KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

日別アーカイブ: 2018年5月8日

kimutatsu

本について

Posted on: 2018年5月8日(火) 20:38

futaba-fukuyama

ある出版社の営業マンと今日しゃべっていたのです。

もう書店さんではびっくりするぐらい本が売れないとのこと。
問題集や参考書だけでなく、小説やエッセイなども。

唯一、多少は売れているのが絵本なんだそうです。

その割に広告で何万部突破!とか書いていますけどね。
まぁ、あの数字を信じる人がどれだけいるのかってことですが。

紙の本ではなくて、電子書籍に移行しているからねとしたり顔で
言おうかなと思ってる人、電子書籍からも撤退している出版社が
たくさんあるのです。要するに本は売れないコンテンツなのです。

学校でもそうです。

生徒はあまり本を読みませんが、教員も本を読まないですから。

これから日本の出版文化はどうなっていくんでしょうね。

漫画ですら売れないそうです。

hiroshima1

でも、僕ね、12年前に本を初めて出していろんな書店さんを
挨拶してまわったときに実は思っていたんですよ。

これでは売れんわなぁと。

だって新聞のちらしを入れるわけでもなく、書店さんの前で
いらっしゃいいらっしゃいと声をかけるわけでもなく、
ただお店を開けて待っているだけなのですから。

芥川賞作家がサイン会を行っても3名しか来なかったという
話を聞いて、そりゃその有名な作家がサイン会を行っている
というニュースを誰も知らないんだから、
誰もサイン会に来るわけがないわなぁと思っていました。

書店員さんと話すと「HPで告知しています」とのことでした。

でも書店のHPをちょくちょくチェックしている人がどれぐらい
いるというのでしょうか。たぶんうちの職場にはいません。

こんなにいい本が出ましたよと告知することが必要なのです。
新聞広告は(新聞もオワコンだと言う人はいますが)おそらく
ある程度は有効な手段となるでしょうね。

自分だけのメディアを持っている人は強いと思います。

「本が売れる」というのは奇跡的な時代になりました。

とても悲しいことです。本好きな僕とすれば。

本は読まねばならないものではありません。

本をいっぱい読んだからといって国語力があがるものでもない。
(もちろん読み方を知って読めば日本語力はあがります。)

でも自分が読んだ本の中で、これはと思った本については、
生徒たちにもこのブログを使って他の人たちにも
ご紹介していこうと思っております。

生徒たちに発行しているハンドアウトやこのブログを読んで、
1人でも多くの人が、紙であれ電子であれ、
紹介した書籍を手にしてくださればと思っております。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
勉強しなければならないので本が読めないというナンセンスな
状況を文科省はどう思っているのか、聞いてみたいものだ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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