KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

kimutatsu

お礼状

Posted on: 2012年5月1日(火) 13:10

 

 

 

 

 

 

この直後にこけて腰を強打したのですが、骨には異常なしでした。先ほど整形
外科から帰ってきましたが、レントゲンの結果は単なる打撲でした。

よかった。

帰ったら仙台白百合学園の下山先生から手書きのお手紙が届いていました。

手書きってのは特に嬉しいですねぇ。下山さん、ありがとう。

それと異動しましたという北海道の先生方からの葉書きや、愛知県の先生から
の葉書きも届いていて、とても嬉しくなりました。

それ以外にも大阪の啓林館のセミナーに参加されていた先生方からの葉書きも。

毎日のように誰かからお葉書きが届きます。

こういうのってメールとはまた違う嬉しさがあるものですね。メールはメールで嬉
しいけれども、葉書きや手紙ってのはなんかね、いいなぁ。

僕は年間に何百通ものお礼状を書くことにしています。

プレゼントを頂戴して実は一番嬉しいのが「旅先で買ってきました」という絵葉書
なのです。いろんな絵葉書を頂戴して、それを使っていろんな先生方にお礼状を
書くことにしています。

お礼を言うことなんて何もない場合だってあるんでしょうが、とにかく最近連絡が
ないなぁという相手に、メールではなく、葉書きを書きます。

返事を貰えると特に嬉しいものです。

こういう喜びって今の若い人たちはわからないかもしれんな。教え子からの年賀
状が「あけおめ」と書かれたメールだったら、逆に腹立つもんなぁ(笑)。

お礼状とかお礼のメールとかって、やはり相手の気持ちを考え、そして気持ちを
込めて書きたいですね。相手の笑顔を思い浮かべて書きたいですよね。

僕はよく「こんなにも人と会ってるのに、よく名前と顔を覚えてますね」と言われま
すけれども、そんなわけで葉書きや手紙を書いた相手のお顔は絶対に知ってるし
そうでなければ書けないものです。

実は整形外科の待合室でエクセルで作った知り合いリストを眺めていました。

3000人ぐらいいらっしゃるのですが、2500人ぐらいは顔と名前が一致する。

顔と名前が一致する人には、「お元気ですか」を書いても失礼には当たるまい。

というわけで、仕事に一息ついたときには読書をするかお礼状を書くかのどちら
かにすることにしています。

毎日最低でも1通は書くことにしています。

誰かの悪口や批評を書くのが大好きな人もいらっしゃいますが、せっかく生きてる
のにもったいないですよね。誰かをけなすより「ありがとう」と言える人でありたい。

皆さんもいかがでしょうか。お礼状を書いて、相手から返事が来たときの快感って
何ものにも換えがたいぐらい気持ちの良いものですよ。

お礼状を書く習慣を作ってみてはいかがでしょうか。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
福島の木村尚先生にいただいた生徒たちからのメッセージと
最後の写真が嬉しくって、何度も眺めてしまいます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

仙台白百合学園中・高さんにて

Posted on: 2012年5月1日(火) 11:24

 

 

 

 

 

 

 
仙台白百合学園中・高さんでは朝1限目から夕方まで、びっしりと何かをさせて
いただきましてね。1限目は中2の生徒さんを対象にした講演。

3限目は中3の生徒さん。6限目は高校生。

いずれも『ユメタン』を使っていかに単語力を伸ばすかという話をさせていただき
ました。教員側もいろいろしてるけど、著者が言うとまた違う部分もあるからお願
いしますと仰って、もちろん快諾しました。

7限目は留学コースの生徒相手に話をしてほしいということだったので、英語を
勉強することの意味というか意義というか、そういうことにプラスして、ではどうや
って勉強するかという勉強法の部分を、1年間留学してきた生徒たちとこれから
行くという生徒たちに話してきました。

英語の勉強をしたからって、即座に役に立つわけではないけど、勉強をしていな
い人に比べれば、活躍の舞台が世界になる可能性が高くなるということだ。

それに自分が頑張った結果、テレビの向こうの外国人が話す英語が綺麗にわか
るってのは、生きるモチベーションアップにもつながるよね。

 

 

 

 

 

 

