KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

kimutatsu

蛍雪時代のパスナビをどうぞ

Posted on: 2008年7月8日(火) 21:22

受験風景

旺文社の蛍雪時代のサイト、「パスナビ」ですが、ここに僕のコラムが連載
されているのはご存知でしょうか? 知らない? あら、そうなんだ。

で、連載されてるんですが(笑)、第3回のコラムもアップされたようなので
リンク貼っておきます。よろしくお願いします。

Let’s read it!(さぁ、読んでみよう!)

正直、僕もいつ更新されているのかよくわからないので、たまに見てるねん。
そうすると更新されてる・・・旺文社のFちゃん、教えて~(>_<)

それと先日、和田秀樹さんと蛍雪時代の企画で対談して参りましたけれども
それは9月号に掲載されるようです。やたら写真を撮られました。

着せ替え人形みたいにいっぱい着替えをしつつ、スタイリストさんに「あらー!
茶色もお似合いですよー!」とか「ブローチとかすっごくお似合いですねー!」
なんて、世界中のヨイショを集めたぐらいにヨイショされましたがな。

それは9月号に掲載されるということですので、それも合わせてよろしくです。
写真を見せてもらいましたが、なんだか自分じゃないみたいですね。

 

キムタツさぁん!にっこり微笑んで!

キムタツさぁん!怒って怒って!

キムタツさぁん!右斜め上を見て笑って!

 

無理やっちゅうねん(>_<)

そう言いながらも、小さいボケをかましながら乗り切って参りましたので(笑)、
蛍雪時代の9月号、ぜひともよろしくお願いいたします(^-^)

今日4つめの更新でした。決して暇ではないはずなのに・・・
とりあえず4つめの更新お疲れさまのクリックをよろしく!m(__)m
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(追記)「笑って!」はクリアできますが「怒って!」は難しかった。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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キムタツのメーリングリストにて

Posted on: 2008年7月8日(火) 18:03

酒井さん

どうもこの写真が好評で(爆笑)、なんか知らない人まで「酒井さんてオモロイ」
なんて言うもんだから、今度会ったら酒井社長にビールを奢らせてやろうかと。

さて・・・

チームキムタツのメーリングリスト(以下ML)で多くの学校の先生方が様々な
相談や、英語の質問、単語の覚えさせ方などを投げかけておられます。

僕は僕で、英語の質問をみんなに投げかけて、それを考えてもらうというのを
やっておりましてね。全員が返事をくれるわけではないので気楽なもんです。

この前、ある先生と喋っていたら「チームキムタツって凄い集団が・・・」なんて
おそろしいことを仰いましたが、まったく凄い集団ではありません。

今日も灘の教員がひとり加入しました。僕が先生方に投げた英語の質問を
その先生にもしてみたら近くにいたALTが話にのってきましてね。

で、その先生に「実はこういうのやってるねん」と言うと「僕も加えてほしい」と。

その先生は東大やったか京大やったかを出ているのですが、一緒に英語の
勉強をしたいということだったのですね。もちろんOKしました。

なんかオモロイ

ちなみにその問題とは。

***************************

「若いころは1日に5食も食ってたなぁ、バカだったなぁ(笑)」
① I used to eat five meals a day when I was young.
② I would eat five meals a day when I was young.

どちらかが正解です。どちらでしょう?

**************************

皆さんは正解がどちらかわかりますでしょうか?毎日こういう問題を先生方に
出してはひとりで面白がっている木村なのです。

間違えてもいいのです。参加することが大事です。読んでいるだけでもいい。
勉強になりますからね。①が正解という人もいれば②という人もいらっしゃる。

それぞれに当然ながら理論がついてきます。理論が「ナントナク」なのはダメ。
どうして①なのか。どうして②なのか。その理論を読んで勉強するのです。

ちなみに正解は②です。

この問題に対して、ある方が送ってきてくださった「理論」を紹介しますね。

******************************

used toは「過去の習慣・状態」を表し、そのことが常に行われていたことを
表します。ですから、状態動詞とも使うことができます。
「過去と現在の対比」を意味し、「現在はそうではない」という意味が言外に
含まれます。

