KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

月別アーカイブ: 2019年3月

kimutatsu

冬も広島!

Posted on: 2019年3月22日(金) 5:45

hiroshima06

1年のうちにはいくつか定例化した行事というのがあって
個人的に楽しみにしているものが誰でもありますよね。

文化祭や体育祭などもそのうちの1つです。

僕の場合は日本のいろんなところに足を運んでいるうちに
これぐらいの時期にこの場所に行くというのがお決まりに
なり、その地域の方々と顔を合わせるのを楽しみにして
いるというものがあります。

広島には終戦記念日あたりに1回、秋に1回、そして冬に
1回行って、顔なじみの先生方にお会いします。

終戦記念日にはいつも広島に行っていたのですが、それな
らセミナーをやってほしいと広島の先生方に依頼された
のがきっかけで、それが「夏は広島!セミナー」となり、
1年1回では少ないということで「冬も広島!セミナー」
という名前でずっと行っています。

夏はいつも広島女学院さんで、冬は修道さんで、それぞれ
行われているのです。主催はあくまでも広島の先生方です。

業者ではなく。

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先日は修道中学校・高等学校さんを訪問し、中1生徒たちに
勉強について、人生について、話をさせていただきました。

修道といえば300年ほどの歴史を持つ学校です。

生徒たちには、単に『ユメタン』の使い方を説明するのでは
面白くないので、なぜ勉強をするのか、勉強とは何なのか、
そして英語をどう勉強するのか等等について話しました。

まだ中1ですが、そういうことって勉強する上でかなり重要
でして、意識しておかないとやる気がダウンするものです。

努力には理由が必要ですからね。

5年も6年も先の試験のためだけにはなかなか努力できない。

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生徒たちに話をした後は、教員による勉強会です。

教員だけではなく企業の方々も参加します。そういった方々
による教材のプレゼンの時間も設けられました。

すべて広島の先生方による企画です。

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僕はリスニングの勉強法・指導法について話してほしいと
依頼を受けていましたので、基礎トレの方法や簡単な通訳
トレの方法、長いスクリプトを使ったトレーニング方法等、
話をさせていただきました。

最後に先生方に申し上げたのですが、我々教員こそが英語
のリスニング力を向上させ、自分もこうやってトレーニン
グをしたことで力がついたという話を生徒たちにしてやる
ことが大事だと思っています。

英語の教員といっても以前の僕と同様、リスニングが得意
ではないという人もおられるはずですからね。

自己研鑽が大事だと思っております。

広島の先生方にお会いするのはいつも楽しみです。

これからも続けていきたいと思っています。

修道の生徒たち、広島の皆さん、いつもありがとう。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
広島の先生方は本当に熱心で、いつも驚かされます。
学校同士のつながりや連携が信じられないほど強くて。

 


kimutatsu

我喜屋先生と

Posted on: 2019年3月21日(木) 22:55

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興南高校の理事長・校長の我喜屋優先生です。彼とはこうして
ちょくちょく会っていろんな話をさせていただいています。

彼は野球部監督なので、甲子園ファンの人には有名ですよね。

今日も学校経営について話をさせていただきました。

大切なのは少しのスキルと、そして溢れんばかりの情熱。

僕はそう思っています。

どちらが欠けても駄目ですが、何よりも情熱や負けん気など
が子どもたちに伝わらない教育者では、いくら正しい理論を
語れても意味がないと思っています。

という話でガッキーと盛り上がりました。

こういう話を沖縄を代表する私学の理事長とさせて頂けるの
は本当に有意義で、ありがたいことです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
しばらくゆっくりさせていただきます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 沖縄  

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『ユメタンライティング①』発売です!

Posted on: 2019年3月20日(水) 10:13

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終業式が終わりまして、灘校は春休みに入りました。

明日から僕はまた沖縄に戻ります。先週も戻ってはいましたが
たった3日間の滞在だったので。明日からはしばらく居ります。

さて、宣伝で申し訳ないのですが・・・

昨日、『ユメタンライティング①』が発刊となりました。

めちゃくちゃ時間をかけて創りました。時間かけすぎ。2年間
かかりました。何より日本語の作成が大変でした。

『ユメタン⓪』と『ユメタン①』に出てきた単語だけで英語が
書けるように日本文を作らねばならないものですから。

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学校専売品なので書店さんでは手に入れることができないの
ですけれども、非常に良い本になったと思っています。

