KIMUTATSU BLOG
木村達哉のブログ「キムタツブログ」

kimutatsu

褒め言葉は人に伝わる

Posted on: 2007年12月20日(木) 13:37

tokyodome 

 しかしラミレスまで獲得したかぁ ┐( -”-)┌ ヤレヤレ

大昔のことやけど、立教の長島茂雄は南海への入団がほとんど決まってた。
それがふたを開けると読売に入団。

早実の王貞治は阪神に入団かと言われてた。これも読売に。
そしてご存知、江川卓事件。

ちょっと前、清原、ペタジーニ、江藤など、ファーストばかりを集めまくって失敗。
今回はヤクルトのエースと主力打者、そして横浜の抑えのエース・・・

来年の優勝、これで中日か阪神やったら爆笑なんですけどねぇ。
そうなることを祈ろう。

僕の周囲の読売ファンがどんどん読売ファンをやめていってるだけじゃなくて
野球の視聴率が下がっていってる現状をプロ野球関係者はどう思うんやろね。

広島をはじめとするお金のない球団と金持ち球団との格差をどうする?

FA制度は確かに選手の権利ではあるけど、こんなに一部の球団に選手が
集まるとね。今のままじゃプロ野球がますますつまらなくなるよなぁ。

思えば昭和48年まで読売がV9を達成したが、その時も野球ファンが減った。
そして昭和49年に中日が、昭和50年に広島が優勝したのです。

そのあたりからドラフトのシステムを読売の意見に従って変更させたりしてさ。
今みたいに一部の球団だけが強くなるような感じになったわけやな。

去年、パシフィックリーグは日本ハムが優勝したよね。
でも新庄・小笠原・岡島が抜けた。弱くなるんやない?と言われたもんや。

ところが今年も日本ハムが優勝!

戦力的にはソフトバンクのほうが上回るんやないかと思うねんけどさ(´・ω・`)

ここに監督の能力、選手の起用法など、野球の面白い部分が出てくるわけや。

なのに今年優勝した読売がこんなに乱獲に近いような補強したらバランスが
崩れてしまうし、野球界全体がつまらなくなってしまうよね。

だから来年もアンチ読売の立場は崩さないぜ!\( `ロ´)/

兼六園の梅

さて、昨日「褒める人になろう!」というタイトルの記事を書きましたが、概ね
好評でした。同僚や知り合いから「今日のはいいね」とメールを頂きました。

ヽ( ̄▽ ̄*)ノ・ ・.♪アリガトウ♪.・ ・ヾ(* ̄▽ ̄)ノ

でね、今日も調子に乗って褒める話なんです。いろんな人たちが「褒める」って
ことに関して良い言葉を残しておられます。

ちょっと紹介しましょう!言葉の部分を太字にしときますね。

有名なところからね。まずは連合艦隊司令長官の山本五十六の言葉。

「やってみて、言ってきかせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」

今は僕もヒラ教員として仕事をしてるけど、前任校のときは名ばかりとはいえ
学年部長ということで何人かの部下がいたのですね。

このときに「人を動かすってのは本当に大変なことやな」と実感したものです。
人の上にいる立場の方なら頷いていらっしゃるのではないでしょうか。

次の言葉は小出監督の高橋選手を指して言った言葉です。

彼女はもっと伸びる選手ですよ。この1~2年のうちに大記録を立てる。
なにしろあの子はかけっこが三度の飯より好きなんだ。
走るために生まれてきたような子なんだ。

このマスコミに向けての言葉は以前も紹介した「ピグマリオン効果」もあります。
この言葉を聞いた高橋選手がどう感じたかを考えればわかりますよね。

次はアメリカの作家であるマーク・トゥエインの言葉です。

褒め言葉をもらえば、それだけで二ヶ月間、幸せに生きられる。

二ヶ月間というのは作家特有の表現であり、英語特有の表現なんだけどね。
(英語ではdozenは必ずしも12を意味するわけではなく、多いことを意味する)

