KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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本番に強くなろうぜ

Posted on: 2012年1月14日(土) 0:28

 

 

 

 

 

 

 

 

(東京大学安田講堂です)

いよいよセンター試験ですね。受験生の皆さんは力を100%発揮して下さい。
それから関西では中学入試ですね。これまた頑張って下さい。

大人になるとわかることですが、力のある人が勝つとは限りません。

いくら力があっても本番で弱い人は勝てません。

やることがあるとします。100やることがあるのに自分は70%しか完成しなか
ったとすると、残りの30%が気になって仕方ないものです。

でももし負けるとしても、その30%が原因ではないんですよね。

持っている70%の力をフルに発揮できれば勝てたかもしれないのに、不足して
いる30%が気になって、持っている70%の力を発揮できなかったのです。

100%準備ができた人が60%の力しか発揮できなかったとします。本番って、
誰でも緊張しますし、頑張った人ほど前夜は眠れない。

だからせっかく100やることを全てやり切ったのに、60の力しか出せなかった。

逆に70の力しか持っていなかった人が、その70の力をフルに出せたとします。
そうすると合格できるのです。試合にも勝てるのです。

最後まで終わらなかったとしても、精一杯やったのであれば、あなたは神様に
守られているのです。堂々と受験会場に向かって、胸を張って堂々と自分の思
う答えを書けばいい。

堂々と。

大丈夫。強気で参りましょう!頑張ってきてください。勝とうなんて思う必要はま
ったくありません。それより「力を出し尽くそう」と考えましょう。

勝ち負けは神様に任せましょう。人事を尽くすことのみに集中しましょう。

頑張ってきてください。

もう一度書きます。力がある人が勝つのではありません。本番で力を発揮でき
る人が勝つのです。本番に強くなるためには、堂々としていることです。

  
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
2月4日の札幌セミナーの申し込みはこちらからお願いいたします。

 
 


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単語計画を少し変えて

Posted on: 2012年1月13日(金) 1:21

 

 

 

 

 

 

 

 

冬休みの宿題の1つが『ユメタン』のNo. 851~950までのフレーズを覚えて
くるというものでした。したがって、『ユメタン①』ですが、あとは951~1000の
50個を残すのみとなりました。

来週の水曜日はその50フレーズを穴埋め問題としてテストし、再来週の水曜
日には完全英作文問題として全て書かせるテストをします。

それで中学からの持ち上がり生徒たちは『ユメタン①』を6周したことになります。
高校から入った生徒たちは2周したことになる。

さすがに6周もやればいいかなと思って、2月からいよいよ『ユメタン②』に入ろう
かなと思ってたのですが、ちょっと考えが変わりました。

というのも、やはり高校から入った生徒たちが2周しただけなのでどうかなぁと。

生徒に聞いたらあと1周してほしいということだったので、予定変更。

2月 1日(水)  1~ 200テスト
    8日(水)201~ 400テスト
   15日(水)401~ 600テスト
   22日(水)601~ 800テスト
   29日(水)801~1000テスト

このテストはフレーズの完全英作文形式ではなく、穴埋め形式で出題しようと思
うので、生徒たちの負担は比較的軽いと思います。

これで中学からの生徒は『ユメタン①』を7周、高校からの生徒は3周したことに。
これだけやりゃ、もうええやろ、お前たち。

 

 

 

 

 

 

 

センター試験レベル(つまり基本レベル)についてはこれで最後な。こんなにも
やったのに、そして追試や補習もあれだけやったのに、付いてこなかった人た
ちは自分でやり直してくだされ。

ほとんどいないけど。

それとCDを使って覚えてくれればリスニング力がかなりアップしたと思うけれど、
いくら言っても目だけで綴りと意味を覚えてしまった人も忘れるのが速いと思う。

ま、でもほとんどの生徒たちは仕上がりが良いような気がするので、とりあえず
あと1周だけやってから『ユメタン②』に入ることにしました。

『ユメタン②』までやれば、ほとんどの大学の入試には対応できる。リスニングの
力も飛躍的にアップするやろう。やっとここまで来た。

あと1年ちょっとで日本の大学の入試なら対応できる英語力が付く。まずは『ユメ
タン①』レベルを完璧にしてもらって、春休みから『ユメタン②』へ進んでもらおう。

楽しみやなぁ。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございます。
2月4日の札幌セミナーのお申し込みはこちらからお願いいたします。
ありがとうございました。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: ユメタン  

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札幌単独セミナーの開催について

Posted on: 2012年1月12日(木) 21:51

 