 
夜は校長先生も交えて、懇親会を開いてくださいました。先生方、お忙しい中を
本当にありがとうございました。感謝しております。

ちなみに自宅に帰ってみたら、校長先生から仙台名物笹かまぼこが送られてき
ていて、とても嬉しく思いました。

縁ってのはこうやって深くなっていくものですね。

主任の亀谷先生からは、今回は単なるスタートで、今後もお付き合いをお願いし
たいと言っていただきました。こちらこそお願いいたします。

昨年まで仙台といえば大槻先生とのお付き合いだけでしたが、すでに大野先生
や亀谷先生をはじめ、たくさんの友達ができました。

嬉しくてたまりません。

今度はゲリラ的に遊びにいってやろうと思っています。

今回、齋藤先生のクラスで話をした際に、生徒たちが腹の皮がよじれるぐらいに
爆笑してくれて、噺家の木村としては嬉しかったのですが、東北の方々が僕が行
くことで笑顔になってくれれば本当に嬉しく思います。

今回もいい東北への旅になりました。お逢いした全ての先生方と仙台白百合学
園の生徒たちに心から感謝しております。本当にありがとうございました。

また行きます。待っていてください。

 
今日も僕のブログにおいでくださってありがとうございます。
今から整形外科に行ってきます。大したことないと思うけどね。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

あんなに食べて飲んだのに

Posted on: 2012年5月1日(火) 0:52

 

 

 

 

 

 

 (柴原智幸先生と:仙台にて)

2月に仙台といわきでチャリティーセミナーを行ったのですが、今回の仙台でもその
ときの話が出ました。楽しい話ばかりでした。

柴原先生の話や使用事例を話してくれた4名の先生方の話などが出ました。

東北の皆さん、とっても感謝してくれてはることがわかって嬉しかった。

ところでなぁ、西山君・・・

キミなぁ・・・

あちこちで話題になってたで。

東京でもなぁ・・・

また会ったときに言うけどなぁ・・・

けっさくな話ばっかりやがな(笑)。

それはそうと毎日のように先生方と酒宴を重ねていましたので、60.9キロまで落と
した体重がまたぞろ増えてるんやないかと心配してたんですけど・・・

帰って体重計に乗ったら、61.7キロでした。あんなに飲んで騒いだのにリバウンド
してない。ほとんど太ってない!

よぉっしゃ!もうデブとは言わせない。もう豚とは言わせない。

それはそうと仙台ってのは意外と近いんやなぁ。次は生徒らを連れていこうかなぁと
か思ってさ。

3月に灘校の生徒たちが東北を訪れて、ボランティア活動をしたり、学校訪問したり、
いろいろとやってくれたんやけど、今度は僕が連れてったってもいいなぁと思って。

行けるとしたら夏か秋かな。まぁまた生徒たちと相談してみよう。

 
今日も僕のブログにおいでくださってありがとうございました。
今日から5月ですね。5月2日と3日は灘の文化祭が行われます。
よかったらおこしくださいね。ありがとうございます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

戻りました

Posted on: 2012年4月30日(月) 22:24

 

 

 

 

 

 

 
仙台と東京から先ほど帰ってきました。PCも持っていってたんやけど、結局開く暇
なく終わりました。かなり充実した5日間でした。ほんとに良かった。

仙台では仙台白百合学園中・高の先生方にお世話になり、視聴覚室をお借りして
先生方対象のセミナーを行いました。

時間的に遅かったし、平日なのでどうかなぁと思っていたのですが、福島や山形、
岩手からも先生方がおこしになり、喜んでくださいました。

懇親会でもかなり和気藹々とした雰囲気で盛り上がったのですが・・・

帰りに車止めに足を滑らせて木村が転倒してしもてね。 \( ̄_ ̄)/

しばらく立てなくて、もしかしてヤバイんじゃないか?と思われたんやけど、まぁなん
とか立ち上がり、「大丈夫大丈夫」を連発しながら痛みに耐える木村。

先生、大丈夫ですか?と心配そうな英語科主任の亀谷先生。

大丈夫ですよと笑いながら、実はそれから4日後の今も痛い木村やったりするねん。

でも喜んでいただけたのでよろし。

詳細はまた明日に書くけど、仙台と東京で非常に多くの人たちと触れあい、無事に?
戻ってきました。腰が痛いけど。爪が割れてるけど。

すでに何名かの先生方からお礼のメールが届いてるので、さっそく返信を書こう。

とにかくとても充実した旅ができました。皆さん、ありがとう。心配かけてごめんね。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
明日整形外科に行ってきます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

