KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2017年11月

kimutatsu

School Excursion

Posted on: 2017年11月10日(金) 20:40

nara01

奈良に行ってきました。奈良公園です。僕の故郷の明日香とか
橿原に行きたくて学年会議で主張したのですが、正倉院展に
負けてしまいました。というわけで朝から奈良公園へ。

nara02

生徒たちは国立博物館前に9時半に集合。点呼をとったクラス
から正倉院展に入っていきます。

僕は正倉院展を見てから奈良ホテルで昼食をとりました。

nara03

nara04

nara05

その後は正面に興福寺の五重塔を見ながら猿沢池へ。

nara06

池のまわりをぐるりと歩いたあとは、そのまま三条通を抜けて
ならまちあたりをぶらぶらしておりました。

nara07

人生の最後は、愛車が奈良ナンバーでもいいなと思いながら
久しぶりの奈良を満喫しておりました。

またそのうち明日香村や橿原(かしはら)にも足を向けてみ
ようと思っています。

近鉄奈良駅で再集合したときに、生徒たちが「明日香村にい
ってみたかった」と言ってくれました。

何もないけどね。でもいいところやで。

よかったら行って、サイクリングを楽しんできてな。

お勧めはまさに今。秋の明日香村は最高です。

今日はよく歩いて疲れました。今から風呂入ってスクワット
して腹筋して寝ます。おやすみなさい。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
明日は都立日比谷高校の石崎先生と一緒に札幌でセミナー
講師をつとめます。たくさんの先生方がおいでくださいます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

kimutatsu

津久井先生と

Posted on: 2017年11月9日(木) 23:16

akita03

画像とは関係ないのですが、僕の顧問弁護士の津久井先生と飲
んできました。津久井先生の奥さまも一緒でした。

とても充実した時間を過ごしました。

なんていうんでしょうね。異業種交流という括りでは表現でき
ないのですが、自分とは違うフィールドの人と話をするのって
本当に吸収することが多いです。

津久井先生、ありがとうございました。

奥さまも。

津久井先生とは定期的に会って話をすることにはなるのですが
またよかったら奥さまもご一緒下さいね。

今度は僕がごちそうさせていただきます。

今日はとてもいい気分です。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
明日は遠足で僕の故郷に行きます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

これいいなぁと思ったら使う

Posted on: 2017年11月8日(水) 22:45

iki01

昔なんかのCMで「走り始めたのはいつだっただろう」という
のがありましてね。なんか少年が出てた気がするなぁ。

それをパロって「太り始めたのはいつだっただろう」といった
感じのことをみんな言っていたものです。

みんな言ってたよね。俺も言ってた。

なんか面白いフレーズがあると、これを借りて新しい言葉を生
みだしていたような気がするなぁ。多くの人たちが。

英作文ってそういうものなんだよなぁ。

これいいなと思ったら、それを使って新しい文を作ることによ
って表現や単語なんかが脳に刷り込まれてくる。

そんなことを思い出しながら、今日はEJを使って勉強していた
木村です。「この表現を使って自分で新しい文を作る」がルー
チンになっていて、だから忘れないのです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
カシオの新しい電子辞書がいいような気がする。
プロフェッショナル用のやつね。

 


kimutatsu

働くということ

Posted on: 2017年11月7日(火) 7:08

akita02

知っている人が勤め先を辞めたがっているんですよね。今は
我慢して働くより、精神的にやられてしまわないように気を
つけることが大事だよとアドバイスしておきました。

どの業種も人手不足なので、その人に本当に能力があるなら
あんまりな会社(や学校)で働き続けなくても、他のもっと
いいところがその人を求めるでしょうからね。

体調が悪いとかなんとか言って辞めたほうがいいわと言って
います。うつ病なんかになると長引きますからね。

以前は長く勤めることが美徳とされていましたが、現在では
僕が彼女に与えたようなアドバイスをして、とにかく病まな
いようにという意識が高くなっているように思います。

