昨日、リーディングの方法について軽く書きましたが、何人か
の先生方からメールをいただきました。
構造分析はどう教えるんですかとか。
長い文章の中で教える必要はないのです。むしろ短い文章とか
あるいは文の中で教えるべきなのであって、長い文章を読む際
に文構造が無意識にとれるレベルまで、短い文章や文で練習を
するのですね。
逆に長い文章を読む際には、構造分析を主眼に置くのではなく、
何が書いてあるのかを念頭に置いて、段落単位で読むのです。
この段落はこういうことが書いてある、この段落はこう、この
段落はこう・・・で、全ての段落で言っていることが取れれば
文章全体で筆者が言っていることを理解し終えます。
設問が付いているのであれば、該当箇所だけじっくり読みます。
下線部訳の部分だけは文構造を意識して、じっくり訳します。
下線部訳でも設問該当箇所でもないのに、構造をとって読むと
木を見て森を見ずという状態になるはずです。
逆に英作文の場合は、徹底的に構造分析を行います。
どれを主語にして、動詞をどう設定するのかが基本になります。
が、それについてはメルマガで書いていこうと思います。
今日もブログにおいで頂き、ありがとうございました。
コロナウィルス、どうなるんでしょうね。
5月に文化祭を控えているので心配です。