KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

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夏休みの宿題を考え中

Posted on: 2010年6月16日(水) 12:10

  

 

 

 

 

  

  

  

  
夏休みの宿題を考えてるんですよねぇ。どうしよかなぁ。うーむ・・・
意味もなくたくさん勉強させて、提出だけさせるようなのはダメやし。

かと言って少な過ぎるのもどうかと思うしなぁ。

チームキムタツ関東支部の先生方が勉強会を立ち上げたそうです。
こういう動きは素晴らしい。

第1回の議題は「夏休みの宿題をどう出すか、どうチェックをするか」と
いうことらしい。あー、僕も参加したいなぁ。7月2日か・・・大会前やな。

無理やし(;一_一)

どうなったのかまたチームキムタツのメーリングリストで報告があるや
ろうからそれを待つことにしよう。

それはそれとして夏休みの宿題をどうするか。

①『ユメタン』ゼロの残りのフレーズを全て暗唱、暗写してくる。
②『東大英語基礎力マスターVol.3』の残りを全て解いてくる。

この2つは決定的として、これだけではどうしようもない。

③長文読解の薄い学校採択品を渡して、5長文ぐらいを全て読んで
  音読して暗唱して暗写してくる。

500語ぐらいから成る長文を単に解くだけでは、それが高2後半ぐらい
ならいいけど、中3や高1なんかでは丸呑みしないと力つかんわ。

だから③のための問題集を探そう。確か石黒先生のがあったな。

④英文法をベースにした英作文の薄物を、全問解いて、解答例を全て
  音読して暗唱して暗写してくる。

ここまでやったら出し過ぎかなぁ。でも総体が終わって部活動も引退し
てしまうんやから、これぐらいはできるかなぁ。2学期からでもいいかな。

というわけで、考えます。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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使える英語を身につける

Posted on: 2010年6月15日(火) 20:44

 

 

 

 

 

 

 
いろんな出版社さんから本を出して貰えませんかと、ありがたいお言葉を頂戴し
そのたびにありがたいことやなぁと思うのですが、すみません、体が1つしかなく
その上あまり筆が速くないので、また縁があればと申し上げております。

いつか本を出してみたいなと思っていた十数年前が嘘みたいですが、しかしだ
からと言って妥協せずに良いものを書いていきたいと思っております。

昨日、安河内さんから「ブログ見ました!」とメールを頂戴しました。

以前、安河内さんと飲んだときに「日本人ってどうして『あいつは実は英語がで
きない』とか、『俺のほうができる』とか、そういう低いレベルでしか考えられない
んでしょうねぇ」と仰いましてね。

アメリカ人の人たちが見たら不思議に思うんでしょうね。お前ら、ノンネイティブ
同士で何をツマランことを言うとるんだ?って。

英語を研究してる人たちはそれはそれでいいとは思うけど、我々は研究者では
ないので、「いかに使うか」を常に念頭に置いて勉強すべきですよ。

今日は『ユメジュク』が初めて徳島県の県立高校さんでご採用頂いたというニュ
ースをアルクの原田さんに教えていただきました。

『ユメジュク』だけじゃなく、言うまでもなく『ユメタン』もそうなんですが、大学入学
後に「覚えてない」とか「使えない」ということがないように考えて作りました。

大学に合格させるために英語を教えてるわけじゃない。

『ユメ勉』に書いたとおり、大学や社会に入ってからちゃんと使える英語力を身に
つけてやりたい。僕みたいに35過ぎてから必死のパッチでリスニングの勉強を
しなければならないような目に遭わせたくない。

今日も『ユメタン』のテストを行いましたが、不合格になった生徒たちでもかなり
英語力が付いてきたように思います。

さすがに中学の検定教科書3冊まるまる暗唱して、英文法の授業ではひたすら
文例を音読して暗唱して、英語Ⅰの教科書も暗唱し、そして『ユメタン』ゼロの文
例をも覚えていってる彼らが、力が付かないわけがない。

中3夏休み過ぎたら『ユメタン』①を覚えてもらいます。

高1夏休み過ぎたら『ユメタン』②を覚えてもらいます。

高2夏休み過ぎたら『ユメジュク』を覚えてもらいます。

単語や熟語だけじゃなく、文ごと丸覚えしてもらいます。

授業でやった長文は全て音読を重ねて、パラグラフ単位で暗唱してもらいます。

これでたぶん英作文に特化した授業はほとんど必要ないと思う。英語を聞いた
り話したりすることも、かなり自由にできるようになると思う。

大学に入った後に困らないように、しつこくに纏わりついていこうと思っています。

 

 


