KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2016年6月14日

kimutatsu

本気で願えるかどうか

Posted on: 2016年6月14日(火) 6:30

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これ、先日の甲南との試合に勝った瞬間の写真なんですけれども
僕や横の同僚が笑顔で喜んでいるのに、生徒たちは破格の笑顔
というわけでもないですね。笑

勝利に戸惑っているようにも見えます。

戦前の予想は甲南の圧勝でしたからねぇ。無理もないか。

受験もそうですが、「この子は絶対に合格する」と言われている子
が不合格になったり、ちょっと危ないと言われている子が合格に
なったりすることがよくありますね。

野球には「ゲームセットの声を聞くまでは全力で」という言葉がある
のですね。審判が「これで終わりです」と声をかけるのですが、それ
まではいくら大差で勝っていても気を抜くなという意味です。

それを思うと、自分で自分の努力や頑張りを評価し、数字や判定は
あまり良くないけど、自分はここまで本当に頑張ってきたんだ!
と思える受験生は逆転の可能性がありますね。

数字や判定が多少良くても「実はそれほど頑張ってきたわけでも」と
いう受験生、余裕をかましてきた受験生は周囲がどう言おうとも
心の奥底では得も言われぬ不安を拭いきれないでしょうね。

そんなときに自分のあまり得意ではない出題パターンで問題が出さ
れると一気にその不安が前面に出てきて、力を出し切れないままに
終わるということもあるんでしょう。

なんだかんだ言って実力や能力にはそれほど差はないですからね。

saying01

合言葉は「全力」ですよ。

試合中や試験中の全力は言うまでもありません。

誰でも試合中や試験中は全力を出し切ろうと思います。当然です。

問題は練習中、家庭学習中に全力で取り組めるかどうかでしょうね。

まして「先生がいるから」や「先生に言われたから」という理由で勉強
しているような人が良い結果を出せるわけないですよね。

選手たちは「監督がいるから」「監督に言われたから」練習をすると
いうわけではないはず。勝ちたいと自分で思うから練習を頑張る。

勉強も同じことです。自分の力を伸ばしていきたい大学に入りたい!
と本気で思えれば、普通はかなり伸びるはずですし、時間の使い方
が上手くなるはずです。

本気で思ってないとついゲームやfbやツイッターやラインなんかに
手を出したりするんでしょうが。

本当に頑張りたいと思っているかどうかは普段の姿勢を見ていれば
わかります。そしてそういう受験生は普通は合格します。

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
ただし、その前段階である程度は正しい勉強法を
身に付けておいたほうがいいのは言うまでもありません。

 


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