KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

kimutatsu

自分をどこまでも伸ばそう!

Posted on: 2010年8月25日(水) 13:38

  

 

 

 

 

 

 

 

  
さっき新聞を読んでいるとこういう記事に出くわしました。毎日新聞から
の抜粋です。お読みください。

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今春卒業した大学生の就職率は前年比で過去最大の下げ幅となるなど、
就職事情は厳しさを増している。政府は、新卒者の就職支援を検討する
特命チームを首相官邸に設置し、24日に初会合を開いたが、対策がどこ
まで実効性を持つかは未知数だ。加えて止まらぬ円高が日本経済の前途に
暗い影を落とす。卒業単位を取得していても留年を認める希望留年制度や、
既卒者対策に力を入れる大学も増えてはいるものの、就職難は展望の見い
だせない状況が続く。【井上俊樹、山崎友記子、宮崎泰宏】

「まさかこんな時期まで就職活動をしているとは思わなかった。周りの友達も
ほとんど決まっていない」

東京都港区の就職情報会社「アクセスヒューマネクスト」で24日開かれた
合同会社説明会には、大学4年生約400人が殺到した。参加した埼玉県内の
女子学生(21)は、長期化する就職活動に疲れた表情を隠せない。

この女子学生は100社以上に応募したが、内定どころか、面接に進めたのも
5社だけ。「最悪の場合は卒業後、派遣の仕事かアルバイトをしながら、就職先を
探すしかない」

文部科学省が今月発表した学校基本調査速報によると、今春卒業した大学生の
就職率は60・8%で、前年からの下げ幅は過去最大のマイナス7・6%だった。
進学も就職もしていない進路未決定者は約8万7000人で、高卒も含め15万人
近くが行き場がない。就職情報大手「毎日コミュニケーションズ」のインターネット
サイト「マイナビ」編集長の望月一志さんは「来春も今年と同程度か、それ以上の
規模の未決定者が出るのでは」と危惧(きぐ)する。

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大学入試も同じですが、相手に「採用してください」的な姿勢だとダメでは
ないでしょうか。僕の知り合いの先生で、このご時勢に勤務されてる学校
を辞めて、他の学校の採用試験を受験しなおした先生がおられます。

一発で採用になりました。もちろん専任としてです。

自分はこういうことができる。こんなこともできる。ところでオタクの学校さんは
僕をどのように組織の中で活かしてくれるのかをお伺いしたい。

まぁさすがにそういう上から目線では話をされなかったとは思うけど、しかし
そもそも前の学校をお辞めになった理由が、自分を活かしてもらってないという
ことだったのだから、結局新しい学校にそれを尋ねる姿勢はあったはずだ。

就職できないという人が高卒と大卒をあわせて15万人ほどおられるということ。
確かにそれは大変だと思う。

しかもその15万人の中には東大などをはじめとした、難関大の学生も含まれて
いるということなので、10何年前から言われてた「学歴は関係ない」という言葉
がいよいよ現実のものになってきた感じがします。

仮定法です。

もしその15万人が全員英語と中国語と韓国語が堪能で、パソコンがかなり出来
たうえに、普通に話せて礼儀正しい人たちだとしたら、どうなるんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

  
先日テレビで教え子の北川(ハーバード大)が出てきて、いろいろ話してた
けど、例えば彼が日本に戻ってきたら、就職は簡単にできると思う。

英語が話せるし、交渉力はあるし、本はしっかり読んでるし、テニスの腕も
達者だし、自分の意見がちゃんと言えるし、礼儀も正しい。

パソコンは当然使えるし、数学や物理や化学にも堪能。エッセイを書くのも
当たり前だけどAランクの腕前なので、企業はほしがるやろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

  
僕らはいつかは絶対に死ぬ。それが人生唯一のTRUTHなのだ。

死ぬ時になって「こんなことをしたかったのにな」と思いたくはない。絶対に。
だからこそ一所懸命に生きなければならぬ。後悔しないように。

生きてるうちに自分をどこまで高められるか、自分がどこまで遠くまで飛翔
できるのかを問題にしたい。

言うまでもないが、大学名が大事なのでは絶対にあり得ない。

自分をどこまでも高めて、それでも現状に満足することなく前進できる人間で
ありたい。このブログの名前のとおり「もっと高く!もっと遠くへ!」なのだ。

そしてそれでいて誰よりも謙虚で礼儀正しい人間でありたい。

我々指導サイドはそれを口を酸っぱくして生徒たちに語らねばならないし、
まして就職する際には「これだけのことができる」と面接官に笑顔で話せる
青年を育成しておかねばならないように思う、今日この頃なのです。

生徒たちよ、誰かに頭を下げて選んでもらうのを待つ人間であってはならぬ。
一所懸命に努力をし、お願いだからうちに来てほしいと会社に言われるような、
そういう大人に育ってほしい。

そのためには努力することを嫌う人間であってはならない。

したがって、自分を伸ばすことに時間とカネを惜しんではならない。

どこまでも伸びよ!