 

 

 

 

 

 

 

 
2月4日に札幌光星中学校・高等学校さんで英語の先生方対象のセミナーを行
います。札幌でのセミナーはこれが3回目。単独セミナーは初めてです。

今回は単語や文法の力をいかに涵養するかということと、それを土台としてリス
ニングやリーディングをどう指導するかという4時間のセミナーなのです。

すでに70名弱の先生方がお申し込みということで、今回も楽しみです。

申し込もうかなとお思いになっていて、だけどまだお申し込みになっておられな
い先生方はこちらからお申し込みくださいね

ちなみに、終わってからの懇親会で個人的な質問などを受け付けたいと思いま
すので、そちらも含めて宜しくお願いいたします。

 
今日も僕のブログにおこしくださいましてありがとうございました。
いよいよセンター試験が近づいてきましたね。皆さん、頑張って下さい!

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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忘れてたマグカップ

Posted on: 2012年1月11日(水) 22:51

 

 

 

 

 

 

 

 

 
ロンドンのホームズ博物館で買ってきたマグカップです。ええでしょ?何かこ
れ、自分の宝物になるなぁと思ってねぇ。

と言いつつ、買ってきたことすら忘れてたんやけどねぇ。

昨今、オフィスで書き物をしていて、夜中に独りになったときに暖かい飲み物が
ほしくてね。足下が寒いし、かといって暖かくすると眠くなるし、体の中から暖め
たほうがいいんやけど、台所に下りるにはなんか面倒やし。

せや、下宿してたときに持ってた湯沸しポットみたいなのを買おたらええが!

そう思って、今日ダイエーで独り用のポットを買って家に帰ってきました。

最近の湯沸しポットって凄いんやな。0.6リットルなんてすぐに沸騰しよる。

戸棚をごそごそやっていて奥のほうにあるのを見つけたのが上のカップです。

丁寧に洗って(£10というシールがまだ付いてたから一応洗った)大好きな昆
布茶をコープで買ってきて、小さじ2杯を入れて飲んでみた。

美味い・・・

この気持ちは、せや、お気に入りのお猪口を見つけた時の感慨に近いな。

嬉しいだけやなくて、どうもうら寂しいような。

相手にしてもらいたいようでいて、そやけど独りにしといてもらいたいような。

子どもにはわかるまい。酒を飲まない人にもわかるまい。

お気に入りグッズが知らず増えました。昆布茶の飲みすぎで腎臓を悪くしそう
です(笑)。とても気に入ってますねん。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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天川先生と吉野先生とチャートと

Posted on: 2012年1月10日(火) 1:00

 

 

 

 

 

 

 

 

 
年末は日教販さんの河野社長や山去さんたちと一緒にゴルフをするのが恒例
になっていて、去年も日教販の方々や丸善の吉田社長、あるいは西山君や石
川君(アルク)たちと一緒にゴルフを楽しみました。

スコアはさておき、あと2日で年が終わるってときに、大人が棒を振り回しては
ばか笑いするのもいいものです。一年間頑張ったご褒美みたいなもんだ。

そして毎年、年末ゴルフの前日は高崎駅前のホテルに泊まるのですが、そこ
に共愛学園の天川教頭先生と吉野先生が、逢いに来てくださるのです。

ありがたいですね。年賀状とかも嬉しいのですが、僕が群馬に来ているからと
いうだけで、わざわざ逢いに来てくださるのは、本当に嬉しいものです。

共愛学園さんで講演をさせていただいたこともあるのですが、ホントいい学校。
生徒たちも明るくてね。

先生方、また今年の12月にもお逢いできれば嬉しく思います。というか、今年
はもう宴会からご一緒ください。かなり楽しい会ですので。

それから、8日に『チャートネットワーク』について書いたのですが、駒澤の岡本
先生と大麻の金山先生からご連絡を頂戴し、それならウェブで読めるということ
で、チャートのHPを教えてくださいました。

岡本先生、金山先生、ありがとうございました。

というわけで、僕が書きました「生徒たちは文法の大切さを理解しているのに、
なぜあんなにも忘れてしまうのかを考える
」という文章をお読みになりたいとい
う方はこちらをクリックして頂きまして、お読み下さいませ。

文法、大事ですね。生徒たちは決して軽視しているわけではないと思うんです。
『Next Stage』みたいなものをやれば文法力が付くと思ってるからダメなのです。

もちろんネクステや『UPGRADE』なども有効なのですが、あれだけではダメです
し、文法の面白さがわからないと思うんですね。それにすぐ忘れてしまうし。

どうすれば文法の力が付くのかを簡単に書きました。是非お読み下さい。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
昨日は学校から家まで12キロ歩きました。体重はそのままですが体が楽です。
体重は減らなくてもいいのです。筋肉を付けて体を引き締めようと思っています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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英検一級プロジェクト発足?