一方、wouldはその行為が常時行われていたことを示すとは限りません。
「過去と現在の対比」の意味はなく、過去のことを回想的に述べるのみです。

上の和文は、「若いころは1日に5食も食ってたなぁ。バカだったなぁ(笑)」
       → ただ過去のことを回想している。

以上から、この和文に適切な英文は②だと思います。

******************************

used toってのは過去は●●だったけど、現在は○○なんだよねと言うために
使われることが多いのです。だからここでは「現在は5食ではない」というのを
言いたいのであれば、used toでもいいのです・・・が、ここではどうも違います。

単に「過去においては5食食べていた」ことを述べているだけです。

さらに「バカだったなぁ(笑)」という表現から、過去を回想していると考えて、
wouldのほうがベターだという結論になります。

ちなみにこれは全員が正解でした。

答えがわからない先生は投稿されないし忙しい先生も投稿されません。でも、
それでいいのです。読むだけでも勉強になりますからね。

それを教室に持ち帰って生徒たちに教えるときに還元してもらえればいい。

これから前向きな先生方がどんどん増えてくればいいなと願っております。

先生方も勉強すべきだよねと思われる方は愛のクリックを!(^-^)
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(追記)ちなみに「原形と現在形の違いを生徒に聞かれたらどう説明するか」
     なんていうお題が出ることもあります。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 英語  

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書店での愉しみについて

Posted on: 2008年7月8日(火) 14:10

ジュンク堂書店

もちろん神戸三宮にもいくつか書店があるのですが、僕が本を買うときには
もっぱらジュンク堂書店の三宮センター街にあるお店で買います。

学校の最寄り駅はJR住吉駅でして、その駅ビルの中にコープがあり、そこに
ジュンク堂書店住吉店が入っております。そこも大きい書店なのですね。

でも三宮センター街のお店は大きいだけじゃないんです。

4階の学参売り場に僕のコーナーを常設してくださっていて、担当の前田さんが
非常によくしてくださっているんですね。だからお礼も込めて三宮店で買います。

前田さんだけじゃなく、有隣堂書店本店のOさんもそうですが、英語だけじゃなく
各教科や科目のことを非常によくご存知なのです。おどろくほど!

なので書店で何を買っていいかわからない場合、書店員さんに聞いて下さい。

どの本が人気あるのか。あるいはどの本がいいと言われているか。もしくは
だいたいいつぐらいにどういう良い本が出るかなど、全て教えて下さいます。

書店員さんと仲良くなるといいですよ。大きい書店でもそれぞれの売り場には
担当の方がいらっしゃいますので、わからなければ担当さんに聞くことです。

担当者がわからなければ、近くにいる店員さんに「学参の担当者はどちらの
方でしょうか?質問があるのですが」と尋ねてみてください。

書店さんもお客さんの声を聞きたくてうずうずしていらっしゃいます。

「灘の中学1年生に本を読ませたいんですが、どういう本が良いでしょうね」と
僕も書店に行って知らない書店員さんに声をかけます。

そうすると「これなんかどうでしょう?」とか答えてくださるんです。そこからまた
新しい関係が始まって、書店に行くと「こんちは!」なんて挨拶しますしね。

Everybody’s got something they do best.という言葉がありますけれども、
自分で本を探す楽しみプラス書店員さんと仲良くなる楽しみを、ぜひとも!
書店では謳歌してもらいたいなぁと思っております。

本屋さんが好きな人は愛のクリックをどうぞ!(^-^)
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(追記)書店に行くとトイレに行きたくなるのは本が好きな人です。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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平和な地球を

Posted on: 2008年7月8日(火) 0:25

ノーモアヒロシマ

本日、某所からの帰りにGSに立ち寄ったのですが・・・ガソリンの値段が
ハンパなく高くなってますなぁ。って今さら何をか言わんやなのですが(>_<)

環境問題(地球温暖化の問題)を具体的に煮詰めるのが最重要課題という
サミットが北海道で行われていまして、テレビはサミット一色ですが・・・

環境に比較的優しいハイオクが、ついに190円台になっとるがな!