一所懸命

Posted on: 2012年4月26日(木) 1:30

 

 

 

 

 

 

 

 

 
人間ってのはどんどん変化するもんですね。僕は15年前の僕では全くないなぁ。
それどころか2005年5月に初めて本を出したときの僕とも違う。

いろんなことを経て、人間ってのは変わっていくんやなぁ。

よく苦労すると人間が大きくなるとかって言うよね。でもそれは違うなぁ。

例えば女にふられてしもたとする。それ自体は本人にとってはちょっとした苦労
なんやろうけれども、それだけでは大きくはなれんわ。

完全に乗り越えないと成長なんかせん。

男ってのは結構ウジウジしていてね。ふられたりすると、かなり長い間根に持っ
たりする人が多い。同僚なんかにその女の悪いところを話して酒の肴にしたり。

その女の悪口を友達や同僚に言うたりしてるような、犬のウンコ以下のオオバ
カが成長できるわけがないわけですわなぁ。

そう考えると、苦労したから人間が大きくなるんじゃなくって、それを乗り越えた
ときこそ、つまり成功体験こそが人間を大きく変えるんやなぁ。

ドラクエだって、モンスターに出会うだけでは成長できない。うまくできてるよね。
あれはモンスターを倒さないと経験値は上がらんもんなぁ。

僕の場合は成功してるかどうかはともかくとして、以前はネット等に自分の悪口
が書かれてあるのを見ると嫌で嫌でしょうがなかったけどな。

今はもうどうでもいいわ。

中には僕が自分のブログなんて見ていないと思い込んで僕のことをいろいろと
書いてる人もいるけれども、まぁ気の毒やなぁとは思うが、だからってその人の
ブログのコメント欄などに書き込むほどの子どもでもないし、暇じゃないしなぁ。

いろんな壁にぶち当たって、それを一所懸命に乗り越えようと頑張ってきた。そ
うしてるうちに多少の「壁」なんて「壁」でもないなと思うようになってきた。

なんかね、頑張ってるうちにもっと自分の目標とか夢を実現することにエネルギ
ーや時間を使いたいなという気持ちがどんどん強くなってきた。

いろんな本を読み、立派な人の話を聞いているうちに、人間ってのはいつ死ぬ
かわからんのやから、悪口を言うたり聞いたりする時間があったら、あるいは
何か復讐に燃えたりネガティブなことを考えたりする時間があったら、前向いて
生きていくためにどうしたらええかを考えるようになってきた。

身の回りでいろんな人たちが支えてくれてる。今は少しでも日本の英語教育が
いい方向にいくことを願ってやまないし、そのためにも目の前の生徒たちを大
事にして、しっかりと自分の教育のスタイルを形成していかねばならぬ。

あと2年で50歳。

そのときにはきっとまた違う風景が見えてるんやろうなと期待してるし、その時ま
でに自分をもっともっと高めておきたい。

そのために何が必要なんかな。

いろいろ考えながら、いつ幕を下ろすかわからない人生を、一所懸命生きよう。
長生きして、できるだけ多くの痕跡とコントリビューションを残して旅立とう。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
『終末のフール』の中にある「いつまで生きるつもりで今の
生活を送ってるの?」という台詞が大好きです。
いつまでも命があると思うからダラダラ生きてしまうんですねぇ。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

ダイエットと英語学習

Posted on: 2012年4月25日(水) 23:50

 

 

 

 

 

 

(啓林館の大阪セミナーにて)

