内の高校の被害は
尋常ではなく、JRが不通で通学が難しかったり、
被害を受けた校舎に通うのが怖いと転校を考える生徒
もいると聞いています。
5/10から学校再開の予定ですが、実際はまだ避難所
になっていることもあり、本当に可能なのか心配です。
生徒たちが安心して授業や部活動 などの学校生活を
送ることができるようになるまで、
しばらく時間がかかりそうです。

そこで環境が少し落ち着いたら、先生から被災した(して
いなくても)生徒たちに「前向きに頑張るんやで~!」と
励ましていただくことが可能であればいいなと勝手に
思っています。具体的なことはわかりませんが、
もしいつの日か実現できたら嬉しいです。

生徒だけでなく、我々大人もパワーをいただけます!

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T先生、必ず行きますよ。待っていてください。

被災地から離れていますと、徐々に風化していくものがあります。
お金を寄付したりニュースを見ていろいろ感じたりすることも大事
なのですが、なんだかんだ言って「行って知ること」が一番大事
なんですよね。

「知るボラ」という言葉があります。

知るだけでボランティア活動になるというものです。

知るためには足を運ばねばならないのですね。

ボランティアって自分の生活を犠牲にして、無理して行うような
ものではありません。

無理のない範囲で行うのがいいのです。

だけど時間ができたのであれば、一度足を運んでみることです。
仮に行って何もできなくても、現状を見て知ることができます。

「私たちはあなたたちのことを忘れていませんよ」という姿勢を
示すことも、立派なボランティア活動なのですね。

T先生、必ず行きますね。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました!
今日は野球の審判を2試合もやったので、足腰がフラフラです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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