最近は比較的増えてきたセルフのGSですが、うちの近くのセルフGSでも、
値段の看板が189とか191とか、悲惨なことになっております。

しかもこれって実は会員価格なので・・・

どこのGSの会員でもない僕はいったいいくら払ってるんやろ(>_<)
カネに無頓着で、レシートなどもチェックしないのでイマイチわからんでなぁ。

エライ人たち、解決すべき問題が山積しているのは重々承知ですけれども
原油価格および穀物をはじめとする食糧価格の高騰を何とかしてほしい。

それとCO2量の削減問題やけど。

国家間の思惑は政治家に任せておくとしても、われわれ個人でできることも
かなりあるよね。エアコンや電気のつけっぱなしをなくするとか。

政治家や企業のやり方や方針を指くわえて見ておくんじゃなく、とりあえずは
身の回りのできることから個人個人が始めてみることです。

なんでもかんでも政治家のせいにするのはおかしいよね。

手塚治虫さんが書いた『火の鳥』に出てくる未来の地球みたいに、僕たちの
子孫がこの地表では生きていけなくなったら、先祖である僕らのせいです。

ご先祖様を大事にする姿勢の備わっている人は多いけど、自分たちの子孫を
大事にしようとする姿勢だって必要なんやないかなと思いますね。

それにこの地球、人間の持ち物じゃないんだから、ちゃんとした形で保存して
いかないと、それこそいつか神様の怒りを買わないとも限りません。

でも難しいよなぁ・・・

環境問題も大事やけど、だからって経済活動を縮小してCO2の排出量を
大幅に削減すると、生活に支障を来す人だって多数出てくるわけです。

今日、アフリカの人たちに対する具体的な支援策も発表されるはずですが
それだって実は副次的問題をはらんでいます。

どうしたらいいか、物事の一面だけを見ながら議論するのは危険なことで、
だからこそ人類が抱えてる問題の解決は遅々たる進展しか見ないのです。

洞爺湖に集まっている各国のエライ方々が、この地球をどういう方向性に
導こうとされるのか、数日はニュースと新聞から目が離せませんね。

バウンダリーを主張せず、平和な地球を。

サミットが成果を収めますことを祈って愛のクリックを。
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(追記)それはそうとワシゃ、採点がんばらな。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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著者の考え方や経験を学ぼう

Posted on: 2008年7月7日(月) 11:57

言葉

英語の勉強も楽しいものですが(できなかったら悔しいもんですけれども)
我々のような英語の専門家になると、英語以外の勉強が楽しいものです。

大学の先生のように英語を深く勉強するのも大事なんですが、しかしまぁ
そういうのは大学の先生にお任せして、僕はもっと広い勉強もしてみたい。

というわけで、最近は教育関係の本を貪り読んでいる木村です。

渡邊美樹さんや尾木直樹さんのように教育に携わっていらっしゃる方々の
本だけでなく、童門冬二さんや村上春樹さんの本なども参考になります。

また福田誠治さんの本は、フィンランドやカナダの教育のしくみがわかるし
原田隆史さんの本は参考になるというよりむしろ、やる気が出ますね。

さらに教育は常に社会とともに変化しますので、ダイヤモンド社であるとか、
プレジデント社であるとかから出ている本で、社会や経済を勉強します。

英語はEnglish Expressを読んだりAERA ENGLISHを読んだりしながら、
受験用の勉強よりニュースやインタビューを楽しんで読んでいます。

あんまり大声でトレーニングをしてるって胸を張って言えるほどやってない。
これはチームキムタツの先生方のほうがずっと上かもしれません。

しかしいろんな本を読みながら、守備範囲を広げることも大事なんじゃない?
と思っているので、英語に特化せずに読書をしています。

この前、少し速読の話をしました。

たとえば目の前に中島孝志さんの本があるのですが、ページ数が189頁。
だいたいこのぐらいの新書だと1時間から1時間半で読めます。

山田真哉さんの『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』は新神戸駅で買って
品川駅に着くまでに読破・・・途中でうたた寝したのでギリギリでしたが。