元旦に「どうも体が重いな」と体重を計ってみたら、65.5キロ。

まぁぁいがぁ!ってことでダイエットを決意し、今日に至る木村です。

ダイエットって食事を減らしたり、リンゴダイエットなりこんにゃくダイエットなりと
いうやつをやったりすると絶対に失敗するようになってる。

一生リンゴダイエットするなら別やけど。

ダイエットの目的は痩せることではなく、健康になることなので、そこは間違えな
いように自分に言い聞かせてとにかくダイエットをスタートさせて、約4ヶ月半。

体重は65.5キロだったのが、いまは60.9キロに。

ウエストは86センチだったのが、なんと76センチに。

もう豚とは言わせねぇ。

英語のパッセージを1日1つずつ暗唱するという自分に課したタスクもこなしてる
ので、まぁまぁ今年は自分を鍛えるという意味でも良い年になってる。

ダイエットにしても英語にしても、方法を相当間違わなければ絶対に成功するの
だから、あとは2つのことに気をつけてれば問題ない。

1.続けているか。
2.目的・目標を常に見据えているか。

「痩せる」を目的にするとダイエットは失敗するし、「点数を取る」を目的にすると、
英語も、失敗するとは言わないまでも、不健康な英語力しか付かない気がする。

僕が英語を勉強する目的は、英語を自由に使いこなすことだ。
それはきっと今の中学生や高校生だって同じことなんやないかと信じてる。

四択問題が解けるようになって「いえぇぇぇい!」と言ってる人は危険やなぁ。
勉強の初期段階ならそれもしょうがないけど。

特に高2や高3でそれはちょっとレベルが低すぎる。四択ができるようになってか
らが英語学習のスタートと言っても過言ではなかろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
それと目標は高いほどいい。

よく「間違ってもいいから思い切って話そう」という言葉があって、そりゃ確かに
間違いではないが、でもそれは初心者に向けた言葉であってやなぁ。

ある程度学習を続けている人が「間違ってもいい」なんて姿勢ではどうやろうね。

日本に来たばかりの人なら、日本語を間違えながらでも思い切って使おうとして
ると好意的に見られるやろうな。

でも4年も5年も勉強してる人が情けないレベルの日本語しか話せないってことに
なると、お前さすがにそろそろガンバラんかい!ってことになるわな。

うちの生徒たちはもう5年目に入った。今年は英作文もやるけど、お前ホンマに
今まで英語を勉強してきたんか?と聞きたくなるような英語は書いてほしくない。

そのために、今までひたすらインプットをしてきたんやから。

目標は受験程度の英語は簡単にクリアして、その先にある世界に到達すること。

『ユメタン②』に入って、知らない語に出会う回数も増えた。今こそ甘えを捨てて
貰って、バシバシに勉強してもらおう。

もう高2なんやしな。大学入学まで1年11ヶ月。遠慮せんとガンガンいくぜ。

 
今日も僕のブログを覗いてくださってありがとうございました。
週末は仙台→東京におります。

 


kimutatsu

単語と文法だけでもかなり・・・

Posted on: 2012年4月24日(火) 21:11

 

 

 

 

 

 

 

アルクの石川君からメール。また何か仕事かなぁと思って開いたら嬉しいお知
らせやった。こういうメールは嬉しいなぁ。

*************************

通訳の柴原智幸先生が「うちの通訳翻訳課程の学生たちに、
『ユメタン①』『ユメブン①』を買わせました。木村先生のメソッ
ドに惚れ込んだのですが、徹底的にトレーニングをしますよ」
と言われました。

これは、すごいことです!

将来の通訳・翻訳家を養成するコースの大学生に、『ユメタン
①』と『ユメブン①』を徹底的にやらせる、ということは、
木村先生がたどり着いたメソッドで通訳・翻訳家を育てる、と
いう話です。本当に、ワクワクする話です。

*************************

おぉ!すげぇ!ありがとう!

でも手前味噌やけど、英語の学習を始めたばかりの中学生や高校生、あるい
は学習の初期段階にいる人たちこそ、『ユメタン』や『ユメブン』を使って、音声
トレーニングや徹底的な日々の反復、そしてクイックレスポンスを念頭に置いた
学習を心がけてもらいたいなと願ってる。

特に単語を覚えるのに、発音記号だけで我流で発音しながら意味と綴りだけを
覚えてしまっている人たちには心から警鐘を鳴らしたい。

それ、絶対に忘れるの早いし、使える英語力に結びつきにくいですよと。

音声CDを使いながらちゃんと学習している人は、そのやり方を続けてほしい。
カラオケの練習をする時みたいに、CDから流れる単語を物真似してほしい。

日本語だけでもかなり生活できるこの国に住んでいるからこそ、英語の学習に
関してだけは、音声トレーニングを重視しておかないと伸びないと断言できる。

本当に。

ここに悪いサンプルがあるやないか。俺だ、俺。

35歳になってから一所懸命にやり直したけど、これを中学や高校時代からやっ
とけば、社会にでる頃にはかなり英語が話せたやろう。そうすれば前から外国の
人が歩いてきてもあんなにビビらなくても済んだってことだ。