ただ、同じところで働き続けることで見えるものもあります。

精神的に参ってしまわないのであれば、特に若い間は自分の
能力を磨きながら、つまりいつ辞めても次のところがその人
を求める状況を作りながら、同じところで頑張るというのも
重要なところじゃないかなぁと思っています。

若い間はね。

問題はずるずると働いてしまうことです。

自分を高めずに「雇ってもらってるのだから我慢しないと」
というような奴隷根性では何も見えてきませんし、自分の成
長だって望めません。会社(や学校)が苦境に陥った瞬間に
その人も路頭に迷うことになってしまいます。

若い人は簡単に「勉強が嫌だから就職します」なんて言うが、
働くのって大学受験の勉強をすることの何倍もきついですね。

僕は若い頃に鍛えられたので、今は少々の大変さもなんという
ことなくこなせるようになっています。あの頃は毎日職員室に
23時ぐらいまでおりました。持ち授業数も30コマほどでした。

あの時のような体力はないけど、でもおかげさまで元気です。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
精神的にやられてしまった僕の友達は、自ら天国へと
旅立ちました。せっかく生まれてきたのに人生を楽し
めないのはあまりにも悲しいことです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

モチベーションアップのためには

Posted on: 2017年11月6日(月) 8:22

12

保護者との面談でよく言われたのが「勉強しない」ですけれ
ども、なんの目標もないのに勉強なんてできないですよね。

池上彰さんみたいになりたいなと思ったとします。

そうすると一生懸命に知識を増やそうとするでしょう。

自分は英語の先生になりたいと思ったとします。

そうすると英語と日本語を一生懸命に勉強するはずです。

学校の先生には伝える力も必要です。いくら知識があったと
しても、生徒たちに伝える力がなかったら授業はとっても
つまらないものになるでしょうからね。

ですからいろんな機会を見つけては、人前で話す練習をした
りとか、話すのが上手な人を真似ようとしたりとか、そうい
う形での勉強をすることになります。

お医者さんになるためには、数学・物理・化学・生物・英語
などが必要となるはずです。一方、あまり古文は必要ないで
すから、どの大学の医学部も古文の配点は小さいはずです。

古典文学に詳しいお医者さんは素敵です。でも医師という仕
事には古典はほとんど必要ではないのです。

そんなふうに考えると、勉強をする前に自分はどういう人生
を送りたいのかなぁと考えることが何より大切だと思ってい
るのです。明確でなくてもいいのです。ぼんやりとでいい。

金持ちになりたいな。

世界中で活躍する人になりたいな。

この村でぼんやり過ごせればいいわ。

誰かの役に立てればいいかもな。

そういう形の目標からスタートすればいいのです。

漁師になりたいと思っている人に英語は必要ないと思います。
もっとすべき勉強があるはずです。

目標がなく、ぼんやり生きていていける人もいます。

大金持ちの家に生まれた人です。

でもそうじゃない人は自分で生きていかねばなりませんよね。
自分をパワーアップして生きていかないといけない。

その際に目標も何もないのでは、どうしようもありません。

目標があるから頑張れるのです。

目標があるから勉強しようかなという気になるのです。

目標も目的もないのに「とりあえず勉強するか」という姿勢
では長続きするはずがありません。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
僕もある目標に向けて、新たなる勉強を始めるところです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

多摩大学目黒中・高等学校さんにて

Posted on: 2017年11月5日(日) 10:32

tamura

審判をやりながらケホケホと咳をしていたので、少々不安では
あったのですが、多摩大学目黒中・高等学校の保護者会主催の
講演に行ってまいりました。

体育館は希望者生徒も含めていっぱいでした。

保護者の皆さん、生徒たち、そして全先生方。

ほら、こんな感じで。

後ろの人たちなんか絶対に僕が見えない。

tamura2

与えられたお題は「英語力をどう高めるか」ということだった
のですが、それよりなにより「やる気をどう高めるかのほうが
大事やんけ」と勝手に思ったので、そちらのほうを分厚くさせ
ていただいたこともあり、非常にいい雰囲気でした。