褒めてくれる人が周囲にいる人ってのはヤル気が出るし、気持ちが安定する。
そういうことを言いたかったわけですね。

最後に永六輔さんの本から抜粋です。

人間、ヒマになると悪口を言うようになります。
悪口を言わない程度のいそがしさは必要なのです。

夢に向かって忙しく動いている人ってのは、他人が頑張ってるのを見ると
自分も頑張ろうって思うし、決して悪口や陰口は言わないのですね。

逆に立ち止まって「ヒマやな。なんかええことない?」なんて言ってる人たちは
頑張っている人たちが眩しくてしょうがないものだから悪口を言うのですね。

だから悪口や陰口を叩いている人を見たら「ヒマなんだな」と思えばよろし。

2日連続で「褒める」ということをテーマに書きました。いかがだったでしょうか。
僕は怒ることも教育においては大事やと思っているのですね。

褒めて伸ばすのは否定しないけど、腹が立ったら怒ればいいと思うんですよ。
親や教師が子どもに遠慮する必要なんてまーったくないのです。

でもそこには一貫性というか継続性というか、そういう姿勢がないとダメです。
それに褒めるっていうても、変に下手に出ておだてるようなのはバレます。

うちの親父、俺にビビっとるな。
うちのお袋、何を遠慮しとるんや。

子どものことを本気で叱ってやるのも親の役割ですが、それこそ子どもが人の
陰口や悪口を言うてるのを聞いたら、遠慮なく怒ってやればいいと思います。

本人の目の前で言うのは問題ありません。それは建設的ですからね。逆にさ、
面と向かって言われて怒る人がいるけど、それは怒るほうが悪いわけでね。

いない人のことは褒めるべきです。陰口は必ずその人に伝わりますが、実は
それ以上に褒め言葉もその人に伝わるのです。

どちらが建設的でしょうね。

上に紹介した言葉をぜひ覚えておいて頂いて、今後の人生に活かして下さい。
人間関係を円滑にし、協力を頂きながら夢を叶えるのですね(-^〇^-)

悪口や陰口を言うてる人の顔っていい顔じゃないですよね・・・
と思われる方は、今日も愛のクリックをお願いします!m(_ _)m
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(追記)ちなみに僕は小学校時代、永さんのモノマネをよくしてました。
     「遠くへ行きたい」って番組、知ってます?(ふるぅ)

 

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

褒める人になろう!

Posted on: 2007年12月19日(水) 19:05

kimutatsu 

そろそろ浪人生たちが調査書を取りに来ております。まだ来ていない生徒もいますが、私大を受験する生徒は結構取りに来ました。学校も金曜日で終わりですしね。

ところで昨夜書いたホッと♪ホームルームですが、こんな感じで書きました。

しばらくこんな感じで書いていこうかなと思っています。
毎日の更新は無理やから最初に言うときますでぇ。

しかし・・・毎日毎日よく書くことがあるよね・・・

と、人に言われますが、好奇心が強い上に本が好きでよく読むのでネタには困らないのです。さらに言えば、これが原稿ならもっと推敲が必要やけど、ブログの記事やとササっと書けるし。

ブログを軽視しとるのか?と言われると困るし、決して軽視してるわけじゃないけど、原稿の場合は書店でお金を出して買って下さる人が相手になるよね。

小さい誤植でも申し訳ないなと思うのに、まして情報そのものに間違いがあるとトンデモナイことになる。財布からお金を出していただくというのはそういうことです。

そんなわけでブログのほうは空いた時間にぱっぱと書いているし、だいたい1つの記事が30分ぐらいかな?それぐらいしかかからないので、気楽に読んでくださいね。

モモ

年末になると忘年会が増えますね。中学生や高校生には縁のない世界やろうけど、大学に入るとまったく意味もなく忘年会をやったりもするはず。

でね、そういう飲んで酩酊状態になっている時の自分って、実は素の自分であることが多いんやないかなと思っているのです。酔っ払ってるから余計に素の自分が出る。

上司や同僚の悪口を言いながら飲んでる人がたくさんいます。

きっと翌日になると悪口を言い合ったメンバー同士でニヤっと笑ったりするのかもしれんね。
その笑顔の自分を鏡で見たら、きっととてつもなく嫌な顔をしてるんやろうと思うんや。

たぶんでも、その笑顔こそがその人の本質なんやろな。

僕と体育科I教諭は二人ともまだまだたいしたこともないが、唯一たいしたことあるのが(笑)飲んでるときに他人の悪口を絶対に言わないってことやな。

我々以外に3人目の人がいることもあるが、その人が何か悪口めいたことを言い出すと二人ともそいつを無視するし、相槌さえもうたない。そうなるとその3人目は浮きます。

生徒の悪口は絶対に言わないし、同僚の悪口も陰口も、ついでに愚痴も言わず、ひたすら今後の自分たちについて話をしてるのが楽しくて楽しくてしょうがないのです。

目の前にいる人のことなら何を言ってもいいよね。それは陰口じゃない。
喧嘩するのなら喧嘩してもいいけど、陰口よりはずっと建設的でいいわ。

飲み屋でさ、周囲にいる人たちが「あいつ、ほんまにわかってないよな」とか「あの人、カネにセコいのよね」とか言いながら爆笑している集団ほど間抜けな人たちはないよね。

だってそこにいる人たちも、他の集団になるときっと今は目の前にいるけど、そのときになるといない人のことを悪く言ってるはずやないか?建設的でもないし、うっぷんが晴れるどころか悪酔いするわな。

