広島の書店さんです。感謝以外の何ものでもない。すごい!
こうして自分の本の棚を作って下さっているのをちょくちょ
く見るのですが、本を書店さんに置いて頂くだけでもありが
たいことなのに、自分の本専用の棚があるなんて、村上春樹
先生でもあまりないことなので、本当にありがたいものです。
いい気にならず、謙虚に生きていきます。
今日は広島で約300年の歴史を誇る修道中・高等学校さんで
まずは中1生徒たちに講演をし、その後は広島の先生方との
勉強会があります。といっても広島だけでなく、岡山県とか
近畿地方からも多くの先生方がいらっしゃいます。
今日のお題はリーディング指導です。
単に多読しているだけでは力があまり伸びないものですから
ではどうやって指導するのかが問題になります。
昭和時代は構造分析が絶賛された時代でした。
それはとても必要なエレメントでした。特に英語を書いたり
話したりする際には構造の正しい英語を発信しなければなり
ません。でないと読んでいる人や聞いている人はたまったも
のではありませんからね。
でも構造分析ばかりしていると、読むのが遅くなったりとか
だんだん筆者が何を言っているのかわからなくなったりとか
してくるんですよね。
500語を超えるような長いものを読んでいるときに「あれ?
結局この文章は何を言ってるんだろ?」って感じることが
ありませんか。それは一番まずいことです。
読めていないということになります。
構造分析しすぎているとそうなる例です。
僕が灘中学校でやっている指導の方法を今日は余すところ
なくお伝えしようと思っております。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
結局、聞く力も話す力も書く力も、土台は「読む」なんです。
そこに気づければ勉強法は自ずから決まってくるんですけどね。