KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2017年10月

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授業では

Posted on: 2017年10月12日(木) 19:31

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授業では相変わらず英語を話してもらっています。

今のところ、accuracyに関してはまだまだ未熟なのですけれ
ども、fluencyに関してはけっこうなレベルになってきたよう
に思います。ただし、some of themですが。

でも話せない人は日本語でも話せないですからね。

紙に書くことと話すこととは違います。なかなか人前で話せ
ないという人間もいますので、そこは強要していません。

いろんな人間がいていいのです。話せる人は話したほうがい
い。なぜなら話すことそのものが上手くなっていくからです。

ここをこうすればという助言があれば。

単に話す経験値だけを積めば話すのが上手くなるのであれば
ベテランの教員はみんな授業が上手いことになります。

決してそんなことはない。

話すのが下手なベテラン教員はたくさんいます。生徒たちが
あくびをしている授業がたくさんあります。

でも助言をしてやることによって、どんどん上手くなります。

現在は「書く力」と「話す力」の土台を作っているところで、
特に今のところは「書く力」のほうに重点を置いています。

話せる人には話してもらっています。

きっと生徒たちはわかっていると思うんですけどね。

でも1人でも多くの生徒に「話せる人」になってほしいなと
思いながら、日々指導しています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
来週の月曜日からは中間考査が始まります。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

kimutatsu

英語リスニングが得意になるためには

Posted on: 2017年10月11日(水) 6:59

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リスニングが苦手という人が多いし、実際のところそれが得意
という日本人は極めて少数派だと思うんですね。

理由は2点あります。

1点目はあまりにも語彙や表現が少ないということ。

2点目は聞く絶対量が少なすぎるということです。

問題集を1冊や2冊やったからリスニングができるようになる
というようなものではありません。日本語でさえ、我々がある
年齢になってから何年も経ってから聞けるようになるのです。

話せるのだって、まともに話せるようになるのは何歳ですか?

学校でだけやっていてもリスニングもスピーキングもできるよ
うにはならないので、家庭でどれだけやるかにかかっています。

sizu

それに加えて、そもそも人の話、仮に興味のない話であった
としても、しっかりと聞ける姿勢はできているのかという点
を挙げたいと思います。

たとえば前で人が喋っているとします。

自分には興味がない話だとしても、しっかりと聞き続けられ
るようでないと、なかなかリスニングができるようにはなり
ません。すぐに友達と喋ってしまったり、他のことを考えて
しまったりするような場合、母国語でもそうなのですから、
英語のリスニングでは(特に初期段階では)難しいはずです。

その点で言えば・・・

①語彙力
②日常的学習
③集中力

が必要だと言うことができるでしょうね。

この3点が備わっていれば、確実に英語の聞きとりは楽勝と
は言わないまでも、かなり得意になれます。

今日の授業はリスニングです。その前に生徒たちの英語での
発表があります。楽しみにしています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
今日のスピーキングのお題は「英語ができなくても日本では
困らないが、ではどうして英語を勉強することは重要だと
言われるのでしょうか」です。英語でスピーチしてもらいます。

 


kimutatsu

連休中は見学三昧

Posted on: 2017年10月10日(火) 19:41

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連休中は淡路島の北淡にある野島断層を見学してきました。

上の写真は実際に被災された家がそのまま残っているのです。
阪神淡路段震災からすでに20年以上が経っていますが、こう
いうものを見ては風化させないようにしたいと思います。

また、西成あいりん地区も久しぶりに見学しました。

以前ほどではないにしても、まだやはりたくさんの路上生活
者の方々がいらっしゃいました。

三角公園ではボランティアによるコンサートが開かれていた
り、あいりん福祉会館では外国人による炊き出しが行われて
いたりしました。

自分の周囲だけで全てわかったようになっていては駄目です。
時として、いろいろなところを実際に見て、感じるところか
ら勉強は始まるのです。

少しあいりん地区についての書物を読んでみようと思います。

そして生徒たちに話してあげたうえで、ではどうして外国人
の方々が炊き出しをしていたのか、どうして路上生活者は西
成を離れないのかなど、一緒に考えてみたいと思っています。