アルクの編集者のレベルの高さのおかげです。

**********
確かに優れた才能を持っている人は素晴らしい。しかし
自分の望みを成し遂げるために、称賛に値する努力を
全力で行う人は、たくさんの人たちに大きい影響を及ぼす。
人々は後者のような生き方に憧れるのである。
To be ( s ), those who ( p ) superior ( t ) are ( w ).  But those who
make ( d ) ( e ) that ( d ) ( p ) in order to ( a ) what they want
have a great ( i ) on a lot of people.  We ( l ) for the way of living
of the ( l ) types of people.

科学者の最優先事項はこの世の中の構成要素の特性を調べ、
それを様々な実用性につなげることである。そのために
全ての科学者は好奇心が強く、非常に神経質で、真理に関して
誠実かつ厳密で、そして自分たちの失敗にがっかりする経験を
何度も重ねるのである。
Scientists’ top ( p ) is to ( e ) the ( p ) of  ( c ) in this world and
lead them to a ( v ) of ( u ).  In order to do this, all of them are
( c ), very ( n ), ( s ) and ( s ) about truth, and ( d ) at their
mistakes many times.
**********

『ユメタン⓪』と『ユメタン①』で覚えた単語を使いながら
日本語を英語に直していきます。

書く前に英文を見ながら口に出して読んでいきましょう。

スペリングは最後の最後でいいのです。まずは発音と意味が
大切ですので、どんどん読んでいきましょう。

一括採用されると音声CDも付いているそうです。自分が英作
した英文をリスニングしながら音読トレをすることによって
ますます語彙が頭に刷り込まれていくことでしょう。

『ユメタンライティング①』、先生方がご採用下さった生徒
の皆さんは単に提出のためだけにやるのではなく、覚えた語
が実際に使えるかどうかをチェックし、使えないということ
になれば復習をしましょう。そのための本なのですから。

著作は66冊目です。

ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました!
すでに春休みの宿題として10校が採用をしてくださいました。
発刊前に採用を決めてくださった先生方に感謝しております。

 


kimutatsu

教え子からの連絡

Posted on: 2019年3月19日(火) 21:28

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この前の勉強会に教え子が来てくれたんです。教え子と
言ってももうけっこういい年です(失礼)。

書店さんでは買えない本でいい本がある。それが欲しい。

んーーー

そうか、でもほら、版元(出版社)さんの思惑があってさ。
著者が勝手には決められないのよ。

彼女いわく、『5ステージ』(数研)がほしい。

最近は著者がびっくりするぐらい『5 Stage 英文法完成』が
公立も含めて多くの中学校や高校で使ってくださっていて
もしかしたら『ユメタン』以上なんじゃない?な勢いです。

で、それはそれとして、使ってくださっている生徒たちには
単に提出のためにやるのではなく、この本のコンセプトに
したがって、英作文やスピーキングで文法ミスをしないよう
しっかりと脳に刷り込んでいってくれることを願っています。

教え子には個人的にプレゼントします。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
連絡をくれた教え子は奈良県(僕の故郷)在住でした。

 


kimutatsu

SNSで傷つくならば

Posted on: 2019年3月18日(月) 22:23

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最近なにかあると芸能界と政界を中心に炎上していますね。
SNSやブログなどの言葉に過敏に反応し、中には大変な
目に遭っておられる方もいらっしゃるようで気の毒です。

でもまぁ、そうなったらSNSをやめればいいだけのことで、
それほど悩むようなことでもないんでしょうけど。

僕のこのブログも以前はコメント欄があったんです。

帰宅してコメント欄を開くのが怖かったですねぇ。

まともなコメントが90%。

そして批判が10%。

誰かわからない人の批判を聞く程アホではありませんので
そういうコメントは削除していたんですけど、一瞬でも
そういうのが目に入るのが嫌で、コメント欄をやめたんです。

ツイッターとかもそういう理由でやりません。

だから僕はこの何年間も炎上は全くしていないのです。

誰からも批判されていませんし。

FBはコメント欄を設けています。だけど誰かがしょうもない
ことを書いたら(あるいは実生活で僕の悪口を言っている
ことを知ったら)速攻で拒否していますし、そういう点では
まったく問題ありません。