問題が解決するわけでもないし、つまらん刹那的結束が強くなるだけや。

僕はもしそういう集団の中に入ったら、場の空気を白けさせる犯罪を犯したくはないので「陰口はやめろよ」なんて言わないと思います。何も言わないで消えるか、それが許されないのであれば、その人を褒めます。

黙ってると「陰口の場所にいた」ってだけで同罪となるのが陰口の恐ろしいところでして(笑)黙っているだけでもダメなのです、これが。だから褒める。

誰かが「Aさんさ、あいつ失敗ばっかりしてるよね」と言い出して誰かが頷く。
それを受けてまた誰かが「にぶすぎるやろ。挨拶とかさえできんし。」なんて言う。

いい雰囲気だよねぇ(笑)、だってそこにいる人たちの結束が固くなった気がするじゃない?俺たちはAさんを批判するに相応しい能力の持ち主なのだ!ってみんなが宣言してるみたい。

僕はそうなったら「ええ格好するな」と言われようと「偽善者め!」と言われようと、「大器晩成タイプなんやないか。ほっといたろう」ぐらいは言うと思う。体育科I教諭もきっとそう言うやろう。

ビールは美味い!

陰口をたたいている人たちって、自分はどうなんやろうと思わんのだろうか。上の例で言うと、自分は完全に迅速に仕事を行い、失敗もしないんやろうか。

あるいは自分もそこにいる人たちによって批判をされてるってことがわからんのやろうか。否、批判されることは構わん。陰口を言うなら、言われるほうがずっとずっといいよね。

褒められる人になろうなんて思わないし、そんなことしたら自分の行動様式が守りに入る気がするんよ。それこそ偽善者っぽくなってしまう。

僕はブログではこうやって書いているが、実際の僕と付き合いのある人たちは僕がどんなに悪戯好きで、どんなに口が悪いかも知ってると思う。

でも陰口は言わない。愚痴は言わない。

なぜならそういうのを言うと神様が許してくれなくて、どこかで酷い目に遭うことを知ってるし、運気が下がることも知ってる。徳の高い人はそういうことは言わないし、成功する人は言わない。

失敗者は必ずといっていいほど陰口と愚痴が大好きなのですな。
これはホント、真理中の真理といってもよかろ。

僕の周囲にも陰口を常食にしている人がいる。

そういうタイプの人とは深く付き合わないように気をつけているのです。
なぜなら運気が低いはずだから。運気の低さはうつるのです。

受験生!周囲にそういう人がいたら離れたほうがいいよ。運気が下がるよ!

他の人に「あいつはええ格好しいや」とか「あいつは偽善者だ」とか言われてもいいじゃないか。言われるぐらいに褒める人になろうや。人を褒めるのが上手い人になろう。

最初は慣れないかもしれんが、人を見たら褒められるところを探す習慣をつけること。
それが第一歩やろうね。それが習慣になれば、口に出して褒めよう。

嘘をつく必要はないよ。おだてろと言うてるんじゃない。魅力的やなと思うところを見ようとして、そして見つけたらそこを中心にその人物を見ようとすることです。

「難しそうやな」と思ってる人はきっと陰口や悪口を今まで好きだった人なんじゃない?
違ったらゴメンやけど、ナントナクそういう気がする。

僕も以前はそうやったのでわかるねんけどね。

でも習慣にすれば難しくない。褒めることだって習慣化すれば楽しいしね。
そうすれば運気も上がる。きっと成功につながる。キミは運が強いねと言われる。

そうなると今度は陰口をたたかれるほうに回ります。孤独感を味わうこともあろう。
しかし夢を叶えるってのは、成功するってのはそういうことなんだと知れ。

絶対に陰口と愚痴は言わないと決めてみ。そして褒める人になると決めてみ。
それが成功への第一歩目なのです。これを読んだ直後から実践してほしいな(^-^)

自分も「褒める人」になろうと決めた人は愛のクリックをよろしくお願いします。
僕は自分をそういうふうに矯正するのに数年かかりました。
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(追記)夢を叶えるのも習慣作りからなんよね。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