我々の時代はそういう音声で覚えたほうがいいなんていう人はいなかったからな。
『試験に出る英単語』がバイブルやったんやから、まぁしょうがないか。

今はまともな単語集や文法の問題集には全てCDが付いとるんやから、最大限に
活用しようぜ。単語と文法の勉強だけでも、かなりの英語力が付くってこっちゃ。

それはともかくとして・・・さっそく柴原先生にお礼の葉書きを書いておこう。

優秀な通訳や翻訳家を、『ユメタン』や『ユメブン』で学んだプロを、1人でも多く
輩出してくださる日を楽しみにしていますと書いて投函しよう。

 
今日も僕のブログにおこしくださいましてありがとうございました。
昨日は角川書店の方と新刊の話をしました。お楽しみに。

 


kimutatsu

啓林館セミナー in Osaka

Posted on: 2012年4月23日(月) 23:54

  

 

 

 

 

 

 
大阪は寺田町の啓林館本社でリーディングの指導法についてセミナーを行い
ました。足もとの悪い中、多くの先生方が駆けつけてくださいました。

ありがとうございました。

僕らが受験生だった頃は、全訳を予習として生徒に課して、授業中は先生が
前から読み下ろしていって、予習してきたものを各生徒が添削するという感じ
の授業が主たるスタイルでした。

といっても今もそういうスタイルで授業をされている先生も多いのですが。

それはそれで全くダメというわけではないけど、こういうやり方もありますよとい
う感じで、提案をさせていただき、僕の授業スタイルをご紹介しました。

中・高の授業を通じて英語を使えるようにならないと面白くないし、大学に合格
したけど全く使えないというのでは意味がありません。

ですので、教科書を使いながら使える英語の力を涵養する方法をご紹介させて
いただいたというわけです。

多くの先生方から感謝のメッセージを頂戴し、とても嬉しかったです。

こちらこそありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

  
終了後の懇親会では例によって盛り上がり、授業法についての議論をしている
先生方、名刺交換をしている先生方、腕相撲をしている先生方・・・

というか・・・

腕相撲をしていたのは西山先生と啓林館の北野君だけやったけどな。

おおいに親交を深め、気分よく帰ってまいりました。今日も何人かの先生方から
メールを頂戴し、新しいスタイルで授業をしたら生徒たちがイキイキしていました
という嬉しい報告もありました。

こういうセミナーってのは、聞いたことをちゃんと自分の学校や生徒たちに合うよ
うにカスタマイズすることが必要です。

僕はうちの生徒たちに合うように授業をしています。進学校といえども、基本を大
切にして、中1から脈々と積み重ねていきます。

予習以上に重視するのが復習です。特に高2以降はそうです。

学校によってはやはり予習をさせたいという先生もおられるかと思います。

生徒の実情を一番よく理解しているのがその先生なので、僕のセミナーで参考
になる部分があればそれを盗んで、自分の生徒たちに合うように変形すること。

それが重要なのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
29日には東京大学の目の前のホテルで同じセミナーを行います。かなりたくさ
んの先生方がいらっしゃるそうで、楽しみにしています。

5月5日には岡山でも同じセミナーを行いますが、すでに80人以上の先生方が
岡山だけでなく、広島や徳島、香川、高知、島根あたりからも参加されるそうで、
これまた楽しみにしているのです。

多くの先生方が単に訳し下ろすだけの授業ではなく、使える英語力を育てるよう
な方法で授業をされれば、日本人の英語力はどんどん上がるはずです。

生徒たちが大学に入ってから、あるいは社会に出てから、英語を勉強しなおさな
くてもいいように、我々プロがしっかり研修する必要があります。

その意味で、こうして3回のセミナーで200名以上の先生方が駆けつけて下さる
というのは、日本の英語教育にとって実に意義深いことだと確信しているのです。

一所懸命に話をしてこようと思います。

 
今日も僕のブログを覗いてくださいましてありがとうございました。
英語のリーディングを「読解」と訳すのは何故なんでしょうね。
「読書」でいいと思うのですが・・・。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

想いよ、届け!

