KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2017年2月26日

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リスニングの勉強を始めようと思う人はそれなりに悩んで、
書店さんに行っていろいろと物色することになりますね。

自分に合っているものを買わないと、劣等感ばかりが膨ら
んでしまって勉強が続きません。

書店さんではちらっとスクリプトを見て、あまり知らない
単語が多くないものを選びます。知らない単語が多くなる
と、聞きとりどころか読むのさえタフな教材なはずだから、
それを使ってリスニングの勉強をするのはなかなかキツイ。

知らない単語が少ないと思うものを選ぶことです。

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さて、こういう問題集にはリスニング問題がついていますが
それを解くかどうかはあまり重要ではありません。

正解したとしても、果たして本当に聞き取れていたかどうか
自分でもわからないはずだからです。たまたま選んだ記号が
正解だったのかもしれません。

むしろスクリプトを聞いて基礎トレをすることが肝要です。

リスニング力が上がったかどうかは、センターリスニングの
問題集や英検の問題集などで、今だいたい何点ぐらい取れる
ようになったのかを試してみればよろしい。

そしてその点数の推移をたとえば折れ線グラフなどにつけて
いけば、モチベーションアップに繋がるかもしれません。

基礎トレの方法を書いておきますね。

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① どこが聞けてどこが聞けなかったかを分析するために
ディクテーションを行う。1文ごとに一時停止ボタンを
押しながら止めて、紙に書きつけていく。

② スクリプトを見て、書きとれなかった箇所や間違えた
箇所に下線を引く。そこが自分の弱点なので、分析する。

③ 知らなかったので正しく聞き取れなかった場合は特に
問題ないが、知らなかったのだから声を出して覚える。

④ 知っている表現なのに聞き取れなかった場合、自分の
思っていた音とは違う音が放送されたので、その箇所を
中心に音読トレーニングに入る。

⑤ CDを真似る(息継ぎの場所まで)ことを前提にして
オーバーラッピングやシャドーイングを行う。絶対に
我流で発音せず、CDの音声の発音やリズムなどを真似る。

⑥ 完全にできるようになるまで音読を繰り返す。

⑦ できるなと思ったら、今度は和訳を見ながら英語に直
していく。最初はゆっくりと。だんだんCDの速度に近づ
ける。

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⑥⇒⑦の時点で数十回の音読を行うことになります。

部活動、たとえば野球部の生徒なら毎日素振りを最低300回
程度はしますよね。そんな感じで回数をこなしていきます。

回数が少ないとまったく定着しませんし、伸びません。

「え!300回も素振りするの?多すぎるよ!」と言ってる人
は野球が上手くないはずです。同じことです。

量は質に転化します。

上に書いた基礎トレを繰り返してください。間違いなく英語
の達人になるはず。リスニングのみならず。

頑張ってくださいね。応援しています!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日は野球の審判と試合でした。ええ、負けました。

 


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