今少し保護者の皆さんのために本を書いているのですが、子どもたちを
正しい方向に導くために大事なことって何かなと考えているのですね。

そうすると自分の独善的な思考に陥ることなく、いろんな方々の話を聞いて
あるいはいろんな経験を通じて、自分の視野を広げることが大事なのかなと。

でも子どもたちにとって「いろんな方々の話を聞く」とか「いろんな経験をする」
とかいうのは、かなり難しいことでもあります。

本を読むという行為は、書いた人たちの経験について、数百円から数千円
という、恐ろしく安い値段で勉強させてもらうということです。

または作者が何年も何十年もかけて身につけた方法を、恐ろしく短い時間で
教えてもらうということなのですね。

そういったことを考えていると「果たして自分はどうなのかな?」という思考に
陥りました。英語は確かに多少はできますが、それ以外は・・・。

子どもたちに「広い視野を持つためにいろんな本を読もう!」なんて声高に
言ってるにも関わらず、自分ができていなかったらダメですよね。

そんなわけで教育全般の勉強と称して(笑)、歴史の本や経済の本なんかを
「へぇ~、そうなんやなぁ」と面白がりながら読んでおります。

こういうときに「若い時に速読の勉強をしといてよかったな」と思っております。

もっと本を読みたいなと思われる方は愛のクリックを!
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(追記)僕の横に座ってる、日本史のM先生は僕に負けないぐらいの
     読書家です。若いのになかなかよくやる。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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64回生の選手たち、ありがとう

Posted on: 2008年7月6日(日) 22:03

baseball

総体が行われておりますが、今日はうちも試合がありました。負けました。
相手のほうが1枚上手でした。残念ながら、大差で敗れました。

実は相手の中学とは昨年対戦したことがあり、その時は灘が勝ちました。

相手の監督さんは試合前に「あのときほど悔しかったことはありません。」
とおっしゃいましてね。「灘みたいに打てるチームを作りたい」と。

試合に関して詳細を書いてもしょうがないので割愛しますが、最後の最後で
強いチームと対戦できて、彼らも幸せだったのではないかと思います。

これで中3の生徒たちと一緒に試合をすることはもうありません。

夏になると訪れるこの大会で、毎年同じ思いをかみ締めることになります。

 

もうちょっとこいつらと一緒に野球やりたかったな・・・

 

おそらく来年もその次も、同じ思いを持つことになるんでしょうが、今日は
とにかく64回生のみんなと野球ができてよかったと思っています。

生徒たちから「今までありがとうございました」というメールが届きました。
また保護者の方々からも頂戴いたしました。

こちらこそ本当にありがとうございました。

今までの試合や合宿など、彼らと一緒に野球をやった時間が蘇ってきます。

でもまたこの期末考査が終わったら、今の中2と中1で更にいいチーム作りを
していきたいなと思いますし、夏休みから鍛えなおします。

選手諸君、いろいろありがとうな。

保護者の皆様方、応援ありがとうございました。

中学2年と中学1年の選手たち、先輩たちの涙を忘れないで、来年頑張ろう!

頑張った野球部の選手たちに激励のクリックをお願いします。
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(追記)でも悔しいもんやな。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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夏の大会が近づいてきた

Posted on: 2008年7月4日(金) 8:51

soccer
(画像と記事とは何の関係もありません)

今年もいよいよ近づいてきました。夏の大会が。今年は7月6日です。
去年はシード校でしたが、今年は勝ってないのでシードはされてない。

でもやっと力をつけてきたなぁという気がしています。自分たちの力を
出せばたぶん負けないと思います。負けないと思いますが・・・

相手も頑張ってますからね。勝負事はどうなるかわかりません。

7月6日に有野中学というところで行われます。対戦相手の中学校は
太山寺中学校というところです。何年か前に対戦して負けました。

当時とはまったくメンバーも、相手は監督さんも違うので、比較はでき
ません。それに相手がどこであれ、TRY OUR BESTの精神でぶつかる
だけですからね。今日もこれから定期考査前日でありながら練習!