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安河内先生が本をお出しになりました

Posted on: 2010年6月14日(月) 12:26

 

 

 

 

 

 

  
一昨日、安河内哲也先生と電話で喋っていたのですが、本当にタフですねぇ。
私もかなり元気玉ですが、哲ちゃんもかなり元気やなぁ。

あの人は飲んでいても前向きやし、悪口を言わないし、「悪口を言われてる方が
いいですよ」なんて笑ってるし、なかなかナイスガイだ。

で、安河内さんが『子どもを英語嫌いにしない11の法則』という本を上梓され
ましたのでご紹介します。

『ユメ勉』にも書きましたが、「授業を大事にしよう」とか「英語力を伸ばすのには
10年かかる」といったような当たり前のことが書かれています。

当たり前のことなんだけど、これが大事なのです。

僕はどっちかというとプログレスという教科書は使いにくいなと思ってるのですが
哲ちゃんはプログレスがいいと言っていて、そこだけかな、多少ズレがあるのは。

もちろん人によって意見が違うのは言うまでもないし、それぞれの意見を読んで
では自分ならどう考えるかという部分が、読書という知的作業には大事なのだ。

英語学習で大事なのは「4技能をまとめて学習する」ということです。これがもっ
とも大事なことです。だから「そろそろ英作文をやろうか」なんてのはおかしい。

偏った勉強方法なのです。

安河内さんも同じことを書いておられます。まさに『ユメ勉』と全く同じなのです。

「僕は英文解釈の専門家なんだよね」とか「英作文専門なんだよね」なんてこと
を普通のプロは言いません。仮に言う人がいたら、それは英作文の指導に関し
て関心が一番あるというようなニュアンスなのです。

この本は保護者や指導者向けに書かれた本ではありますが、教員志望の大学
生もぜひ読んでいただいて(できれば『ユメ勉』も 笑)教員になった時の指導に
生かしてもらえればいいなと思っています。

ちなみに・・・

私、今はある外国の方がお書きになったものを翻訳してるのですが・・・

英語は理解できるんです。100%わかります。それを日本語にするのって本当
に難しいですね。構造が違う言語を母国語に直すのはマジで難しい!

英語力以上に母語の力が必要とされます。英語ばっかり勉強してたらあかんな
と痛感させられました。英英辞典と英和辞典と国語辞典を駆使しております。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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総体に向けて

Posted on: 2010年6月13日(日) 19:53

 

 

 

 

  

 

  
今日は朝から灘甲定期戦があって、雨の中試合をしてきました。負けましたけど
何より総体前なので試合ができてよかった。悪い面をあと2週間で調整します。

灘甲定期戦は、灘と甲南とで行われる親善大会です。早慶戦ほどではないけど
かなり盛り上がります。陸上は灘が勝ったって言うてたな。野球は負けました。

雨で開会式や閉会式が中止になったのが残念でしたが、それぞれの部が雨中
にも関わらず頑張っていたので、それはそれでよかったと思います。

ちなみに6月26日から神戸市中学野球大会が始まります。

灘の1回戦は7月4日の第2試合。場所は灘校グラウンドです。

相手は垂水中学。

相手も負けたら引退なわけで、一所懸命に調整してくるはずです。選手たちには
勝ち負けに関係なく、100%自分のパフォーマンスを発揮できるようにメンタル面
もフィジカル面も調整していこうと言ってあります。

今日、背番号を渡しました。1番から18番まで。

部員は70名弱います。中3に限っても30名います。

30名の中で背番号がもらえるのが18名。12名がベンチに入れないんです。

前川部長と2人でいろいろ話し合いながらメンバーを決めました。そしてその18
名には背番号をプレゼントしました。一生の宝にしなさいと言って。

背番号は重い。

もらえた選手はもらえなかった選手の分まで頑張る・・・とは言いますが、そりゃ
言葉で言うのは簡単やけど、それは重い話なのです。

だからこういう話をしました。

 

もらえた選手ももらえなかった選手も、最後の最後まで今までどおり練習しよう。

 

もらえなかった選手たちも含めて、一緒に総体の1勝を取りにいきます。いままで
以上に気合を込めて、練習に励もうと思っています。

18名ではなく、最後の最後まで30名で練習しようと思っております。そして直接に
は関係のない中2や中1の生徒たちも最後まで手伝ってほしいと願っております。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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蛍雪時代のコラムです

Posted on: 2010年6月12日(土) 13:39

 

 

 

 

 

 

  
今年も旺文社の蛍雪時代に連載をさせていただいている木村なのですが、
蛍雪時代が教室に置かれていない浪人生や一般の方々のために、なんと
旺文社さんはパスナビというサイトで読めるようにしてくれています。

例年のとおり。

というわけで、今年の蛍雪時代のコラムは「ガツンとくる言葉」であります。
お読みになりたいという方はこちらからどうぞ。

毎月、テーマになる漢字を決めて、それに添ってコラムを書いていきますねん。

6月号のテーマは「志」ということになっております。よければお読みください。

 


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山手学院高の生徒諸君、頑張って!