英語長文に強くなりたい人へ

Posted on: 2007年12月19日(水) 10:44

東京タワー 

最近「はじめまして」で始まるコメントが多いですね。
新しい読者の方々が増えているようで喜んでおります。ありがとうございます(^▽^)

逆に、最近あの人からコメントないけど大丈夫かなぁ?って人もおられる。

こういうブログってのは「前はあのブログ、よく読んでたんやけどな」って感じになるし、「最近こういうブログ読んでるんよ」っていう感じにもなりますね。軽い本を読んでる感覚ですな。

無料だから入りやすいし離れやすいのがブログですね。

よく講演などでも「無料だからたくさん人が来るでしょう」って仰る方がおられますけれども、それは違います。無料だから講演に行こうという方も中にはおられますが、有料でも来られる熱心な方もすごく多い。

僕の経験でも、無料の講演があるから行こうかなと思っている場合、当日になって「雨が降ってるしやめとこか」なんて気分になることが多々あります。

有料だとそうはいかない!

せっかくカネを払ってるんやから行かねばって感じになるし、できるだけ講師から多くを吸収してやろうとする貪欲さが生まれたりするものです。

終わってからの質疑応答でたくさんの質問が出るのはむしろ有料のほうなのです。講師とオーディエンスとの緊張感が生まれやすいし、感動もしやすいものです。

こういうブログを有料にしたら、アクセス数は減るでしょうけれども、ところが離れる数は減るので、長~い目で見れば固定の読者数はそれほど変わらないということになると思っています。

もちろん有料なんかにはしませんけどね(^▽^)

僕のほうは採点も終わりまして、ようやく落ち着きました。
毎日いろんな編集者からPILES OF EMAILが届いておりますが・・・

読んでますので。~( ̄▽ ̄~)(~ ̄▽ ̄)~

でも身動き取れんのよ。採点があると何もできませんねん。
普段は授業時間などが終われば自分の時間に戻るんやけどね。

採点を1束仕上げるのに数時間。合計束数が8束。
普通に考えて全て仕上げるのに数日はかかりますねんね(>_<)

その間、他のことをやり始めると採点がますます遅れてしまう。
逆に先に採点を仕上げて生徒たちに返却したほうが何かと動けるのです。

というわけで、ようやく採点が終わりましたがな(*_*)ゝ

今年は学年に所属していないので成績処理の仕事もありませんねん。

あまり書くとますます仕事が増えそうな気がするので、このへんで(´・ω・`)

ルミナリエ1

これまた最近よくコメントに「長文読解が苦手」って書かれております。
どうすれば成績が上がりますかと書いてあることが多いのですね。

しかしこんな漠然とした質問はありません。まずは自分で分析しないと。

たとえばこの2つのコメントを比較してみましょう。
ホッと♪ホームルームにもらったコメントをそのまま抜粋しますね。

****************************

A君:キムタツ先生、こんにちは。いつも楽しく(中略)ところで先生が書かれているように文法をやり直し、基本単語をキクタンを使って潰しました。センター試験の長文なら何とか解けるのですが、二次試験だと解けません。自分では数をこなさないとダメなのかなと思っていますが、先生はどう思われますか。

B君:全統模試が返ってきました。読解問題の点数が平均点に届いていません。長文に強くなりたいのですが、どうしたらいいでしょうか。教えてください。よろしくお願いします。

****************************

さて、皆さんならばどのように返事を書かれますか?

A君の場合は長文が伸びない原因がある程度特定できますが、B君には返事の書きようがありません。どういう理由で読めないのかがわからないのです。

単語がわからなかったのか。文法や文構造がわからなかったのか。
あるいは最終段落まできたら最初のほうを忘れてしまってたのか。

あるいはその両方なのか。

そういったことがわからないとアドバイスしようがありませんよね。

ルミナリエ2

長文読解に弱いっていう人には2つのケースがあるのをご存知ですか?
もちろん細かく分けるとさらに原因はあるのですが、大きく2つあります。

1つは英語の長文に弱い人。もう1つは文章を読むのが弱い人。

前者の場合に考えられるのは、単語力がないということです。
さらに言えば文法や構文の知識もかなり不足しているケースが多い。

逆に言えば全て知ってる単語と文法事項からなる長文だと読めるのです。

後者の場合に考えられるのは、読書習慣が欠如しているということです。
日本語の新書(岩波新書や講談社新書)を読まない生徒たちですね。

日本語で書かれた評論文を読めない人が英語を読めるはずがないですわな。
その人はそもそもの読解力がない。なので大学に入っても苦労することになる。

きっと読解力のない人はある時期がきたら数学も社会も理科もできなくなります。
その「ある時期」が大学に入った後かもしれへんけどね。

雑誌や漫画などしか読まなかったり、ケータイ小説やライトノベルしか読まなかったり。
それでは英語の読解問題に出てくるような評論が読めるわけありませんよね。

日本語の文章がちゃんと読めているのに英語になるとダメという人は結構早く成績がアップしますが、単語や文法が出来ているのに長文が伸びないという人はかなり時間がかかりますね。