勝とうと思うと堅くなってしまいます。

今まで培ってきた力を出し切ろうとするだけです。

勝負事はそれでいい。

練習できるのも今日と明日が最後です。しっかりガンバって参ります!

灘中野球部の選手たちにエールを!m(__)m
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(追記)守りに入らなければ勝てると思います。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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沖縄検定不合格の巻

Posted on: 2008年7月3日(木) 13:31

沖縄

沖縄に行くとみんな好きになるよね。沖縄に移住する人も多いらしいね。
海は綺麗やし、空気も綺麗やし、何より日常とは違うし。

ただ実際に住むってことになるとそれほど楽じゃないって、沖縄の先生が
仰っておられるのを聞いたことはあるけど。

でもそれはそれとして、沖縄は好きです。

そんな沖縄フリークなわたしが、自信満々で「沖縄検定」を受検してみた!

結果は・・・

 

不合格やし!!Σ( ̄□ ̄;)

 

くっそぉ・・・悔しいので何度もトライしてみました。やっと合格しました。

ちなみに英検1級の問題集もやってみました。めちゃひさびさに。そしたら
ほとんど全部正解しました。ってことは・・・沖縄検定のほうがむずい・・・

ソンナワケナイカ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:デモオレニトッテハムズイ

皆さんも一度トライしてみてください。特に沖縄が好き!って自信ある人。
一発で合格したら僕の「沖縄フリーク度」よりも上の沖縄フリークです。

受験生もたまにはこういうので頭を休めるのもいいんじゃない?
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(追記)沖縄行きたいなぁ・・・

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

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学校は生徒が主役

Posted on: 2008年7月2日(水) 23:52

共愛

群馬の共愛学園で撮ってきたこの写真にかなり癒されてる変な木村です。
こういう貼り紙って普通は学校の先生が書いて貼るものです。

生徒会の子らが自分で書いて貼ってるところがいいよね。

以前何期生やったかな、灘に来てから高3の教室を覗いたら教室の前に
貼り紙がしてありましてね。ちょうどセンター試験前やったと思います。

高3の教室なので「東大○人!」とか「センター試験まであと何日!」とか
そういう受験の類かと思いますでしょう?

 

風邪ひかないようにするために、教室に最初に来た人は寒いけど窓を
開けて、換気をよくしてください。みんながんばろう!

 