Posted on: 2012年1月9日(月) 10:53

 

 

 

 

 

 

この写真を今年の年賀状に使ったのですが、知り合いから「ロンドンに行ったよう
な写真を作ったんやな」と書かれていて・・・行ったんやってば。仕事やけど。

明日は冬休み宿題考査なので、今から印刷しに学校に行くかと思っていたら生
徒からメールが。

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灘在学中に英検一級とるにはどうしたらいいでしょうか?
準一級もまだとってませんが(笑)

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準一級なんてとらなくていいけど、じゃあ一級を取るためのプロジェクトでも発足し
てみようかなぁなんて思っています。

英検にしてもGTECにしても、もっと言えばTOEICにしても、一級をとったからとい
って英語が使えるか、満点だから英語がかなり話せるかというと、それは違う。

僕の知り合いでも英検一級やTOEIC満点が何人かいますが、それほど英語を
話すことができず、逆にTOEIC700点台の人がかなり話せたりします。

だから英検とかTOEICってのは、勉強するための一里塚としてはいいのですが
それ自体がGOALになるようなものではないのです。

日本の環境(英語が話せなくてもかなり生きていけるという環境)の中で、それで
も世界に飛び出していってやるぜという気概を持って、英語を勉強しようとするなら
まずは「使おう」とすること。

それが大事なのです。

何度も言いますが、英検やGTEC、TOEICなどは一里塚でいいと思うなぁ。

GOALはネイティブ並みに使えることではないかなと。そのレベルでないと、いくら
一級をとっても点数が高くっても、結局は使えないということになってしまいます。

周囲にネイティブがいなくて話す機会がなくても、英語は使えます。僕は毎日英語
を話していますが、長いことネイティブとは話していません。

その代わり、独り言はすべて英語でと決めています。これだけでもかなり鍛えられ
るというものです。

あとは自分でリスニング力を鍛えておけば、いつでも使える状態にある。

リスニング力は続けていればキープできますが、スピーキングが難しいのです。と
りあえず今年の目標のひとつにそのインプルーブを挙げている木村なのです。

そのために手放してはならないもの:メモ帳と電子辞書

生徒にも電子辞書は手放さないように指示しているのですが、年明けから彼らの、
目標に向かう本気度を見てみたいなと思っております。

とりあえず英検一級プロジェクトを立ち上げてみようかな。

 

 


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CHART NETWORK No.66にて

Posted on: 2012年1月8日(日) 0:00

 

 

 

 

 

 

 

 

 
数研出版さんが出されている『CHART NETWORK』という小冊子があるので
すが、今回の66号に拙文を載せていただきました。

題して
 

生徒たちは文法の大切さを理解しているのに、
なぜあんなにも忘れてしまうのかを考える
 

という長いタイトルの文章です。

お読みになった先生から、爆笑しましたというメールを頂きましてですね。

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母親から「ほら、パパがいまちゅよ」と言われた赤ん坊が・・・というくだりで
もう冊子の文字が涙で見えなくなるぐらい笑いました。それと同じ2頁左下
のところの「おもちゃ売り場で」というところでも笑いました。真面目な発表の
多い冊子の中で、タイトルからして面白くて引き込まれてしまいました。

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というメールを頂きました。先生、もう手に入れられたんですね。早いなぁ。
読んでくださってありがとうございました。嬉し。楽しんで読んでくださって。

文法の指導をしていて、「なんでこいつらこんなに忘れよんねん」と思うことが
多々ありますけれども、今回はその原因と対策について書きました。

お読みになりたい方はお近くの数研出版にご連絡くだされば、きっともらえる
んじゃないかなと思いますが、どうなんでしょ。たぶん大丈夫ではないかと。

数研出版さん、書く機会を与えてくださってありがとうございました。

 
今日も僕のブログを覗いてくださいましてありがとうございました。
文法の勉強をちゃんとやれば英作文やスピーキングが得意になるし
単語力もアップしていきます。皆さん、楽しく文法を学びましょう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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まずは30分聞く基礎体力を

Posted on: 2012年1月7日(土) 22:47

 

 

 

 

 

 

 

 