Posted on: 2010年6月12日(土) 11:20

 

 

 

 

 

 

 

 

  
山手学院高等学校の女子生徒たちです。一昨日から昨日にかけて東京にいた
のですが、一昨日の夜は新宿で山手学院の本間先生と八王子東の石崎先生
が迎えてくれました。感謝感謝です。夜10時から晩御飯をご一緒しました。

その際に本間先生が使っている『ユメタン』①の表紙を生徒諸君から預かってこ
られたので、そこにサインをさせていただいたのが上の画像です。

生徒たちへの手紙も一緒に手渡しました。

多くの学校で『ユメタン』を使って頂いていますが、先生方から「生徒たちへの激
励のメッセージを書いてほしい」と依頼されることがあります。

カードか何かに一言添える程度であればすぐなのですが、便箋にびっしり書かせ
ていただくものですから、1校あたりに費やす時間がかなりかかります。

なのでお待ちいただいている先生方には申し訳ないのですが、そういう事情です
のでご理解いただきまして、よろしくお願いいたします。

『ユメタン』の表紙を生徒たちに返却し、手書きの手紙を印刷して配布した本間先
生からメールを頂戴し、生徒たちが飛び跳ねて喜んでいるとご報告頂きました。

僕はタレントでも何でもない一般ピーポーなのに、僕のサインで喜んでもらえたら
なんか気恥ずかしい感じもしますが、でもありがたいものです。

山手学院高の生徒さんたち、本間先生をはじめとする先生方のご指導に従って、
決して我流に陥ることなく、努力を続けてほしいと願っています。

それから『ユメジュク』に関しても多くの先生方や予備校の先生方からメールを頂
いています。これまたありがたいメールばかりで恐縮しております。

英語に限らず、言語ってのは使えないと意味がありません。

「私、フランス語ができるんです」
「そうなんや!じゃあちょっと喋ってみて!」
「いや、読むのは結構できるけど喋るのは無理」

これでは「できる」とは言えませんよね。

できれば『ユメジュク』のセンテンスを全て音読して、英語を使う場面に応用できるぐ
らいまで暗唱してしまいましょう。そうすればかなり英語力全体が高まります。

英語のどんな学習をしていても「いつか使ってやる」ということを意識することが大事
なのです。皆さん、頑張ってください!

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

まずは覚えるべし!

Posted on: 2010年6月11日(金) 9:54

 

 

 

 

 

 

  
ある先生との対談があって都内某所におります。それについてはまた
明日以降にご紹介できればと。

次のようなメールを頂戴しました。札幌に住んでいるという高校3年生の
K.Aさんです。

*************************

キムタツ先生、こんにちは!札幌の高校に通っている高3女子です。
いつもブログを拝見しています。この夏に札幌でセミナーをされると聞き
先生対象なので自分には関係ないのにわくわくしています。
今日は相談なのですが、私は北海道の高校生にしては珍しいのですが
東京の私立大学を志望しています。早稲田か慶応に入れればいいなと
思っています。でも模試などでは点数が全然取れません。英語だけでは
なくて古文や世界史なども合格圏内からは程遠いのが現状です。
特に長文読解で点数を取らないといけないのに、長い文章が読めないで
読んでいる途中で集中が途切れてしまったり、文章が何を言っているのか
わからなくなったりして、設問も解けません。過去問などもそろそろやって
いっているのですが、あまり正答率は高くありません。
これから夏に向けてどういうことをやっていくべきなのか、教えていただき
たいなと思ってメールしました。よろしくお願いします。あ、もちろんブログ
で回答してもらって構いません。よろしくお願いします。

*************************

ここに実は使っている問題集の一覧なんかも載っていたのですが、それは
割愛します。どれも書店さんで売られている長文問題集とか英作問題集
とか、そういうものでした。

結論から言えば、点数がとれない理由はおそらくひとつしかありません。

  
覚えるべきことを覚えていないからです。

  
勉強法云々という問題でもないし、使っている問題集が悪いわけでもなく、
演習をやる前に、多読をする前に、過去問などをやる前にすべきこと、つま
り、覚えるべきことを覚えるということをしていないからなのです。

