昨日書きましたが、しばらく「読む力を伸ばすには」を連載
していきます。僕にメールをくれた高校生のために書きます。
が、他の人にもお役に立つならそれは嬉しいことです。
フェイスブックに「明日から書くよ」と書いたら、「普通は
カリスマな人たちは有料のサロンでやる」とコメントをくだ
さった方がおられました。確かにそうですね。けっこう高い
カネをとってやられます。
でもまぁ、僕はカリスマじゃないので。
普通の高校教員ですやん。ゴルフの好きな。飲むのも好きな。
水谷先生みたいに夜回りするとか大きいことはできませんが
こういう英語の勉強法を書くぐらいなら、寒い夜に外を歩く
必要もないですし。隙間時間で書けます。
さてさて、僕にメールをくださった女子生徒のメールからは
彼女はすでにけっこうな努力をしていることが伺えます。
彼女からのメールをそのまま転記します。
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学校で『Skill Builder』『Heart and Mind』『DUAL SCOPE
ワークブック(文法)』をしています。
自習用には
阪大の赤本、『鉄壁』が合わないので最近『ユメタン②』に
変えました。能開センターのテキスト、『SCRAMBLE』、
『東大英語リスニングBASIC(正答率は9割)』
『新ユメサク』、『英語反復トレーニング③』
を使用しています。
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ということですので、かなり努力していることがわかります。
東大志望なのに阪大の赤本を使っている理由がわからないけど
それ以外は特に問題なさそうな気がしています。
が、「読む」ということに関して言えば、量的にはどうなんで
しょうね。たとえばうちの高2生徒(僕が持っている生徒)は、
授業だけでも1か月に20弱の長文を読むことになりますので、
それを考えると、やはり1日に1長文はほしいのではないかと。
まず、基本的な姿勢としては「たくさん読む」という部分こそ
必要条件(十分条件ではない)です。
赤本というのはおそらく「解く」ということをされているのだ
と思うのですけれども、解いても解かなくてもどちらでもいい
ので、まずは読む量を増やすことは大切だと思われます。
最低でも1日1長文は読むのだという意識を持つことです。
続きは明日書きます。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
能開のテキストっていうので多読しているならごめん。
明日はどういう問題集を選ぶかという視点で書きます。