 
センター試験がいよいよ目前に近づいてきましたね。受験生は毎日リスニング
をやっていますか。よっぽど自信のある人でも毎日やったほうがいいですよ。

よくリスニングの攻略法を話してくれと言われるのですが、正直センター試験レ
ベルも聞けないようでは攻略法もヘッタクレもありませんねん。

厳しいことを言うけど。

では日本語で次の会話を普通に声に出して読んでみてください。

A 昨日デパートへ行って、靴とジャージを買ったんやけどね。
B そうなんや。俺も昨日デパートに行ったで。
A そうなん? いやな、毎日ウォーキングをやろうかなと思ってさ。
B 奇遇やな。俺もスイミング始めるために、昨日ゴーグルとパンツ買ってん。

問題:Aさんはどうしてデパートへ行きましたか。
① ウォーキングの途中で立ち寄った
② ウォーキングのために必要なものを買いに行った
③ Bさんとスイミングをするために一緒に買い物に行った
④ スイミングをするためにゴーグルとパンツを買いに行った。

もちろん正解は②なのですが、こんなレベルでメモを取る必要ありますか?

絶対ありません。

センター試験レベルなら、メモより何より、まず「聞ける」ということそのものこそ
重要なのです。だから今日からでもいいので、毎日30分は聞きましょう。

今までは5分でも10分でも聞ければよかったけど、直前は絶対に30分は聞く。

なぜなら長い時間(センターのリスニングは30分)聞くための、言うなればリス
ニングのための基礎体力が必要となるからです。

30分間集中することができない人は、もうそれだけで不利になります。

したがって最低でも30分は聞いて、その後にシャドーイングやオーバーラッピン
グなどの音読トレーニングを30分ほどやることが大事ですね。

ただ聞いているだけでは高得点など取れません。トレーニングが必要です。

スポーツでもそうです。プレーしてるだけでは上手くなりません。トレーニングや
ミスしがちなところの反復練習をするから上手くなるのです。

まずはディクテーションから。それが終わればシャドーイングとオーバーラッピン
グを繰り返して下さい。

『夢をかなえるリスニング』を持っている人はその指示にしたがって下さいませ。
持っていない人は・・・先生が買い与えてくださった本を使ってやりましょう。

何度も言いますが、まずは30分以上、毎日聞くこと。そして聞き終わった後に
できなかった箇所だけでもディクテーション→オーバーラッピングやシャドーイン
グを繰り返すことによって、かなり聞けるようになります。

リスニングは聞ける人にとっては超楽勝なのです。かなり簡単です。聞けない
人には理由がありますが、たいていの場合、必要なトレーニングをやってない
ということに尽きると思います。

頑張ってくださいね。今からは毎日やりましょう。

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
ダイエットを本格的に始めました。春に向けて体を作ります。

 


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whomと整序問題と

Posted on: 2012年1月6日(金) 10:52

 

 

 

 

 

 

 
『ユメブン』にも書きましたが、もうwhomは使わなくなっているんです。いや、関係
代名詞の話なんですが。

古い本ならまだしも、新しい本にも前置詞+whom以外の形でwhomが使われて
いるように書いてある本がありますが、口語では使わないです。

whomは省くのが普通なのですね。

The woman I saw at the ceremony proved to be one of my cousins.

このように目的格の場合、womanの後ろには何も置きません。教科書なんかでも
今はwhomを置かない形を教えているのですが、参考書だけがwhomを使ってる。

それはどうしてもそういった参考書が「whomを使った文章もあって、それにも対応
できるようにしておいてほしい」という気持ちがあるからではないかと。

実際に使う際には、目的格でもwhoを使うことが多い。

『ユメブン』にも書いたとおり。

入試でwhomを使ったらどうなるんでしょうね。×にはならないとは思うけど、採点者
によっては×にするかもしれません。いや、さすがにそれはないか。

英語を話す際には、whomを使わないようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

さてセンター試験や私大入試で並べ替え問題が出題されますが、あれの正解率、
かなり低いらしいですね。センターでも問題によってはひと桁の正答率とか。

作るサイドからしても、並べ替え問題を作るのは結構骨が折れます。

たとえば。

It is often said that the dolphins are smart.

これは並べ替え問題の素材としては全く役に立ちません。なぜかというと、文法
上や構造上のポイントが1つしかないからです。

Not only you but I wanted to travel abroad.

みたいな文もそうです。not only A but Bしかポイントがありません。

これはどうでしょうか。

I have something interesting to talk about.