多摩大学目黒中高は田村学園の1つです。

青葉学園や渋谷教育学園とは同じグループ。

理事長兼校長の田村先生(写真上)と長いこと話ができたのは、
自分の人生を考えるいい機会になりました。

東大から通産省(現在の経産省)を経て、学校の理事長になっ
たという話を聞かせていただきました。

お世話になった先生方や保護者の方々にはお礼申し上げます。
特に窓口になってくださった川端先生、ありがとう。

理事長の田村先生、貴重なお話をありがとうございました。

生徒たちは自分のやる気管理をしっかりとして、成績を自分
の力で上げるのだという主体性のもと、努力してほしいなと
願っています。しっかり取り組んでくださいね!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
講演中はケホケホしなかったのでよかったです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

Keep On

Posted on: 2017年11月4日(土) 8:23

IMG_2135

それほど寒くもなく、かと言って暑くもなく、今はいい季節
ですね。そういう僕は少し風邪気味なので気をつけます。

ダイエットは順調です。

9月1日に65.1kgだったのですが、現在は60.8kgです。

無理なダイエットは続きませんので、ゆるやかに行っていま
すので、きっと続けられるでしょうし、今年が終わる頃には
59kg程度になっていることでしょう。

どんなことでも「こうすれば必ず」という方法を知っている
ことは大事ですね。「必ず」なんてことは人生にはない!と
おっしゃる方もおられるんでしょうけど、ダイエットとか
英語の勉強程度であれば、「必ず」は存在します。

問題はその方法を続けられるかどうか、そっちの方が大事な
わけでして、多くの方がダイエットや英語の勉強に失敗する
のはそこの部分です。

新しい方法を見つけた!と言って喜んでも、要は続くかどう
かがポイントなので、その新しい方法も失敗に終わります。

生徒たちには英語の勉強法を全員均等に伝えています。

伸びないと言っている子は残念ですが、続けているの?を問
うことになります。日々やってるか?と。姿勢として甘いと
ころはないのか?という問題です。

野球が強くなって甲子園に出たい強豪校の生徒は毎日練習が
ありますし、オリンピックに出たいというアスリートもそう。

勉強は毎日続けられないとすれば、それは甲子園にそれほど
出たくない野球部員やオリンピックなんて無理と思っている
アスリートと同じなので、それならば入れる大学に適当に
入ればいいんじゃないのかということになります。

頑張っている子、頑張れる子を育てていきたいなと思ってい
ますし、そのためには楽しいだけじゃなく、とりあえず毎日
少しでもいいからやるのだというメンタルの強さを求めたい。

進学校の教員としてはそう思っています。

方法は大事。でも続けるためには強い精神力が必要です。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
きっとそれはスポーツも音楽も仕事も全部同じなんでしょうね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

主審

Posted on: 2017年11月3日(金) 18:38

01

今日は野球でした。グラウンドに行ったら他の学校の先生方
もおられたので話しかけました。

木村:今日の第2試合の審判って誰ですかね?
先生A:木村さんと僕とB君やわ。
木村:真ん中(主審)はBさんがやってくれるかな。
先生A:いや、B君な、腰が悪くて注射うったらしい。
木村:えー、僕も腰が弱点なんですけど。
先生A:俺やろうか?
木村:A先生、おいくつ?
先生A:わし、61歳やがな。
木村:61に真ん中は頼めませんわ。Bさんは?
先生A:あれはたぶん40ぐらいちゃうかな。

そこに登場するB先生。

木村:Bさん、今日は主審やってくれるんかな。
先生B:いや、僕ね、ちょっと腰がね。
木村:A先生が61歳、僕が53歳、そしてBさんが?
先生B:42歳。
木村:一番若いやん。君がやり。
先生B:声の若さでは木村先生やと思いますわ。
木村:俺の声は単にでっかいだけやがな。
先生B:僕、腰に注射打ってもろてきたんですわ。
木村:俺もぎっくり腰が癖になっててな。
先生A:わしがやろか?
木村:いえ・・・俺やります。Bさん、焼き鳥おごってや。

