お彼岸の中日です。母が鬼籍の人になったのは彼女が62歳の
ときでした。僕、数えで54歳なんです。
だからあと8年か、彼女が亡くなった年齢に達するのは。
苦労続きの人生だった彼女は、若い頃は登山が好きであちこ
ちの山に登っていたようです。山頂で微笑む写真がたくさん
残っているのです。
なのに結婚後、特に僕を出産してからはほとんど旅行らしい
旅行などできませんでした。貧乏だったことが大きいのだと
思うのですが、貧乏暇なしとはよく言ったものです。
なにより北海道に一度でいいから行ってみたいと言いながら
結局一度も行けずに亡くなったものですからね。
だから今でも札幌セミナーなどで北海道に行くときには彼女
の形見を持っていくことにしているんです。
彼女の血を強く受け継いだ僕は、だから旅行が大好きでしてね。
でもある日突然「癌です」なんて言われたら母と同じ晩年にな
ってしまいます。それは避けたい。
退職後は世界中を旅しながら売れない旅先作家として思うがま
ま生きたいと思っているのです。
例:ロンドンに1か月→甲子園で2か月→シドニーに1か月→
甲子園で2か月→ケニアに1か月→甲子園で2か月→スイスに
1か月→甲子園で2か月・・・
こういう1年間を過ごしたい。
両親が生きている間はなにも親孝行をしてやれなかったなぁと
思っています。せめて彼らの子どもである僕が一生懸命に、そ
して幸せに生きることが、天国の父と母にとっての喜びとなる
ように、後悔しないように生きようと強く強く思っています。
体育祭が終わったら墓参りに行ってきます。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
そのためには健康第一です。
仕事は好きですが、健康を悪化させてまで仕事をする
つもりはまったくありません。