Posted on: 2012年4月20日(金) 11:53

 

 

 

 

 

 

 
東北でチャリティーセミナーを行ったのが2月なのに、まだ福島のセミナーに
おいでくださった方々へのお礼状が書き終わらない。

早くしないとなぁと思っていたら、相馬農業高校の先生からお返事が届いた。

こういうのは嬉しいなぁ。こちらこそありがとうございました。また行きますので
今後とも宜しくお願いします。

ご自宅の住所から葉書きを下さったので、年賀状もお出しできるなぁ。うれし。

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 
この日曜日は14時から大阪の啓林館本社ビルで、リーディングの指導法につ
いてセミナーを行います。中1から高3までの指導について語ろうと思います。

啓林館の前田部長によると結構な数の先生方がいらっしゃると。

ありがたいですなぁ、本当に。

5月12日は、今度はアルク主催の大阪セミナーもありますが、こちらも読解の指
導についてということなので、話がかぶってしまいますねぇ。

というわけで、どちらかにいらっしゃればいいと思いますが・・・

あ、違うわ、5月のアルクのは桃山の小川先生、駒場東邦の佐藤先生、帝塚山の
西山先生も講師をされるので、そちらのほうも楽しみにしておいてください。

僕と違って若い先生方なので、おそらくその一生懸命さも含め、参考になる点が
あるように思います。

が、5月12日のセミナーはすでに100名ほどの先生方が申し込んでおられます。

残席はまだもう少しあるそうですが、直前に申し込もうかなと思っておられる先生、
早い目に申し込まれたほうが・・・あと30名ほどで締め切りになってしまいます。

我々講師はいらっしゃる先生が多くても少なくても、特に何が変わるわけではな
いのですが、やはり多くの先生方に聞いていただきたいな。

そしてそれを目の前の生徒たちに合うようにカスタマイズして、お役立て頂けれ
ばなぁと思います。

講師をやるとわかってもらえると思うんよね。

考え方が少しずつグローバルになってきて、自分の教え子たちは言うまでもない
が、オーディエンスの先生方の生徒たちも同じように伸びてくれればいいなと願う
ようになるものだ。

 

 

 

 

 

 

 
昨日、うちの職員室である先生がどこかの新聞か雑誌の電話取材に応えている
声が聞こえてきたんやけどね。

曰く、「教育ってのは、うちの学校さえよければいい、自分の生徒や子どもさえよけ
ればいいっていうような姿勢では、何も上手くいかない」と。

その先生、素晴らしいなぁと思ったなぁ。まったくそのとおりなんよねぇ。

そこに気付くのに、なかなか時間がかかるし、最後まで気が付かない先生や親御
さんもいらっしゃるかもしれないが、最終的にはこの日本の国の教育が良くなれば
いいなぁと、あるいは日本人の英語力が全体的に上がればいいなぁと、そういった
姿勢がないとあかんのやないかなぁ。

『東大英語リスニング』を出したときに、灘でだけ使っていれば灘だけが飛躍的に
東大の数が増えるのにモッタイナイと言われたことがあったなぁ。

でもそんなことしたって意味がないよね。

東大何人合格!やったぁ!っていう時代でもなかろ。

逆に「この本があるなら東大目指してやろう」という生徒に増えてもらいたいなぁ。
灘の生徒たちのライバルが増えれば増えるほど、うちの生徒も頑張れる。

セミナーだって同じやなぁ。

僕が灘の生徒たちにやってる授業を紹介するセミナーに参加する先生方が増え
ていって、そのおかげで日本人の英語力がアップすればいいなぁ。

チームキムタツの先生方が、ナント!毎年500人ずつ増えてる。

3年前の今頃は100人しかいなかったんです。

いまじゃ1600名の先生方が登録されて、一所懸命に勉強されてるのですよ。

日本の英語教育が変わらないわけがないよね。

  

 

 

 

 