よく「国語の成績を上げるために本を読む」なんて人がいますが、知識人が本を読むのは当たり前なんじゃないですか???本を読むのが前提や基礎になっていて、その上に英語や数学があるのです。

なので高校3年生であってもやはり時間を見つけて本を読まないとダメです。
高2以下の生徒たちも、まずは興味のある分野からでいいから読み進めましょう。

とりあえず1ヶ月5冊ぐらいを目標にして、それができれば増やしていくことです。

英語の長文の成績を伸ばすための第1条件は、読書をする習慣をつけることです。

たまに頓珍漢な生徒が「受験勉強のために本が読めない」なんて意味不明なことを言いますが、そういう生徒は可哀相ですね。ちゃんと指導してもらってない。学校であれ、塾であれ、指導者の皆さんは読書指導をしっかりしてほしいなと思います。

読書習慣があるのに長文が苦手という生徒については(また追々ストラテジーについては書くけど)単語や文法を押さえた上で、自分のレベルに応じた長文問題集を何度も反復してやりましょう。

1ヶ月あたり30長文ほど読み続ければ、数ヶ月で長文の成績が目に見えて上がります。

逆に言えば、読書習慣もなく、語彙力もなく、文法力もないという生徒は、長文問題集を繰り返してもあまり期待できません。それよりもまずやるべきことをやってしまうことです。

どんな高いビルディングも基礎工事が一番大事です。
英語の基礎工事をしっかりとやることで、キミのビルディングはどんどん高くなります。

今日も愛のクリックをガンガンお願いいたします(-^〇^-)
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(追記)そういう私も本をもっと読みたい病にかかっております。

 

 


kimutatsu

ホッと♪ホームルームにて

Posted on: 2007年12月19日(水) 0:44

万里の長城

万里の長城でファッションショーなんてお洒落ですなぁ。
僕も何度か行ったことがあるけど、かなり感動できます。

ヤングコースのほうはかなり険しくて、僕みたいなオッサンやある程度の年齢以上のご婦人には推薦しかねます。この写真にあるなだらかなほうでのんびりしたほうがいい。

若い人は文字通りヤングコースをどんどんよじ登っていってもらいたい。
もちろん若くてもオッサンみたいなのはいっぱいいるけどさ(^-^)

この前、アルクの嵯峨さんと飲みながら話をしていましてね。
ホッと♪ホームルームについてどうするかという話をビール片手にしました。

閉鎖しましょうかという申し出もあったんやけど、どうも僕としては残したい。

かといって講談社の佐渡島氏に言われたとおり「ブログ2つはやめたほうがいい」という気もしているのです。それぞれが中途半端になるのは避けたいという思いからなんですけどね。

で、ちょっとこちらをご覧下さい。

というわけでしてね。僕もみんなが思ってる以上に忙しいので、こちらとあちらを完全に両立するのは厳しいのです。でもやはり閉鎖ってのはよくない。

そういう思いがあったので、完全にカラーの違うブログにしようと思います。
コメントはありませんが、こちらを開放していますからね。問題ないかと。

なにかご意見があればこちらを使ってもらえばいい。
英語の質問その他もいつでも受け付けているわけやしな。

というわけで、ちょっとずつ向こうも書いていきます。
更新したらこちらに書くけど、ちょくちょく見にいってもらえたら嬉しいなと。

閉鎖したら今まで書いた記事もパーになるしね。
それは自分の分身たちに対して申し訳ない気分になる。

そんなわけなので、どちらもよろしくお願いいたしますm(__)m

愛のクリックもどうぞよろしくお願いいたします!(´・ω・`)
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投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

1つあきらめると癖になる

Posted on: 2007年12月18日(火) 10:22

bunpou 

昨日は仕事で大向先生と会っていました。
この時期はどの学校の先生方も採点が大変ですわ。

ホンマこれさえなければ・・・って言いたいところをぐっとこらえ(って書いてるやないかという突っ込みをすべし)前向きに採点しとりますねん(´・ω・`)

というても明日返却なので今日中に仕上げなあかん。

なのにブログ更新しとってええのか?って思ってるでしょ?