考えるためには知識が要りますので、まずは本を読みます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
衆院選の候補者が確定しましたね。
今回は論点がはっきりしているので選びやすいです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

これはいい

Posted on: 2017年10月9日(月) 21:29

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自分で言うなって言われそうやけど、この本はいいわ。

英語のチェックは同僚のマークにしてもらった。

コンテンツも英語も、自分の思うとおりに出来上がってる。

これはいい。

この本と『ユメタンライティング⓪』に関して言えば、これ
また自分で言うなって言われそうやけど、とてもいい。

多くの英語学習者に使ってもらえば嬉しい。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
チーズは太らないんです。でもちょっと食べ過ぎかも。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 本の紹介  

kimutatsu

文章

Posted on: 2017年10月9日(月) 20:23

fb

ブログの文章よりフェイスブックの文章が好きですと言われ
るとそれはそれで嬉しく思うし、逆に、フェイスブックより
ブログの文章が好きですと言われると、またそれも嬉しいな
と思います。

フェイスブックは好き勝手に思ったことを書いています。

誰かの批判や悪口を書くことはありません。そんな暇人では
ないのです。自分のことで精いっぱいなのです。

誰かを傷つけないように気をつけながら、でも思ったことを
素の自分で書いているのです。

ブログは誰でも読めますから、ですます調で書いています。

それでも思ったことを思ったとおりに書いているんですけど、
フェイスブックのである調に比べると、よそ行きな感じが
するんでしょうね。でもブログもフェイスブックも素の自分
を出すようにはしています。飾りっ気なしの。

この先の人生も、文章とともに生きるんやなぁと思いながら
いい文章ではなく、僕の文章を書いていこうと思っています。

そこにインスパイアされる人がいるなら、それは幸せです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
泡盛の中では琉球王朝が一番好きです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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ノーベル賞受賞と言えば

Posted on: 2017年10月8日(日) 5:57

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Kazuo Ishiguroさんがノーベル文学賞を受賞されましたね。

そういえば以前彼の小説を原書で読んだことがあったなぁと
思って探しておりました。が、見あたらないなぁ。

学校に置いてるのかな。

ノーベル賞と言えば、マリア・スクウォドフスカ・キュリー
さんが一番凄いと思ってるのは、20世紀初頭のまだ女性科学
者に対する偏見の強かった時代に、女性初のノーベル賞を受
賞したのみならず、物理学賞と化学賞という異なる分野で2
度受賞していることです。

そんなキュリー夫人の名言。

チャンスは準備を終えた者にだけ微笑んでくれるのです。

僕などは53歳にもなってまだまだ未熟で準備中。これからも
精進を重ねて、いつかはという想いをしております。

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ノーベル文学賞と言えば、ボブ・ディランですよね。すでに
忘れている人もいるかもしれないけど、彼は昨年の今ごろに
ノーベル文学賞を受賞しました。

歌詞も「文学」なのかという議論がここかしこで湧き上がり、
彼の曲の歌詞がいかに文学的かという議論につながりました。

そんなボブ・ディランの名言。

何もかも失われた時にも、未来だけはまだ残っている。

さて、僕もがんばろ。今みたいな低いレベルのままで死にた
くないわ。まだやりたいことがいくつも残ってる。

皆さん、豊かに生きましょう。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
僕は清志郎さんのある言葉が大好きなのです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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Creating Something Interesting.

Posted on: 2017年10月7日(土) 9:49

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学生時代の写真です。右側の小さいギタリストが僕です。

いま?普通以下のおっさんになっちまいました。

kangaku03

でもそれなりに頑張って生きております。

この週末は執筆三昧です。締め切りとは常に闘っています。
時として病みそうになるときもありますが、そんな時には
何のために仕事が終わってからも自宅で執筆という「仕事」
をしているのかを、俯瞰的に見て考えるようにしています。

急いでやって執筆を終わらせたとしても、本を使ってくれ
る子どもたちがため息をつくような本では意味がない。

タフでしんどいけど、これは役に立つなと言ってもらえる
本を書くのが僕の「仕事」だと思っています。

その意味で、今作っている本が英作文や英文法に役立つの
は言うまでもないのですが、普通にやっていけば、例えば
身の回りのものが英語で言えるようになったり、ちょっと
したスラングも身に付くように慎重に作っていっています。

焦るな慌てるなと自分に言い聞かせながら書いています。

楽しみにお待ちください。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
隣の家が取り壊しになっているので重機が入っているのです。
ことあるごとに我が家が大きく揺れるのでびっくりします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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生徒からの嬉しい連絡

Posted on: 2017年10月6日(金) 21:30

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僕が担任をしているのは中3の2組です。今日はその2組の
生徒から「気象予報士試験に合格しました!」という連絡を
もらいました。

T君、おめでとう!