最近は生徒もツイッターやラインなどをやっていて、何かと
傷ついている人がいますが、そういうものをやるのであれば
傷つけられることがあることを知っておくべきです。

そして傷つくのが嫌なら、やめるべきです。

やめもしないで「傷ついた」と大袈裟に騒ぐのは、あまりに
自己防衛力がないのではないかと僕は思っています。

傷つくのであれば、ツイッターやラインなんかやめましょう。
もっと大事なことがあります。精神的に安定した生活こそが
もっとも大切なのです。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
何年間も、誰からも叱られても注意されてもないなぁ。
年をとるというのはそういう危険に晒されることなんやなぁ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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神戸学院大学附属中・高さんを訪問しました

Posted on: 2019年3月17日(日) 21:10

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僕はブログに書いている以外にいろんな場所に行っています。
全部書ければいいんですけど(そのうち全部書き出すと思う)
いろいろオトナノジジョウというのがあるのです。

あるいは他に書くことがあって、えらい後になってから書く
こともあります。で、なんでこういうことを言うかというと、
別になんのオトナノジジョウもないのに書き忘れてたことが。

神戸市内にあります、神戸学院大学附属中・高さんを訪問し、
僕の本を使ってくれている生徒たちに話をしたのを書いて
いなかったことを思い出したからです。

訪問した学校で「ブログに書くからね」と言っているわけで
はありませんが、それでも1人ぐらいは読んでくれている
生徒がいるかもしれないし、もしかしたら自分の学校のこと
を書いてくれるかもと思ってくれている生徒がいるかもしれ
ないのに、書くのを失念しておりました。

神戸学院大学附属の生徒たち、ごめんよ。

と言ってもメインは先生方でした。

僕が生徒たちに授業をするのを英語科(だけじゃなかったが)
教員の皆さんが見学し、終わってから質疑応答をするという
けっこう珍しいタイプの勉強会だったのです。

セミナー形式ではなく。

神戸学院大学附属中・高の先生方、生徒たち、ありがとうご
ざいました。懇親会も含め、楽しい時間でした。感謝感謝。

同じ神戸市内の学校ですし、会うこともあろうかと想います。
その折にはどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
明日は答案返却日。それが終わると実質的に春休み。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 学校訪問  

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採点完了の巻

Posted on: 2019年3月16日(土) 18:20

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採点も終わりまして、返却する準備もできました。月曜日、
答案返却日ですので、そこで返したうえで4月からの授業
について話を少ししようと思っています。

春休みの宿題は『新ユメタン②』の単語番号801~1000と
長文の問題集です。問題集については提出の義務はなくて、
むしろ宿題考査の点数で全てを判断します。

さすがに高2ですからね。

提出義務がないと勉強しないというのでは困ります。

教員が一生懸命になってもしょうがないのです。

生徒たちが努力しないと。

教員にできるのはシラバスの作成やちょっとした忠告等で、
知識をしっかりとつけてもらわないと、知恵を授けようも
ないので、早い段階で『新ユメタン②』レベルぐらいは
定着させてもらわないと難関大もへったくれもないわけで。

4月からはリスニングが中心となります。一学期間、ほぼ
全ての授業がListening-centeredに進んでいきます。

二学期はWritingです。

生徒たちに「こういうトレーニングをしないとリスニング
ができるようにはならないよ」というトレーニングをする
とともに、リスニングの際に最重要な鍵を握るのは単語や
熟語などの知識ですので、それらが薄い子たちには定着を
促すことになります。

2021年4月から大学生になりたい子には頑張って貰います。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
4月からは僕もがっつりとリスニングの勉強をします。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 灘校  

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やんばる、そして愛楽園

Posted on: 2019年3月15日(金) 23:02

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今日はハブ神と一緒にやんばるに行ってきたんですよ。
ほんと久しぶりに。国頭村に行くのはもしかすると初めて。

名護とか美ら海水族館までなら行ったことがあるという人
も多いのではないでしょうか。

でもやんばるとなるとかなり少ないように思います。

やんばると言えばヤンバルクイナですけど、これはヤンバル
クイナのオブジェか?ちょっと…いや、かなり違うと思うが。

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ハブ神の車に乗って、ひたすら北上。でも58号線が大宜味村
あたりになると車が極端に少なくなるので、目指すべき場所
まで名護から20分程度だったでしょうか。