もちろん演習をやりながら覚えてもいいし、多読をしながら覚えてもいい。

だけど演習をするためには、多読をするためには、ある程度の単語力とか
文法力が必要なのです。それがないと演習や多読をしても意味がない。

なのでKさんへのアドバイスとしては、学校で使っている単語集を夏休み
の終わりまでに何とか2周、文法の簡単な問題集をとりあえず1周やって、
それぞれを覚えてしまってください。

古文や日本史もそう。入試に合わせてやるんじゃなくて、夏の終わりまで。
そこまでに最低でも1周やってしまいましょう。

大事なのは覚えようとすることではなく、やる回数をこなすことです。

覚えようとすると緊張しますが、とにかく反復回数を増やすことが大事。
反復しているうちに覚えてしまいます。自然に覚えるぐらい反復する。

演習や過去問は秋からでも十分です。10月からでもいい。場合によって
は11月からでも十分間に合う。

大事なのはそれより基礎を固めるということです。

日本語でも何とか普通に会話したり読書したりできるのは、平がなとか
カタカナとか漢字とかをある程度は覚えているからです。

特にまだ6月ですからね。焦らなくていいので、着実に覚えていきましょう。
覚えながら演習力を身につける方法もあるのですが、それは『ユメ勉』に
書きましたので、そちらをお読みくださいね。

友達が赤本などをやっていると焦るかもしれません。

でもその友達もわけわからずやっているのかもしれません。やるべきでは
ないのに、受験生だからという理由だけでやっているのかもしれない。

基本的なことを覚えてからでも十分間に合います。まずは覚えましょう。

覚える学習→考える学習へ移行するのですが、考える学習をするために
は、まずは覚えるべきことを頭に叩き込むことです。頑張りましょう!

  

(追記)今日は超有名な外国人の方との対談です。楽しみです。
     英語の勉強法についても聞いてこようと思っています。

  


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東大のTさん、メールありがとう!

Posted on: 2010年6月10日(木) 9:51

 

 

 

 

 

 

 

 

  
東大文ⅠのTさんからメールを頂戴し、『東大英語リスニングBASIC』の
お陰で合格できたということでした。いや、こちらこそありがとう。

赤本でやってみたら全然聞けなかったので、学校で配布されたセンター
リスニングの冊子をやった後に、秋までじっくりこの本をやったとのこと。

夏の東大模試ではリスニングの点数が10点程度しかなく、焦っていたが
秋の模試ではどの業者のも20点以上取れるようになっていたと。

リスニングはちゃんとやれば、東大の場合は難しくない。

と言ってもやる人とやらない人とで最も差がつくのがリスニングだと思う。

なので絶対に合格したいという人は是非とも満点を狙って頑張ってほしい
なと思います。このBASICと『東大英語リスニング』で十分です。

浪人生で「もうやることがない」という人はSUPERまでやりましょうね。

メールをもらって嬉しかった。Tさん、東大ライフを満喫してくださいね。

 

(追記)安河内先生から新刊が送られてきました。安河内さん、多忙な
     はずなのに頑張るなぁ。ちょっと電話してみよう。またこちらでも
     その新刊はご紹介いたします。

 


kimutatsu

TAKE A CHANCE!

Posted on: 2010年6月6日(日) 20:26

 

 

 

 

 

 

  
今日も試合でした。英語の教員というより野球部の監督としてのほうが(笑)
働いているような気がします。夏の大会が近いですからね。

高校総体も始まり、すでに「負けてしまった」というメールを頂戴しているので
すが、その人たちは気持ちを切り替えて、受験に向けて頑張りましょう。

神戸市の中学校野球部の総体は6月26日からスタートします。

野球のバッターには大きく分けて2種類ありましてね。

もちろん相手の投手にもよります。コントロールのいい投手とそうでない投手の
攻め方は違うのですが、それは横に置いておいてですね・・・

バッターA君の場合はイケイケドンドンで打席に立ちます。

初球ボール、2球目もボール。これで0-2。

投手は0-3にしたくないので、次はストレートを比較的甘いコースに投げてく
ることが多い。それを狙ってA君は1・2の3!でバットを振り抜きます。

もちろん選球眼は大事なのですが、ここではそれは置いておきますね。

それに対してB君。

初球ボール、次もボール。

ここで次は甘いストレートが来る可能性が高いのですが、もし次もボールなら
カウントは0-3になり、打者は四球の可能性が高くなります。

したがって0-2からのネクストボールを見送ります。

A君とB君、野球の力がどちらもだいたい同じだとすればA君のほうが恐らく
打率が高くなりますし、チャンスでもよく打つバッターだと思われます。

B君の場合、0-2からストライクが来れば1-2になり、まだまだ打者有利とは
言っても1つのストライクを取られたわけです。

チャンスはあと2回になりました。

バッテリーからすれば、後になればなるほど難しいボールを投げたくなります
から(三振が取りたいので)、自ずから変化球が増えることになります。

あるいは変化球を見せておいて、外角低めのストレートで勝負したりもします。

後になって考えれば0-2の次の真っ直ぐこそ、一番甘いボールだったという
ことがよくあるんですね。

 