将来はそういう方向に進むのか、あるいは別の道を行くのか
はわかりませんが、資格をいくつか取りながらモチベーショ
ンを上げたり将来の道を模索したりするのはいいことです。

医師免許を持っていても医師にならない人もいますし、教員
免許を持っていても教員にならない人もいます。

資格というのはそういうものです。

選択肢なのですね。

簡単に取得できるような資格はほとんど役に立ちませんけれ
ども、努力して取ったものは人生の選択肢になります。

日本中の子どもたちが、いくつかの選択肢を模索して、その
中から「さぁどう生きようかな」と考えるようになれば、
とてもいい国になるやろうなと思っております。

彼が添付してくれた気象予報士試験合格証明書の写真を見て
そんなことを考えました。僕も刺激を受けました。

皆さん、頑張って人生を豊かに生きましょう!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
英検も準1級ぐらいまで取ったら次は別の言語に行けば
いいと思います。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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教員以外の方々にも門戸を

Posted on: 2017年10月5日(木) 18:07

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最近よく言われるのが個人塾の講師なども入れるセミナーを
やっていただけないでしょうかということなのです。

確かにアルクやベネッセのセミナーは教員対象となっていて、
塾や予備校の先生方はお入りいただけないんですね。

チームキムタツ主催のセミナーは先生方も塾経営者も講師も
予備校の講師も大学の先生も誰でも入れるんですけどね。

チームキムタツのメーリングリストでそういった勉強会の案
内を流してはいるのですが、加入されていない方々には届く
はずもないので、そうなると「ご加入ください」としか言い
ようがないのです。

来年からはちょっといろいろ考えておりまして。

僕が主宰する勉強会を増やせないかなぁと思っています。

今年は関学大でやったのですが、一般企業で働いている方や
医師をされている方などにもご参加いただきました。

学びの機会をご提供できればいいなぁと思っています。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
体調を崩している生徒が多いのですが、皆さんもどうぞ
お風邪などお召しになりませぬよう、お気を付け下さい。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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北陸中学校・高等学校さんにて

Posted on: 2017年10月4日(水) 19:58

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福井県の北陸中学校・高等学校に行ってきました。授業が
終わり、サンダーバードに飛び乗りまして大阪からおよそ
2時間の旅でした。振り子列車がえらい揺れましてな。

本当は書き物でもしようかと思っていたのですが、これは
酔うなと思い、車窓からの眺めを2時間ぼけっと楽しんで
おりました。これはこれで大切な時間となりました。

北陸中・高では『5ステージ英文法完成』や『ユメタン』
などの僕の本を全生徒たちに使ってくれています。

講演では勉強をするうえでの心構えを、その後の2コマの
授業ではリスニングの上達法とリーディングの勉強法に
ついて説明し、実際に授業を行いました。

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講演も授業もとってもいい雰囲気でした。一緒に行ってくれ
たアルクの矢部君と話していたのです。

あの子たちは伸びるなぁと。

真綿のように素直に吸収してくれる素直さがありました。

笑うべきときに笑い、頷くべきところで頷き、声を出すべき
ところでは声を出して、こちらの指示通りにしっかり動いて
くれました。講演も授業も極めてやりやすかったです。

間違いなく日ごろのご指導の賜物なのです。

お世話になった先生方、ありがとうございました。

そして生徒たち、自分の行きたい大学に行き、生きたい人生
を生きて、しっかりと一生を楽しんでくださいね。

そのために自分の力を高めるのだという気持ちを持つのです。

努力を楽しんでください。

とてもいい気分で帰りました。感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
これでアルクの矢部君と4日間一緒にいたことになるな。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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