トウヒ┐( -”-)┌ トウヒ

それに今のところこのブログを立ち上げて以来、一日も欠かさず更新しとるのです。
どこかで抜けるとクセになるからね。だから少しでも書いて更新したいなと。

毎日更新してる木村に愛クリよろしく!\( ^o^ )/

上にも書いたけどさ、人間ってのはサボるとサボるのがデフォになってしまうんよね。
あきらめるのがクセになってしまうねん。

1つあきらめる、1つサボってしまう、1つ「今日はええかな」と思う。
明日からでいいか、なんて思う。

それがクセになるねん。怖いね。

毎日やるのが当たり前な人にとっては「毎日コツコツと」っていう僕ら教員の言葉が、
当たり前すぎて胸に響かないんよね。「当たり前やがな」って感じになるわけや。

でもそういう人って最初から努力家やったわけじゃない。
サボらないのが習慣になっただけやねんね。

定期考査の点数が伸びないと悩んでる人は必読。

毎日やること。計画を立てること。サボることをクセにしないこと。

これだけでかなり伸びます。伸びないわけがないのです。

一番大事なことは何度も言うけど「効率の良い勉強法」ではないのだ。
キミのサボり癖を克服することなのだよ。

僕みたいなぐうたらな人間でもこうして毎日やると決めたら毎日やってる。

勉強だけじゃないよ。夢を叶えることだってそう。1つあきらめるとクセになる。
怖いやろ。あきらめるクセがつくねん。そんな人間にはなりたくないわな。

受験勉強を無味乾燥やと批判する輩がおるが、とんでもない。
あきらめない癖をつけるという、かなり大事な要素にも貢献しとるのですぞ!

さて、今日あなたは何をあきらめましたか?可能性あるのにもったいな!

あきらめ癖がつかないように気をつけながら、
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(追記)クリック癖をつけてもらえるとですね・・・(笑)

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

大仏様 in 大阪

Posted on: 2007年12月17日(月) 12:02

B社Y君

先日ね、いろんな人たちと梅田の北新地あたりで飲んだのですが・・・

淀屋橋の駅で待ち合わせをしていたら、改札口の前にある書店の前に大仏様がいらっしゃいまして、思わず撮影したのが上の写真です。

で、残念ながら、この大仏様、待ち合わせが17時ぐらいやってものすごい人波やったのですが、誰からも無視され続けていらっしゃいました。無視というか誰も気づいてなかった。

これが大阪ミナミの道頓堀あたりやと、酔客や大阪名物おばちゃんに手を合わせてもらえたり小銭ぐらいはもらえたり、あるいは「がんばりや」ぐらいの声をかけてもらってたんでしょう。

しかし大企業ひしめく淀屋橋は上品な方々が多かったのでしょうか。

ずっと立ってたのに、見てももらえんかった(>_<)

そして挙句の果てに「もう無理です」とマスクをお取りに・・・

ヽ( ̄▽ ̄*)ノ・ ・.♪ナ~ンデノマナイノ♪.・ ・ヾ(* ̄▽ ̄)ノ 

大人になるというのは辛いことですなぁ・・・(関係ないか?)

まだこの大仏様が誰かわからないという皆さんへ。
写真の上にマウスを乗せてみてください。正解が表示されますので。

忘年会シーズンってのは街中にいろいろ出現するのよ!
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(追記)年賀状出しましたか?僕、まだ作ってない(>_<)

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

世界を見て、自分を見る。

Posted on: 2007年12月16日(日) 13:59

tokyo1 

浅草が大好きな木村です。東京といえば浅草ですよね。なんかさ、僕のイメージっていろいろ一人歩きしていて人によって違うものですが、田舎モノの木村は例えば歌舞伎町とか六本木を歩くのは好きは好きなんやけど、気後れするのです・・・

なんて言うと「絶対ウソ!」っていうB社Y君の声が聞こえる・・・

ほんまやって!\( `ロ´)/

確かにネオン街は好きやけど、それより浅草みたいなところでぼけーっとしてると本当にいいよなぁ。東大でも三四郎池などでホワ~っとしてるのが好きなんよね。

今年はタヒチ旅行に当選して、3月に行ってきたけどさ。面白いなと思うのは日本人客ってオプショナルツアーに参加して、ものすごい忙しくしてはるねんね。

朝早くからダイビングツアーに参加し、それが終わると買い物ツアー、最後はクルージング・・・そういう感じのツアー(それぞれがexpensive)がたくさんあって、参加するのはほとんどが日本人。

