福島の前田先生がブログを更新されまして、じっと読んでおりました。改めて
被災された方々の大変さを思い、何もできない歯がゆさを噛み締めています。
何らかの援助をしたいのですが、個々人がバラバラの援助をするよりも、政府
が「ここに寄付してくれ」という窓口を一本化してくれると助かるのですが。
まだ仙台の先生方とは連絡がつきません。それから相馬高校の先生とも連絡
がつかないでいます。無事でいてくれよという気持ちでいっぱいです。
お亡くなりになった方や、まだ行方がわからない方を合わせると、数万人規模
にもなるということで、その数字を見ては絶望的な気分になります。
が、希望を失わずにできる限りの援助をしましょう。
内田樹先生がブログでお書きになっていますが、今こそ一枚岩になって、オー
ルジャパンの強さを見せつけたい。
評論家然として誰かを批判したり非難したりするより、できる限りのことをしよう。
また前田先生がブログでこういうことを書いておられます。
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ライフラインがない状況で生きるには
1)ガソリンの確保
なにはなくとも車の給油は最初にすべきこと。
(沿岸部にいる場合はとにかく高台に逃げること)
ガソリンがなくなったら田舎はどこにもいけません。
地震があったら速攻でガソリンスタンドで満タン!
2)現金の確保
コンビニのATMは停止してしまいます。また、
コンビニそのものが臨時閉店してしまいます。
3)水の備蓄・確保
風呂にはお湯を入れっぱなし。(断水時のトイレ用水になる)
学校のプールなどで水をもらう。
雨水などをためてもよい。
容器に直接水を入れず,ビニール袋に水を入れ、くちをしばる
行政はあてにしない。飲料水の備蓄は絶対.
(コンビニ等はすぐになくなる)
4)食料の備蓄
電気,水,ガスがなくとも食べられるもの。
電子レンジでチンも、ゆでたりもできません。
かんぱんなど冷蔵庫に入れなくてもよいもの。
5)通帳などの貴重品
6)着替え、懐中電灯の準備
なによりだいじなのが、家具の転倒防止のシール
などをはっておくこと。家の中が割れた食器で
めちゃくちゃになることをふせげます。
自分に倒れかかってくることを防げます。
うちは、これでずいぶん助かりました。
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実際に被災された方のリアルな声というのは、今後のための役に立ちます。
それでも呑気で平和ボケした日本人は動かないのが現実なのですが・・・
前田先生、大変な中、本当にありがとうございました。
それから最後に・・・
自分とは関係ないわとテレビから離れている若い人たちがいたら、この未曾
有の大災害を次の、そしてまた次の世代に伝えるために、是非ともリアルな
映像を自分の目に焼き付けておいてほしい。それがまた力になる日が来る。
決して人ごとではないのだ。これこそが歴史の、現代社会の、道徳の、或い
は化学や物理の、生きた勉強なのだ。今こそテレビを見よう。
そして自分に何ができるのか、何かできることはないのか、受け身な姿勢で
テレビを見るのではなく、能動的にテレビの情報をキャッチしてほしい。