昼は猪(いのぶた)の野菜ラーメンを食べました。

これが普通サイズ。大盛ではない。

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帰りに愛楽園を訪ねました。沖縄に100回以上行っている僕
ですが、愛楽園は初めてでした。

移動中、ネットで調べながら、自分の無知を恥じました。
沖縄フリークなどとエラソウに言っているわりになぁんにも
知らないなぁと思って。でもこれから勉強します。

敷地から古宇利島が見える美しい風景とは裏腹に、さまざま
な差別を受けた方々によって建てられた療養所。

もし関心のおありになる方は、愛楽園でググってみて下さい。

210

すでに帰宅していますが、また21日にはおきなわ学びのネッ
トワークが主催する高校生無料セミナーがありますので、
来週また沖縄に戻ります。そしてその後は福島です。

灘の生徒たちはあまりがり勉ではありません。普段から生徒
たちに言っていることですが、机上の勉強だけではなかなか
力を伸ばせないので、動くことで経験値を上げることが大切
です。灘の生徒たちも東北やあるいは海外に行って、そして
自分の経験値を上げながら勉強をしています。

僕も負けずにいろいろ動いて、経験値を上げようと思います。
今回は3日間だけでしたが、行ってよかったです。
特に今日の愛楽園については少し資料を調べてみます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
伊丹空港に着いたら、寒かったです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 沖縄  

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読谷高校さんと浦添高校さんにて

Posted on: 2019年3月14日(木) 23:06

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読谷高校です。新しい学校というわけではないのですが、
草木の緑とつつじの赤のコントラストが美しい。

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読谷高校の生徒たちにリスニング勉強法について授業をし、
その後で「勉強とはなにか」という演題で講演をしました。

それが終わると浦添へ。

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浦添高校で高1・2全員(800名)に英語の勉強法について
話をさせていただきました。

どちらの学校もかなり生徒たちも先生方も努力しておられて、
いずれも国公立大学への合格者を多数出しておられます。

両校の校長先生と話をしたのですが、これからさらに頑張る
ということでしたので、沖縄の高校のレベルが底上げして
いくことになるんでしょうね。

僕は常にボランティアで、第三者の立場でご支援をさせてい
ただければいいなと思っております。

今日はとてもいい日になりました。

両校の先生方と生徒たちにお礼を申し上げます。

ありがとうございました!

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
県北の名護高校から医学部医学科に3名の合格者が
出たと知念先生からご連絡がありました。すげぇ!

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 沖縄  

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メルマガとリスニング

Posted on: 2019年3月13日(水) 5:54

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Daily KIMUTATSUというメルマガを発行しています。

Daily(毎日)というタイトルを付けているのに毎日発行して
へんやないか!というお叱りの声もなく(人生幸朗師匠)
週に2通から4通ぐらいかな、発行しています。

この4月から生徒たちに対してリスニングの授業をします。
それもあって、最近はリスニングの勉強について書いている
のですが、なかなか好評です。

最近読みだした人たちから「もう一度、最初から流してほし
いのですが」というご連絡を頂きますが、申し訳ありません、
それはさすがに無理です。

単に聞いているだけではリスニング力は伸びないので、いろ
いろ段階を踏んでトレーニングすることが大事です。

昨日流したメルマガでは長いスクリプトをどのようにトレー
ニングすれば聞きとれるかについて書きました。

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実はどの出版社からと決めずに、リスニング勉強法について
本を書いておりますので、もしかするとその原稿が陽の目を
見れば皆さんのお手元にお届けできると思います。

僕もリスニングに関してはかなり苦労しました。

最も基本になるのは、自分が正しい発音で声を出すことです。
声を出さない人はあまりリスニング力が伸びません。

英語の音も大事ですが、リズムが大事です。

イントネーションもかなり大事。

英語らしい英語を話せて初めて、リスニングの勉強のスタート
ラインに立てたと言えるかもしれません。

単語の勉強をするときから、CDに合わせて声を出すこと。

長文の勉強をするときも、CDに合わせて声を出すこと。

そういったことの積み重ねで、約5分を集中して聞かねばなら
ない東大のリスニングであっても満点が取れるのです。

また、ブログでもちょいちょい書いていきます。

 

 

今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
リスニングの問題集を何冊やっても駄目なものは駄目です。

 


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