二学期からは設問つきのリーディングをやるよと一学期に言って
ありました。一学期まではずっと設問のないリーディング、
つまり読書をしておりました。ちゃんと読めることが大事です。
来年はリスニング中心の授業になります。
今年のうちにリーディングの力をつけておきたいなと思っています。
ですので二学期と三学期は二次試験の設問に答えるところまでやります。
読めたら解けるんですけどね。でも設問があったほうがやる気が
出るというのと、答え方を知るというのも大事かなと思いまして。
高3生がこの夏に受けた東大オープン模試と京大オープン模試
を使って授業をしました。実際に時間を計って解いてもらって
そのうえで「ではどうすればこれが解けるようになるのか」と
いう観点で授業を行いました。
終わってから生徒たちに「東大と京大、どちらが難しい?」と
尋ねたところ、京大のほうが英語は難しいが、頭を使うのは
東大のほうという答えが返ってきました。
東大の英語は情報処理速度が要求されますし、読めたところで
日本語の能力がないと大意要約ができなかったり、論理的思考
の力がないと解答できなかったりします。
京大は、一時よりは簡単になりましたが、語彙レベルが高い。
逆に言えば、語彙力があればけっこう簡単に解答できます。
生徒たちには志望大学の志望学部に向けて、自分の力を高め、
大学から「うちの大学に来てください」と言って貰えるよう、
「お前なんかうちの大学には来るな!」と言われないよう、
努力を継続して行ってほしいと思っております。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
高1だからといって簡単な教材を用意すると
あまりモチベーションが上がらないものです。
僕も高校時代そうでした。高いハードルを飛び越えるには
ファイティングスピリットが必要で、それを植え付けるのも
我々教員の仕事なのです。