この本、通訳の柴原先生と一緒に創った英作文の本です。
英語の先生方から「これはわかりやすい」と言っていただいています。
解説部分が対談になっているんです、全部。
これはこうすればいいよねとか、先生はどうしました?とか対談をしています。
この本を読んだという先生からご連絡をいただきました。
そうか、こうやって考えればいいのかがパッとわかりました!と。
こういうご連絡をいただけるのは嬉しいものです。
もちろん受験生のために創った(書いたというより喋った)本です。
でも指導者の方に読んでいただいてご指導に生かしていただけるのも嬉しく思います。
英作文っていうのは、問題集を買ってきてやったからっていきなり点数は上がりません。
柴原さんと出した本を作るときも、二人で頭をひねりながら訳例を作ったのです。
プロが2人でああでもないこうでもないと言いながら、訳例を作るのです。
若い人が即座に作れるようになるのにはかなり時間がかかります。
一番大切なことは、英語の1文(ひとつの文)が作れるようになること。
そのためには英語の1文のルールである英文法の知識が要ります。
英文法の勉強とはつまり、英語の文が書けるようにすることです。
時制や仮定法にしても、不定詞や動名詞にしても、理論を学びます。
四択問題や並べ替え問題などで、知識を徐々に刷り込んでいきます。
リスニングや和訳などをしながら徐々に書けるようにもってきます。
最終的には学んだ文法項目の文が正しく書けるようにします。
こういうことを通じて英文法の力が頭に刷り込まれていきます。
つまり四択問題集は最初のプロセスで行うことになります。
英作文を正しく書けるようにする。そのためには英文法の勉強が必須です。
英語を正しく話すためにも必須です。テキトーな英語ではなく、正しく話すためには。
英文法を正しく学ばないと、英語がまったくわからなくなるはずです。
それではせっかく勉強するのにもったいないですよね。
僕と佐藤先生や石﨑先生の作った『ユメブン』。
どうして各ユニットの最終ページが英作文なのかを考えてほしい。
四択もあれば和訳もあればリスニングもあります。いろんな問題がある。
でも最後の問題はやはり英作文なのです。
英文法の勉強の方法がわかれば、英作文は劇的に伸びていきます。
ブログにおいで頂き、ありがとうございました。
例文を覚えるのも大事ですが、理解しないと意味がないです。
理解もしていない英文を暗唱してもまったく意味がありません。
お経を意味もわからずに覚えるようなものです。