それに対して外国人客(まぁ現地では日本人も外国人やけど)ってのはビーチのパラソルの下で1日じゅう寝そべって海を見たり読書を楽しんだりしてる。時間をモッタイナク使ってる。

パラソルの下で同じようにモッタイナク時間を使ってる日本人は僕と家内ぐらいで、ホテルには他にも日本人客もいるんやけど、みんな買い物かオプショナルツアーに参加してはる。

まぁ悪いとは言わんけど、せっかくタヒチに来てるのに、時間を「有意義に」使うことに忙しくしていて、結局「何かをしなければもったいない」という強迫観念にとらわれるのは上手な旅行の仕方じゃないよね。

ロンドンに行くと美術館や博物館への入場料が無料なので、大英博物館やテートギャラリーや自然史博物館なんかを散歩がてらウロウロするのもいいし、それ自体、タウンウオッチングの一部になってる。

まさか大英博物館などをオプショナルツアーのひとつとしてまわるのは馬鹿らしいので、言うなれば散歩の一部なのです。で、歩きつかれたらパブに入り、店先の歩道に置かれたテーブルに座りビールを飲みながら行き交う人々をぼけっと見る。

街を見るってのは、実はその国や都市の文化を目だけじゃなくって身体全体で感じようとする行為で、だからタウンウオッチングが好きな人が何もしないで街中に座り込んでぼけっとしてることにも意味があるのです。

北京は北京の、ソウルはソウルの、ワイキキはワイキキのそれぞれ文化があって、それはオプショナルツアーで忙しくまわることだけではわからないことがたくさんあるのですな。

高校生も世界中のあちこちを見てまわってほしいなとは思う。そりゃたまにはオプショナルツアーに参加するのもアリなんやけど、市バスに乗ってみようとかタクシーに乗ってみようとか、あるいは今日は何も乗り物に乗らないで一日中歩き回ってみようとか、そうやって街全体を五感全てを使って感じ取る経験をしてほしいなと思ってる。

以前ある有名な作家が「海外にいって街を見るというのは、実は結果的に日本を見るということなのだ」と仰ったことがあってね。僕は膝を叩いたものです。

国旗や国歌に対して普段は何も思わない人であっても、海外に行ってたまたまそういうものに触れたときにやはり感じるものがあると言います。僕もそうでした。

ニューヨークやシドニーといった世界の代表的な都市に行ってみたいし、ヨーロッパの歴史ある都市にもいってみたい。そして海外から日本という国、あるいは日本人という民族を見て、「いったい自分って何なんや」という問いに対する答えを見つけてから死にたいなと思ってるのです。

今はカネも暇もないので行けないけど、そこのところはブレないように気をつけながら生きていきます。家のローンのせいで世界じゅうを歩けないなんてことにならないように気をつけながら。

若い人たちはバイトで稼いだカネを守ろうとするなよ。
若いうちに世界を見ておいたほうがええぞ・・・と思われる方は

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(追記)英語教師塾、そろそろ満席になります。

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

kimutatsu

センター試験が盗難???

Posted on: 2007年12月15日(土) 10:44

centerexam 

この記事を読んで愕然としてる木村です(>_<)

問題を差し替えるので、試験自体には問題ないらしいが・・・

いったいセンター試験ってどういう管理体制なんや???

50数万人が受験する試験の管理にしては・・・

あまりにも杜撰じゃない?

いくらなんでもしっかりしてほしいでなぁ ┐( -”-)┌ ヤレヤレ

ホンマちゃんとしてくれよと思われる方は、
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(追記)昨日はこの人たちと楽しい酒を飲みました。
     パワーのある人たちで、ホント楽しかった!


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 日記  

kimutatsu

英語学習の王道

Posted on: 2007年12月14日(金) 0:35

reading

昨日の夜に、『国立大学英語リーディング』を使って勉強したユウ君という
大阪大学の受験生からコメントを頂戴しています。コメントありがとう!