  


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

佐藤先生ご夫妻に感謝!

Posted on: 2010年8月25日(水) 10:37

 

 

 

 

 

 

  
昨日のブログでも書きましたが、埼玉では佐藤先生のお宅にお邪魔して、
夜遅く・・・否、朝早くまで話し込みました。

佐藤先生、奥様、ありがとうございました。

八王子東高校の石崎先生もいらっしゃって、布団に横になったのはもう
朝4時頃だったように思います。

そして石崎先生は朝早く、授業の開始に合わせて起床され、ちゃあんと
佐藤家をお出になったわけですが・・・

このテイタラク木村は起きたら10時ぐらいでしたがな。

人様のお宅に泊めてもらって・・・

I behaved like I was in my house.

しかし楽しいひと時を過ごすことができました。佐藤先生ご夫妻の素敵な
お人柄に触れ、僕も石崎先生もいい気分で酔っ払うことができました。

石崎先生のほうが酔ってたけど。

絶対。

だからな、奥さんはさっきから焼酎を飲んでるんやってば。

どうしてその焼酎が入ってるグラスにビールを注ぐねん。何回も何回も。
たぶん覚えてないやろけど。

みんな大笑いしながら時が過ぎました。
 

 

 

 

 

 

  

  
残念ながらこの写真を撮影したときには、娘さんは寝てしまっていたので
一緒に撮ることができなかったのですが、また来月末に関西にいらっしゃ
るということなので、その折には撮影できるのではないかと思います。

最近こうして家族ぐるみというか、奥様や(女性の先生の場合)旦那様に
お会いする機会も増えてきました。

やっぱりなんだかんだ言っても人と人とのつながりですね。

佐藤先生も石崎先生も、いつも勉強会やセミナー、あるいは懇親会などが
あれば積極的に参加されてきました。

仲間という意識より、僕から教わるという部分からスタートしたのは恐らくは
間違いないと思うんです。最初は。

でも今は違います。

無論、教えたり教えられたりするのは変わらないし、英語教師塾などでは
石崎先生に厳しいことを申し上げたりもしたのですが、それ以上に人と人と
して付き合っていきたいなと思っているのです。

上と下ではありません。

今では僕は彼らの一部になっているし、きっと彼らもそうだと思っています。

お互いがお互いの一部になることは素晴らしい。

そしてそれぞれが前進していくためのイングリーディエントになっています。

月末には田中先生 living in Hakataが我が家に泊まりにいらっしゃいます。
こういうつながりを大事にしながら生きていこうと思っています。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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お礼

Posted on: 2010年8月24日(火) 22:03

 

 

 

 

 

 

 
東京のセミナーが終わり、広島に移動し、広島で100名の先生方と
触れ合って、その翌日に埼玉に移動し、駒場東邦の佐藤先生の家に
泊めてもらって、翌日に埼玉の私学の先生方の前で講演をし、昨夜に
帰宅し、今日は一日中野球の試合でした。

おおいそがし。

広島では大盛り上がりでした。広島だけでなく岡山、高知、徳島、京都、
博多、島根、鳥取・・・いろんなところからいらっしゃっていました。

それと夜の反省会はまたいつもどおり大盛り上がりでした。

最後の最後までお残りになった先生方は10数名。

その中で女性が3名。男性が8名。そしてもう男性なのか女性なのか(笑)
わからないぐらいグデングデンに酔ってる人が2名ほど。

帰ってからアウトルック・エクスプレスを開くと、東京とか広島でお世話に
なった先生方から「これは凄いな」ってぐらい多くのお礼メールが届いてた。

やっとお礼の返事を書き終わりました。

それから埼玉はアルクのセミナーではなく、私学協会の先生方の依頼で
駆けつけたものなので、いつもとは違う雰囲気でした。

知り合いがほとんどいない。

でも最終的には物凄く盛り上がりました。

質疑応答ってだいたいはシーンとなるのですが、質問が相次ぎました。

これで福井→博多→札幌→東京→広島→埼玉と続いたツアーは終わり
です。合計で延べ700名の方々と触れ合いました。

さすがに700名にお礼状を書くことはちょっと難しい・・・

だけどこの場を借りて、お会いした全ての先生方、生徒たちにお礼を言いたい。

皆さんのお陰で本当に充実した夏になりました。ありがとう。ありがとう。

大して力のない僕のために走り回ってくれたベネッセやアルクの皆さん方にも
感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