というわけで、朝から主審をやってきました。

だいたい試合前はこんな感じですわ。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
やり始めたら楽しいんですけどね。主審も。
試合中に200回ぐらいスクワットをすることになるので
体重の落ち方が半端ないですし。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

kimutatsu

ゲーム

Posted on: 2017年11月3日(金) 8:54

15

保護者面談が終わりました。自宅ではゲームばかりしている
という話を20人ぐらいからうかがいました。

家庭の問題なので学校は関知しないけど、ひどいのであれば
親の責任で取り上げたほうがいいよという話をしました。

取り上げて子どもが暴れるのであれば、ゲーム依存症です。

ドラッグやたばこと同じです。

やめようと思っても、ついつい立ち上げてしまうのです。

依存症は恐い。やめられない。

子どもと話し合って、そういうつもりでスマホを買い与えた
わけではないということを真剣に話すべきでしょうね。

でないと、なんのために小学校時代、みんなが遊んでいると
きにも塾に通って灘に入ったのかわかりません。

10代のいい時代をスマホの画面を見てニヤニヤしながら過ご
すなんて、客観的にみればかなり気持ち悪い。

来週からは生徒の面談です。

もう中3ですので、そこのあたりを厳しく言うつもりです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
灘はスマホを持ち込んでもいい学校なのですけれども
ゲームをするために持ってきているのであれば禁止しても
いいんじゃないのかと思っています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

kimutatsu

2020年度の教育改革について

Posted on: 2017年11月2日(木) 5:54

15

アクティブラーニングな感じで授業をしております。という
より、アクティブラーニングじゃない英語の授業なんてのが
この世の中にあるならば、見せてもらいたいものだ。

さて、面談中の保護者との会話です。

木村:英検2級は取得されましたか。
親 :はい、昨年とりました。
木村:じゃあ、中3には早いかもしれんけど、準1級ですね。
親 :いえ、入試のときに不利になるので準1級はとりません。
木村:え?なんで?なにが不利になるの?

そのお母さんが言うには「だって入試改革で英検が導入されたら、
今持っている次の級を受けることになるって噂が流れています。
うちの子は2級を取ってしまったので、入試で準1級にしておか
ないと、いま準1級を取ってしまうと、入試では1級を受けなけ
ればならなくなるじゃないですか。」とのこと。

木村:いやいや、そんなことしたら勉強してない子が有利になり
ますやん。それはあり得ないので大丈夫です。

こういう会話を3人の保護者と行いました。

false rumorが流れているということですが、まぁ文科省の発表が
遅すぎるんですよ。ほんまに遅い。

親 :じゃあ、英検準1級取得したとして、それなのに高3にな
ったらまた同じ級を受けなければならないんですか?
木村:そうでしょうねぇ。文科省は発表してないけど。
親 :それって英検をやっている旺文社の経営のためですか?
木村:旺文社のためかどうかはわからないけど、経済再生のため
の教育改革ですからね。業者が儲かるようになっています。

文科省にはしっかりしてもらいたいものです。

文科省には共通テストですら作る能力がないのはわかりましたが
それよりなにより3年半後の入試がどうなるのか、まだ発表でき
ないでいるというのは、そりゃ加計問題や森友問題で大変かもし
れないけれども、子どもたちのことをもっと考えてもらいたいな。

資格を取得したのに、同じ資格をまた取得しなおさねばならない
生徒が出てくることを、文科省はどう考えているのかなぁ。

いくらカネがかかると思ってるんだろ。

それとも検定料も消費税増税とともにゼロになるのか?

官僚は国民のことをよく見て判断してもらいたいものです。

文科省の評価が地に堕ちていますが、教育再生という御旗を掲げる
のであれば、子どもたちが惑わないようにもっと早く動いたうえで
本当にみんなが納得のいく改革をしてもらいたいものです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
現在中3の生徒たちが現役のときは言うまでもなく、
高1以上の生徒たちが浪人すると、教育改革の波を
かぶることになります。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

3/41234
ACCESS COUNTER

Total 38023685 Hits!

▲PAGE TOP