と、生徒の字で書かれてありましてね。僕は当時、新人だったのですが、
教師ではなく生徒たちが自主的にそういうのをしてることに驚いたものです。

最近は各学校が凄く受験に対して熱心になり、ややもすれば過保護では?
と思えるほど、サービス過剰に陥ることも多いように聞きます。

勉強に関して、教員が前に立って引っ張ることは大事だとは思いますが、
しかしやはり生徒たちが自主的に何かする部分は残しておくことですね。

僕は灘が好きですが、それは灘校新聞の発行も、体育祭や文化祭等の
運営なんかも、全てが生徒主体で行われているということです。

教員たちはむしろサブで、全く関わらない先生もいらっしゃる。

そりゃ失敗すれば大変ですが、それも灘らしくていいやんという部分が
大好きなのです。失敗から学べることだってたくさんありますからね。

学校の主役は生徒たちです。生徒たちが主体性を持って、学校運営に
もっと関われる学校が出てくればいいなと願っています。

それを暖かく見守る教師集団の存在は不可欠です。
しかし、しゃしゃり出るのではなく、あくまでも見守る存在であるべきかと。

僕は学校って勉強にしても部活動にしても、そういう生徒主体の学校が
理想的じゃないかなぁと、現時点では考えております。

その意味で先生が生徒たちを押さえつけるのはちょっと・・・ですね。

先生は先生で自分の夢を追いかけて、生徒たちが「あんな人間になりたい」
と思えるような大人のモデルになることが大事なのです。

言うまでもなく受験のテクニックその他を教えることも大事なんですけど、
それだけではあまりにも薄い教育の場だということになってしまいます。

うちの校長先生は何かにつけて「学校の主役は生徒たち」と言い続けて
いらっしゃるのですが、本当にそう思いますね。

逆に言えば・・・

生徒たち諸君は若いパワーを結集して、変に小さい殻に閉じこもるのでは
なくて、自分たちこそ主役なんだという意識を持って学校を作ることです。

変な権利意識を持つのではないですよ。そういう意味ではない。

「~してもいいですか」と教師に聞くのではなく「~したいので学校、何とか
協力してくれないか」なんてポジティブに前進できる生徒であってほしい。

そういうエネルギーこそが、各学校に求められているんじゃないかなぁと
思っている木村なのです。他の学校の先生方はどう思われますか?

生徒たち主体の学校であるべきだと思う方は愛のクリックを!
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(追記)親が子どもを育てるときも同じですね。暖かく見守ることです。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 教育全般  

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発想力と行動力で決まるなぁ

Posted on: 2008年7月2日(水) 18:30

旭屋書店さん
(天王寺MIOにある旭屋書店さんです)

先般ほら、ダイヤモンド経営者倶楽部でいろんな経営者の方々の前で
講演させていただいたって書いたでしょう?大阪のホテルで。

あのうちのお1人が「一緒にいろいろやりたい」と言うてくれはりましてね。
先日その方と(かなり美人の奥様も一緒に)ご飯を食べてきました。

 

発想が面白い!

 

自分では考えもつかないような企画をいくつか・・・ではなく、いくつも!
提案されまして、僕は最初から最後まで圧倒されておりました。

ご自分で会社を設立され、数年後には上場されるとのこと。

ものすごいフットワークの軽さで、今日もその僕との企画を提示しに
東京の出版社まで行っておられます。

先ほどメールが来て「○○社が大変興味を示しました」とのこと。

先日アルクのSさんとも話をしていたのですが、どういうふうに売るか?
ではなく、どういう想いを持って臨むかのほうが大事なんですよね。

おカネを考えると絶対に面白いものはできません。なんだか作為的な
臭いというか、胡散臭さというか、そういうものが見え隠れします。

いろんな人たちにこういう本を読んでほしいとか、こういう方法で勉強して
もらいたいとか、こういう企画で力をつけてほしいとか・・・

そういうメッセージが大事なんだと思うんです。

更に「オモロイ!」という気持ちを前に出して、自分たちが面白がりながら
本を書いたり企画をしたりしていけば、周囲の人たちも面白がる。

自分が作っていて、あるいは書いていて、面白くない教材や本なんてのは
お客さんである読者の方々だって絶対に面白くないですから。

模試にしても何にしてもそうです。編集者や作者のため息が聞こえてくる
ようなものは、よくありません。面白みに欠けます。

僕より年下のその社長さんが思いつかれた企画、聞いた瞬間にもう笑って
しまって(笑)、それはめちゃくちゃ面白いですね!ということになりました。

そのうち発表できると思います。楽しみにしておいてくださいね(^-^)

その社長さん、東大を出てるわけでもないし、学歴が高いわけでもない。
でも何より大切な、「熱くて白けないハート」を持っておられるのです。

やっぱ、そうでないとアカンわなぁ!

きっとその社長さんの会社、上場した後も発展し続ける会社になるだろうと
思いつつ、これからどんなふうに関わっていけるか楽しみにしています。

やっぱり発想力と行動力で決まるなぁ。ほんま、最近そう思いますわ。

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(追記)白けてる人や格好だけつけてる人が成功するわけないわな。
     泥臭くてええねん。

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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