今日はヘロヘロでしたが、灼熱のグラウンドに行って、野球をしました。
地元の中学と対戦して、7-4で勝ちました。非常にいい勝ち方だったと思う。

明日から普通の生活に戻ります。

また2学期に向けて、心機一転がんばろうと思っています。
この夏にお会いした700名の皆さんに負けないように、頑張ります。

 

(追記)この夏、運命の出会いもあった。自分にとって大きい出会い。
     本当に感謝しているのです。ありがとう。ありがとう。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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東京セミナー大盛況の巻

Posted on: 2010年8月21日(土) 7:32

 

 

 

 

 

 

延岡から参加された山口先生です。こんな感じで多くの先生方が授業を
されまして、持ち時間が終わると生徒役の先生方から質問が相次ぎます。

さて、東京の3日目はセミナーでした。

6時間。

ということは?

英語教師塾から引き続いて参加された先生方は、3日間で25時間も!!!
セミナーを受けたことになります。

「ほとんど合宿やな」という声が飛び交いました。

結束が非常に強くなった気がします。

 
 

 

 

 

 

 

  
セミナーですが、6時間もソロでやったのは初めてやったのですけれども、
なんとか先生方のご協力を得て、終わらせることができました。

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●3日間、ありがとうございました。特に最後のセミナーは圧巻でした。
  超大作映画を一気に鑑賞したような興奮につつまれております。
  また、お会いできることを楽しみにしております。広島のセミナーの
  ご成功を横浜から願っております。

●3日間大変お世話になりました。3日間の研修で、自分の脳がぐちゃ
   ぐちゃにかき回されて、まるでビッグバンのような状態におります。

●3日間貴重な時間を過ごさせていただきました。
  授業についてだけでなく、自分の教員としての存在意義について考えを
  深める機会はなかなか得られないので大変感謝しております。

●何のために教員はいるのか。私はずっと「教科書を自分でしろといっても
  さぼってやらないから、そのペースメーカーになって強制してやる」だとか、
  「テキストを噛み砕いて易しくしてやる」のが仕事だと思ってきました。
  小テストをしまくり、勉強することの大切さを力説し、そしてちっとも成績が
  上がらないことに毎回絶望し・・・その繰り返しでした。そのうち、自分では
  何も考えない、受験に出ないことはしない、そんな生徒たちを作り出してし
  まっていたのです。今回、先生のお話と、はくぼくの原稿を見て私は自分の
  見失っていた方向性を取り戻しました。こんなにうれしいことはありません。
  だって私は今ワクワクしているんです!

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など、多くの先生方からメッセージが寄せられました。いや、こちらこそ感謝して
おります。ありがとうございました。

 
 

 

 

 

 

 

  
僕も今まで思考停止してきて、多くの教え子たちの能力におんぶに抱っこだった
ように思います。やっと昨年ぐらいからいろいろと考え始めました。

たとえば音読が大流行しています。

しかし音読そのものは単なるツールに過ぎないと思うんです。

では何のためにやるのか。どういうゴールを見据えるのか。授業のなかで
音読をする場合、どういうことに気をつけねばならないのか。

音読の速さを競う方法がありますが、あれも速さだけ競っても意味がない。
何回音読するかを競っても、これまた意味がありません。

授業の中でのゴールはそこにはないのではないかと思うのです。

 

  

 

 

 

 

  
そういうことに対する現時点での自分の意見をセミナーでは100%包み隠
さずにお話しさせていただくことにしております。

そして僕がやっている方法を模擬授業という形でご紹介させて頂いています。

「単語や文法の定着が今までどうしてダメだったのかわかりました」という
メールをたくさん頂戴しています。

「なぜCDを使わないとダメなのか、やっと頭でではなく、体で知ることがで
きました」というメールも頂戴しました。

今日は広島でセミナーです。また100名の先生方がお集まりになっている
ということですので、楽しみにしております。では準備しますね。

 

