KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2018年2月24日

kimutatsu

単なる多読では伸びないので

Posted on: 2018年2月24日(土) 7:38

hiroshima1

広島の書店さんです。感謝以外の何ものでもない。すごい!
こうして自分の本の棚を作って下さっているのをちょくちょ
く見るのですが、本を書店さんに置いて頂くだけでもありが
たいことなのに、自分の本専用の棚があるなんて、村上春樹
先生でもあまりないことなので、本当にありがたいものです。

いい気にならず、謙虚に生きていきます。

今日は広島で約300年の歴史を誇る修道中・高等学校さんで
まずは中1生徒たちに講演をし、その後は広島の先生方との
勉強会があります。といっても広島だけでなく、岡山県とか
近畿地方からも多くの先生方がいらっしゃいます。

今日のお題はリーディング指導です。

hiroshima06

単に多読しているだけでは力があまり伸びないものですから
ではどうやって指導するのかが問題になります。

昭和時代は構造分析が絶賛された時代でした。

それはとても必要なエレメントでした。特に英語を書いたり
話したりする際には構造の正しい英語を発信しなければなり
ません。でないと読んでいる人や聞いている人はたまったも
のではありませんからね。

でも構造分析ばかりしていると、読むのが遅くなったりとか
だんだん筆者が何を言っているのかわからなくなったりとか
してくるんですよね。

500語を超えるような長いものを読んでいるときに「あれ?
結局この文章は何を言ってるんだろ?」って感じることが
ありませんか。それは一番まずいことです。

読めていないということになります。

構造分析しすぎているとそうなる例です。

僕が灘中学校でやっている指導の方法を今日は余すところ
なくお伝えしようと思っております。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
結局、聞く力も話す力も書く力も、土台は「読む」なんです。
そこに気づければ勉強法は自ずから決まってくるんですけどね。

 


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