これも出題されません。なぜなら許容解が発生するからです。つまり・・・

I have to talk about something interesting.

と並べ替えても正解となりますよね。だから出題はされません。

ならばこれらはどうでしょうか。

Would you tell me which bus to take to get to Shinjuku Station?
I called my teacher to ask her what time to gather the next day.
I decided to give up studying abroad because I have little money.
It’s often said keeping early hours is good for health.

これらは文中に文法や表現上のポイントが2つも3つもあり、許容解が発生しま
せんから、並べ替えの問題の素文としては使えるということになります。

並べ替えの問題に困ったら、語群をじっくりと見てください。

そして出題者が狙いとしていたポイントがどういう点とどういう点なのかを見極め
ようとすることです。

2つ以上のポイントがありますから、そのポイントごとに語群を分類することです。
そうすることで、ぐっと正解に近付くことができます。

1つのポイントの語群にはAの記号を、もう1つのほうにはBの記号を付けるとかね。
そんな感じでいくつかのグループを作り、あとはそれをどう組み合わせるかです。

何せポイントが2つ以上あると思ってください。

そもそも文の構築力がないと、並べ替え問題はきついかもしれませんが、そうい
う視点で我々は問題を作っているのだということを頭に入れておけば、もしかした
ら役に立つかもしれませんね。

センター試験、頑張ってください!

 
今日も僕のブログに来てくださってありがとうございました。
昔の受験生はwhomがないなんて言われたら困りますよねぇ。
ないわけじゃないんですけど、使わないんです。

 


kimutatsu

前田先生、ありがとうございます

Posted on: 2012年1月5日(木) 14:38

 

 

 

 

 

 

 
福島県立磐城高等学校で2月にチャリティーセミナーを行わせて頂くのですが
磐城高校の前田先生がご自分のブログで『ユメブン』の書評を書いて下さった。

前田先生ありがとうございます。

***************************

さて、この本のコンセプトは最初のインプット以外はすべてアウトプットになって
いることでしょう。知識というのは入れるのではなく、くり返し「出す」と定着に向
かっていきます。自宅の電話番号を覚えているのは、くり返しインプットした結果
ではなく、くり返しアウトプットした結果、脳が重要な情報とみとめ長期記憶の中
に入ることになったからです。この本はまずこのアウトプットの原則に則しています。

次に、Step 1 からファイナルステップに向けて、同じ項目を少しずつ単語を変え
ながら進んで行っている点が、無理なく定着を促します。ドリルの「歩幅」が大き
くもなく、小さくもなく、ちょうどいいのです。これを「変化のあるくり返し」といいます。
穴埋め、誤文訂正、疑問文への変換、語順、英作文とルールの認識からメカニ
カルなドリルを経て、英作文へと進んでいきます。また、この過程で少なからぬ
表現、音声を体に取り込むことにもなり、文法というより英語の総合力をあげるの
に適した構成になっています。

この本は、Forest, Be, Dual Scope, Breakthroughなどが構造的に抱え
ている問題にメスを入れてます。それは問題数、問題の種類が少なすぎて定着
にいたらないということ。そして問題の出し方についても定着をうながすトレー
ニング順序を考えていないという点。

文法力は単にワークブックやネクステの問題をやればいいというのではなく、
音読筆写を中心とした、もっと根本的な学習の在り方を考えないとダメである
ということ、文法学習はRLSWの学習の起点になりうるということを提起した点
で、ユメブンは画期的といえるでしょう。

すでに文法参考書の教科書を使っていて、自分で教材を作るとすれば、ユメブン
の構成が大いに参考になるでしょう。その場合ファイナルステップの英作文を意
識して、それを達成するために前のステップに、そこで使う表現をまぶしておくと
いう伏線構造を忘れないようにしたいですね。

よくExplicitな文法知識なしの学校の授業もありますが、その場合、結局生徒
は塾かどこかで補充しています。やはりExplicitな文法指導は必要不可欠だと
思います。ユメブンの1も楽しみ。

木村先生、佐藤先生、石崎先生、すてきな本をありがとうございます。

************************

こちらこそありがとうございました。感謝申し上げます。

文法をちゃんと勉強すれば、英作文が絶対に得意になっていきますが、この本
は英文法、英作文、リスニング、スピーキングの力をアップさせたくて作りました。

反復しながらアウトプットの力を付けていってほしいなと願っています。

 
僕のブログに来てくださってありがとうございました。
前田先生のブログはこちらです。他にもためになる内容がたくさんあります。

 


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