 


kimutatsu

第9回英語教師塾が終わって

Posted on: 2010年8月20日(金) 19:26

 

 

 

 

 

 

   
無事に教師塾が終わりました。「無事に」どころか、大盛況のうちに
閉会することができました。関係者各位にお礼申し上げます。

2日目に授業をされたのは以下の先生方。

西山先生(東山高)
森野先生(静岡高)
徳田先生(防府高)
石崎先生(八王子東高)
永森先生(智辯学園高)
前田先生(八千代松陰高)
三原先生(近大和歌山高)
水口先生(日大高)
田中先生(西南学院中高)

2日目はなんと12時間もの勉強会となり、昨日と合わせてナント!!!
19時間!もアルクの地下ホールで勉強しました。

さきほど実は甲子園に戻ってきたのですが・・・

多くの先生方からメールを頂戴しております。

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自分の従来の授業は授業と呼べるものではないことがわかった。
ショックを受けた。

何故自分の授業で文法が定着しないのかがわかった。私が解説
ばかりし、生徒たちが板書や解説を写してばかりいる授業で、伸び
るはずがないですね。頭を殴られた気分です。

ワクワクしています。授業がしたい。こんなに即効性のある勉強会は
今までありませんでした。感謝しています。

30年ほど教員をやってきて、今まで受講した全ての講習やセミナー
や研修の中で、最も役に立った「塾」であったと断言できます。

木村先生の、他の先生の授業に対するご指摘の凄さに体が震えま
した。あんなにシャープに授業の良いところ・悪いところを指摘されたら
どんなに自分の授業が向上するだろう。次は授業をさせてください!

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他にもたくさんあるのですが、こういう声を頂戴すると、やってよかった
なぁと、僕自身が感激しております。ありがとう。ありがとう。

 

 

 

 

 

 

   
ここで得た情報や指導法などをそのまま使うのではなく、自分のキャラ
であるとか生徒たちの現状に合わせ、カスタマイズせねばなりません。

そうすることで更に生徒たちの指導に貢献できる研修会であったと言え
るのではないでしょうか。

参加された全ての先生方に敬意を払うとともに、これからもこの教師塾
を継続させていってやろうと心に決めました。

皆さん、お疲れさまでした。ありがとうございました!

 


kimutatsu

英語教師塾初日

Posted on: 2010年8月18日(水) 6:55

 

 

 

 

 

 

 

 

   
英語教師塾初日が終わりました。反省会も含め、大盛況裏に
終わりました。多くの先生方の積極的な参加姿勢がありました。

昨日、授業をされた先生方は以下の通り。

丸山先生(ラ・サール中・高)
和泉先生(徳島北高)
前田先生(磐城高)
山口先生(延岡高)
今吉先生(出水高)
樋口先生(清教学園高)

僕も少しだけですが、英作文の授業をさせていただきました。

英語がよくできても授業が下手だというケースが多々ありますから
そこの「伝える力」も含めて、授業を高めていこうという会です。

どうしてそこはそう教えるのか。

どうやって試験をするのか。

復習はどうさせるのか。

そういった質問が飛び交いました。反省会も含めて。

今日は2日目です。今日は9名の先生方が授業をなさいます。
文法、長文、英作文、大意要約など、盛り沢山なメニューです。

では行ってまいります。

 


kimutatsu

明日と明後日は英語教師塾!

Posted on: 2010年8月16日(月) 22:51

 

 

 

 

 

 

 

 

   
明日と明後日は第9回英語教師塾です。今回は東京で行います。
100名以上の先生方や業者の方々が参加されます。

全員無料です。手弁当さげて参加します。

以前、ある先生から会費制にしたほうがいいですよと言われたの
ですが、それはちょっと主義に反する。

金儲けのためにやってるんじゃないし、僕は原田先生みたいにな
りたくてやってるので、無料でないと意味がない。

それにロンドンやパリに行ったときに驚いたことがあります。

例えば誰でも知ってる大英博物館とかルーブル美術館が入場無料
やったことです。日本ならどんな小さい美術館でもいくらか取ります。

イギリスやフランスでは大半の美術館や博物館が無料だと聞きまし
て、その理由をロンドンのある方にうかがいました。

すると・・・

 

勉強したくてもカネがないとできないのが普通。でもロンドンでは
どんなに貧乏人でもやる気さえあれば芸術家になれる。

 