 
何も学ばない先生はひたすら自分が受験生時代に受けた授業を、目の前の生
徒たちに毎年同じようにしてる。

英語を訳して説明して終わりという先生もいまだにおられると聞きます。

確かにそういう部分も多少は必要やけど、そこから抜け出さないとその生徒は
いつまで経っても英語が使えるようになれない。

英語がまともに使えない日本人を増やすだけになるかもしれないよね。

僕の方法の土台は「受験は言うまでもなく、英語をしっかり使える人材を作る」と
いうことなので、賛同してくださる先生方が増えればいいなと願ってるのです。

体調もやっと戻ったので、日曜日はいつもどおり一所懸命に話そう。
参加される先生方が前向きに吸収し、ご自分の生徒たちに役立ててくれればな。
それを願って、資料を作りました。参加される先生方、宜しくお願いします。

 
今日も僕のブログにきてくださいましてありがとうございました。
ちなみに来週29日は同じ内容のセミナーを東京で行います。

 


kimutatsu

自己管理ができてこそやなぁ

Posted on: 2012年4月20日(金) 1:00

 

 

 

 

 

 

ようやく復活してきたぞ。体調のことです。ま、当たり前のことやけど、寝んとな。
食ってるのは食ってるし、運動量も半端ない。問題は睡眠やな。

学校でも他の先生方から「風邪やったん?」と聞かれるも、「検査したけど何も
わからんやったわ」というと、それって怖いなぁと。

そやねんなぁ。しかもクラビットで治ったしなぁ。

クラビットで治ったってことは、やはり何らかのvirusやったんやろうけど。

夜中の1時に更新していてこんなこと言うのもナンなが、これからは早く寝よ。

 
 

 

 

 

 

 

 
毎日の運動量と体重を記録していたら、どんどん体重が落ちてきた。先々週は
62キロ台やったのが、ここのところ61キロ台をウロウロしてる。

このままいくと、5月には60キロを切ることになろう。食事にも気をつけてはいる
けれども、減らしてるわけではないのでリバウンドはなかろう。

記録するだけではなく、ダメだった日にはダメだったとわかる記号を付け、自分で
行動を管理してるのです。

これって実は大変大事なことでしてな。

勉強に当てはめてみよう。今日やった勉強を必ず記録する習慣をつけてみる。

いかに自分の勉強が足りないものやったかがわかる。それに勉強って「やらされ
てる感」があるうちは伸びないので、「自分からやった勉強」のみを記録してみる。

つまり先生から与えられた勉強(課題や予習など)は一切記録しない。

そうするとほんまに勉強してないことがわかったりする。

僕は毎日日記を付けてるが、その日にやった仕事を必ず記録して、「今日はちゃ
んと生きたぜ」という日には◎を、まぁまぁ頑張ったという日は〇を、あまりうまくは
いかなかった日に△を、全くダメやった日に×を付けてる。

そうすると、頑張ってると思ってたけれども、ところが実際には思うほど〇や◎が
多いわけではないことに気が付く。

さらに飲んだ日にはD(DRINKのD)とか、いろんな記号で日記を書くと、実は俺、
最近は楽しんでるだけで自分を鍛えてないなぁとか、そういうことがわかったりする。

記録する、メモを取るってのは、自分を律するという点でも大事やな。

  

 

 

 

 

 

 
最近はどうも不調やなと思う人、ヤル気がイマイチでないなと思う人、悪いことは
言わん。記録し給え。

そうして自己に対するアセスメントをしっかりと行おう。

そうすると「このままいくと明らかに自分はダメやな」ということが実感できる。

昇るも堕ちるも自分次第。誰が悪いわけでもない。今の自分を作ったのは先生
でも親でもなく、やはり自分の責任やし、これからもそうなのだ。

とすれば、自分を律するのは自分しかおらん。「ヤル気を出すにはどうすればい
いいでしょうね」なんてlight-heartedなことを言うとらんで、上に書いたような工
夫をしっかりすることがスタートラインやなぁ。

まだまだ4月。だけど受験までは9ヶ月ほどしかない。ちなみに先日不合格になっ
てしもた浪人生ものんびりしてたらまたぞろ落ちるぞ。

さぁ、みんなしっかり頑張ろうぜ。自分を律することすらできずに他人と闘えるか。

 
今日も私のブログに来てくださってありがとうございました。
音読と暗唱、楽しんでやっていますか。
長文の復習は必ずその日のうちにやっていますか。
最低限、その程度のことはやりましょう。

 


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