センター試験が終わり、いよいよ入試に向けてリスタートを切った
ところですね。受験生たち、頑張ってください。最後の追い込み。
特に国公立大学の受験生たちは2月25日までけっこう時間があり、
ここの過ごし方が合否を分けるといっても過言ではありません。
ひたすら過去問をやるのもいいでしょう。
力がある人は。
でもそうじゃない人の場合、過去問にしがみついていてもあまり
意味がありません。過去問は二度と出ない問題ばかりですし、
今さら出題傾向に慣れるなんて時期でもないでしょう。
合否のライン上にいると感じている人の場合、やるべきことが2つ
あります。まぁ、これは余裕で合格するような人でも同じことかな。
① 記憶や理解の曖昧な箇所を潰す。
② すでに確実に点数が取れる箇所をさらに強固にする。
我々の記憶はエビングハウスさんに言われるまでもなく、極めて
曖昧なものです。使わない知識はすぐに消えていきます。
日本語でさえもそうなのですから、普段からあまり使わない英語
なんて推して知るべし。出会わない単語はどんどん忘れます。
「これは覚えた」と思っている単語集であるとか「何度もやった」と
いう熟語集なんかを確実に記憶に留めるための②が必要になり
ます。①だけをやりたい気持ちはわかるのですが。
ですので感覚的には①を60~70パーセント、残りを②という感じ
で勉強していくのがいいと思われます。
②は基本をしっかりと押さえるという意味もあります。
どんなに優れたプロ野球選手でも毎日キャッチボールをします。
キャッチボールで失敗することは100パーセントないにも関わらず
毎日キャッチボールをします。
とても大事な基礎トレなのです。
①の勉強だけに陥らないように気をつけて、残りの時間を悔いの
残らないように過ごしてくださいね。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
言うまでもないですが、体調にはくれぐれも気をつけて。