毎日美術館や博物館に来ても無料なのです。貧乏でもやる気さえ
あれば・・・僕の英語教師塾もそういう場所でありたいなと思いました。

必要なものは僕が買います。場所代は僕が出します。

教員の給与は思う以上に低いので、例えば学校から研修費が出る
セミナーにしか行けないという人もいるかもしれん。

本当は何の費用も削ってでも研修や勉強はせんとあかんのやけど。

でも僕の英語教師塾だけはどんなにカネに困ってる人でも参加でき
るし、教え方が上手くなるという勉強会にしたいなと思って。

大英博物館やルーブルみたいに格好よくはないけど。

全国からやる気いっぱいの先生方がアルクの地下ホールにお集まり
になります。彼ら、彼女らと会うのが楽しみでなりません。

授業が下手な先生は他の先生から打たれます。質問攻めにされます。
僕からも「それじゃあ生徒は寝るよ」と言われます。

でもそれが何だって言うんだ?

打たれるから上達するのです。いいところも指摘してもらえるんやから。

指摘してもらったところを学校に持ち帰り、またそこで無人の教室等で
練習をして、生徒たちの前でいい授業を展開してもらえばいいのです。

というわけで、明日と明後日は「恐怖の」英語教師塾なのです。

 

 


kimutatsu

博多と名古屋でセミナーやります

Posted on: 2010年8月16日(月) 10:10

  

 

 

 

 

 

 

 

 

甲子園球場では熱戦が繰り広げられておりますが、空はだんだんと
高くなってきているようです。九州の先生が画像を送ってくださいました。

今日はご案内を。

●10月24日に博多でセミナーを行います。場所は西南学院大学です。
 第1部 執行正治先生(佐賀西高等学校)
 第2部 大藪良一先生(久留米大附設中・高等学校)
 第3部 田中十督先生(西南学院中・高等学校)
 第4部 木村達哉
 第5部 執行・大藪・木村による対談(司会:田中十督先生)

テーマは「いかに定着させて英語力を高めるか」となっております。
よろしくお願いいたします。

すでに申し込みが始まってるようです。こちらからお願いしますね。
また多くの先生方にお会いするのを楽しみにしております。

 

 

 

 

 

 

 

それから名古屋でもセミナーを行うことになりそうです。11月13日(土)に。
まだ詳細は決まってないけど、もしかしたら僕ひとりでやるのかな。

11月13日に名古屋近辺で行います。

アルクさんの企画なので僕がとやかく言うことではないが、地方でやるのは
普段のお礼の意味もあるので、僕への講演料は要らないからできる限り安く
してほしい!と石川君に嘆願してるのです。

そんなわけで会場費などの経費で3000円ぐらいはご負担いただくことにな
るかもしれませんが、ご了解ください。それでギリギリなのです。

内容はまだわかりませんが、おそらく博多のと同じような内容になろうかと。

11月13日(土)ですので、興味のあられる先生方はどうぞご参加下さいね。

明日から英語教師塾in TOKIOです。100名の方々がご参加になる。

19日は東京セミナー5時間半キムタツon Stageです。130名ぐらいらしい。

21日は広島セミナー4時間キムタツon Stageで、100名を超える先生方が
ご参加くださるとうかがっております。

23日は僕のセミナーではありませんが、埼玉の私学の先生方の会で講演
をさせていただくことになっております。

これで夏のツアーはひとまず終了!

そして9月は岡山の高校で講演、10月は博多で、11月は名古屋でセミナー。
8月の末から秋季大会なのでその練習や練習試合もあります。体に気をつけて
これからも元気いっぱい頑張っていかねばならぬと思ってる46歳なのです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

小学校英語に関して

Posted on: 2010年8月15日(日) 19:42

 

 

 

 

 

いろんな人たちから「この画像をブログで使ってくれ」といって写真が僕の
PCに送られてくるのですが、こういう写真を文章もなく添付してくるのは、
まず間違いなく山田君ぐらいです。山田君、とりあえず使ったよ。

チームキムタツのメーリングリストにはいろんな先生方からの投稿がある
のですが、橋本先生からの投稿の一部を読んで考えさせられた。

***********************

数年前にベネッセの研究会で、耳を疑いたくなる報告を聞きました。
小学校の特区で英語を勉強した小学生の大多数が英語嫌いになって
中学校に入っていくというのです。
私自身は小学生に英語を教えた経験がないのでしっかりしたことは
言えません。しかし、小学校の英語授業を中学、高校とどう連携していくか、
などについての具体的なことは一部でしか進んでいない様子です。
せっかくやるのであればもったいない現状になっているように思います。
************************