 

 

 

 

 

  
人生においてはこういうことがよくあります。前に出れない人は「様子を見る」
という便利な呪文を唱えて、なかなか前に進めないんです。

例えば書店さんに立っています。

『ユメタン』もよさそうだけど、『システム英単語』も捨てがたい。あ、もしかして
『速読英単語』のほうが向いてるのかな、いや『ターゲット1900』も良さそう。

もちろん全部買わないにしても、何が良いのかわからない人は他人の評価に
頼ります。他人が使って良かったかどうかがキーになります。

自分に何が向いているのかは自分にしかわからないはずなのに。

それでもまだ買う人はええねんけど、結局は何も買わないで帰るという人が
非常に多く、そうなると単語学習のスタートが最低でも24時間遅れる。

 

 

 

 

 

 

  
「様子を見る」という言葉が便利なのは、ペンディングしている間に熟考を重ねる
というニュアンスが内包されてるからなんです。

が、本当にそうでしょうか。

単に状況を見続けているだけで、結局何もアクションを起こせないまま、きっと
次の機会のほうがベターなはずだと信じて待ち続けることのほうが多くなる。

次のほうがベターなはずだと思っている人は失敗もできません。

失敗を重ねないと成功なんて絶対にできないことは誰でもわかってるのに。

上に書いたA君は確かにミスショットも多くなりますが、しかしボールをとらえて
力のあるボールを外野に飛ばすことも多くなります。

B君は四球を選ぶ可能性もありますが、しかし「次こそ待っているボールに違い
ない」と思って待っているうちに追い込まれ、三振することも多いはずです。

しかも最悪の見逃し三振。

特に若い間はA君みたいな生き方でええと思うんです。僕はまだ46歳なので
A君みたいなイケイケドンドンな姿勢で生きていこうと思っています。

ここがチャンス!と見れば、それを積極的につかみにいこうとする姿勢がないと
あきません。失敗を恐れてはいけません。失敗したら、それこそ次の更なる機
会を待てばいいのです。チャンスを見逃して、次の機会を待つ人とは全く違う。

様子を見るのも確かに大事ではありますが、自分の夢に関しては、我武者羅に、
がめつく向かっていけばいいんじゃないかと思っています。

  

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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第9回英語教師塾申し込みについて

Posted on: 2010年6月5日(土) 22:35

  

 

 

 

 

 

  
昨日はチームキムタツ京都支部の飲み会がありました。京都支部と言いながら
遠く山口県から参加された先生もいらっしゃって、おおいに盛り上がりました。

参加された先生方、ありがとうございました。楽しかったですね。

それから『ユメジュク』の巻末にお名前が載っている先生方(『ユメタン』シリーズ
にご協力頂いた先生方)から、届きましたというメールが舞い込み始めました。

お世話になった皆さんに献本させて頂くのは当然なのですが、こうしてちゃんと
お礼のメールなりお葉書きなどを頂戴すると嬉しいものですね。

こちらこそありがとうございました。

ところで今日は連絡です。東京で夏に行います第9回英語教師塾の募集です。
すでにチームキムタツの先生方の枠が70名埋まってしまいました。

残り30席ですが、まだ加入されていない先生方で、是非とも参加したいという
先生方はお申し込みくださいね。

日にちは8月17日の午後から18日終日です。場所は東京のアルクの本社で、
参加費は無料です。やる気を持ってきてください。

申し込みフォームは以下のとおり。

***************
① お名前
② 所属学校名
③ 連絡先(携帯電話番号)
④ 反省会(18日夜)の出欠
***************

というわけで、今から受け付けますが、申し込み希望の先生方は私のほうまで
メールを発射してください。アドレスは、info@kimu-tatsu.net です。

熱心な先生方の参加をお待ちしております。

 

(追記)8月19日にアルク東京本社で行われます僕のセミナーですけれども
     すでに満席になってしまいました。ありがとうございました。

(追記)7月30日に札幌で行われます僕のセミナーですが、現在87名という
     ことですので、残席わずか13席となっております。

  

 


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