文部科学省でどういう議論が行われてるのか、具体的には知らないんやけど、
少なくとも英語に関してはもう少し冷静に議論したほうがいいと思う。

「話せて聞ける」日本人を増やそうということで、小学校から英語を導入するの
であれば、それはちょっと違うと思う。

日本の環境は、例えば英語を必死に勉強している高校生たちでさえも、英語が
終わった次の瞬間には日本語で話しだすし、日本語でモノを考えるのです。

英語ができないという理由で、明らかに生活上不利益を被らない国にいるのが
われわれ日本人なのです。

それに東大を出ても京大を出ても、つまり日本で一・二を争うトップ大学を出た
連中でさえも、社会に出てから英語で苦労するのが日本という国なのだ。

それなら早いほうがいいだろっていうんで、小学校から英語を導入することにな
ったわけですが、小学校の受け入れ態勢が整ってない現状では効果は薄い。

特に勉強をスタートする時点で気をつけねばならないことがあります。

たとえば僕が中1を受け持ったときに、一番注意していることは何か。

それは英語に対して苦手意識を持たせないということです。だから中1や中2の
定期考査の平均点はだいたい90~95点に設定します。

「自分は英語ができる」という考えを持って中2を終えた生徒と、そうでない生徒
とでは、その後の勉強態度に大きな差が出ます。

勉強することは本来楽しいことなのです。勉強はしんどいけれども、しかしだなぁ
という論点は間違っていると僕は思ってる。知識欲を持っている我々からすれば、
勉強してエラクなるというのは、本来ハッピーなことなのだ。

だからこそ教壇に立つ我々教員が持っておかねばならないアティテュードがある。

まして評価には入れないということになっている小学校英語で、英語嫌いを作る
なんて意味がない。「もっと英語を勉強したい」と思わせてナンボじゃないか。

もう一度官僚のエライ人たちには議論をお願いしたいな。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

kimutatsu

文法が定着しない原因を考える

Posted on: 2010年8月12日(木) 11:37

 

 

 

 

 

 

 

 

   
どうして英文法が定着しないんですかねぇ・・・と連絡が入りまして
ある先生と長電話をしていた木村です。

例えば『NextStage』のような一問一答問題集を高3の直前期や
浪人してから必死にやっているという状態はあまり良くないです。

あれは本来高1や中3のような導入期のほうが力がつきます。

『NextStage』とか『Upgrade』のような「文法」問題集を、文法の
問題集だから知識が定着するはずだと思うと、ちょっと違うと思う。

従来からそういう考えできたんですが、でも現場は「文法が苦手」
という生徒で溢れかえってますよね。

一学期、中3生徒に『NextStage』を使って文法テストを行いました。

結果は学年の平均点が96%ぐらいありました。

でもまだうちの中3生徒たちは文法ができません。英作文をさせる
と文法的なミスばっかりするし、英文の中の文法的誤りを指摘でき
ません。要するに文法力がないのです。

96%の正答率を誇る生徒たちが。

これが答えだと思うんですけどね。執行先生、どうですか?

文法の一問一答問題集ができることと、文法力があることとは必ず
しもイーコールとは限らないと僕は思ってる。

一問一答問題集すらできないレベルではどうしようもないけど。

あれができた上で、次のステップに移るから、文法は定着するのだ。

それは音読とか暗唱とかいうステップでもありません。確かにそれらは
ツールにはなりますけど。

文法の定着に関しては、19日の東京セミナーと21日の広島セミナー
で話をするので、参加される先生方は少しお待ちください。

僕も今までいっぱい失敗してきたので、その失敗談を話します。そして
今の僕の授業についてもご紹介いたします。参考になれば。

外国からきた人に日本語の文法を教えた経験はありますか。

僕は何度かあります。

ペンは「1本2本(いっぽんにほん)と数え、人は「1人2人(ひとりふたり)と、
箸にいたっては2本一緒に「1膳2膳」です。あぁややこしい。

これをその外国の方に定着させるためにはどうしたらいいんでしょうね。

『NextStage』が96%できるのに文法力がないうちの生徒たちですが、
おそらく2学期以降から文法はできるようになっていくと思います。

高校1年あたりで文法が完成すればいいかなと思っています。

 

 


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