で、偏差値が70以上に届くようになったということです(^O^)

ブログやってて嬉しいのは、こういう声ですなぁ。

自分の作った本の読者が「成績が上がった!」とコメントくれるのはホンマに嬉しいもんです。
ユウ君、本番までまだ時間があるから頑張ってな!o(^-^)o

まぁしかしね、相変わらず「勉強するのはどの本がいいですか」という人がいるけど、
数をこなさないとあかんわけや。赤本だけで足りるわけあれへん。

特に英語が苦手な人、逆に絶対に得点源にしたい人などは毎日やることになる。

毎日やで。熱があっても何があっても毎日1題は絶対に解くねん。

1日に1長文潰すとなると、どの本をやる?って考えにはならんわな。

それよりあれもこれもやらないとあかんってことになる。
それにやった本については復習しないと力つかんよね。

だから前から言うてるけど、本はいろいろやるにしてもノートだけは統一しといたほうがええ。

長文用ノートを作り、VOL.1から始めてVOL.20や30まで統一した形でノートにやっていく。

1冊のノートに見開きで20長文ぐらいコピーが貼れるよね。

仮にノートがVOL.20までいった人やったら、受験までに400長文潰したことになるわけですな。

受験までに100長文しか読まんかった人と400長文読んだ人とでは差が出るのは当然。
また400の人と900の人とでも差が出るわ。

高2から長文用ノートを作ったとしてやで。

2年間で毎日長文を1つずつやったとしようや。

なんぼ読める?

先生が配布したプリントも、夏休みに配られた薄モノも、塾でやった長文も、
全部コピーをとってそのノートに貼り付けてやっていくわけや。

2年間で何題解ける?

普通に毎日やったら700以上はいくわなぁ?

現在高2の人は受験まで400日以上ある。

今から始めたとしてもそれぐらい読めるわけやで。

2年間でそれだけ長文読んだ生徒が「英語苦手ですねん」って言う?

言わん!\(◎o◎)/

それをちゃんと音読してる生徒が「リスニング苦手で」って言うか?

絶対に言わん!\(^O^)/

文例集買わないと英作文ができないような状態に陥ると思うかね?

ずぇったいに陥らん!ヽ( ̄▽ ̄*)ノ

ちゃんと読んで復習もする。何度も音読するねん。

そうしたら読解だけやなくてリスニングも英作文もできるようになるんや。
前から言うてるとおり。

なんで読解とリスニングと英作文とを分けて考えるかな。
英語全体を伸ばすねん。そのためにはコツコツと読むことや。

これを読んでる高2や高1の人たち、あるいは中学生はちゃんと覚えといてね。

『国立大学英語リーディング』は特に難関を目指す人には必ずやってほしい。

それ以外にも「これはいいな」と思ったものはどんどん潰していってほしい。

そして解いたものに関しては何度も反復することやわ。

そりゃ高2と高3で例えば何百題と読んだ子が「それでも英語できんかった」って言うなら、
それは相当英語に縁がないんやで。

でもな、絶対そうはならへんわ。絶対にごっつい伸び方になる。

それにそこまでやったら現代文も伸びるやろうな。

何百題の論文を読んだら、そもそもの読解力がアップするやろうからね。

もしかしたら社会の論述なんかにも好影響があるかもしれん。

勉強ってのはそういうもんやねん。

楽しみながら英語で書かれた文章を数多く読み、そのノートを実績として残しておくこと。
それが実力だけやなくって、自信にもなるんちゃうかな。

受験生はセンター試験まであと40日弱でお尻に火がついてる。
それは絶対に最後まであきらめないで頑張ってもらいたい。

高2以下の人たちは基本を押さえた上で数を解くんやなと思っててね。
勉強に近道はないけど、それこそが王道なんやと肝に銘じてほしいな。

絶対に合格したるねん!って思う高校生やそれを応援する皆さんは
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(追記)そんなたくさん読めるかい!って思う人は楽な道を選んでみ。
     本当にそういう道があってそれを信じるなら、それもまた人生や。

  


kimutatsu

人を励ます方法について

Posted on: 2007年12月13日(木) 10:42

kimutatsu 
(朝日カルチャーセンター芦屋教室での様子です)

今日はえらい雨が降っていますね。中谷彰宏さんが「雨の日に楽しめてこそ本当の遊び人だ」と書いておられますが、雨の日は読書するのが昔からの過ごし方やんなぁ(-^〇^-)

本当の遊び人は仕事も全力でやり、1週間に1度か2週間に1度の「遊び」も全力でやるものです。そしてそれが終わるとまた切り替えて全力で仕事に打ち込みます。

僕の周囲にも遊び人はおられますが、仕事もかなりできる人たちが多い。

それに翌日に残らない遊びをされますなぁ。例えば深酒をして翌日にフラフラになってるのは遊ぶ資格がないわな。翌日が休みの日で最初から寝たおすぞと決めてても朝は起きたい。

と・・・自戒の念を込めて・・・ですね。

ヽ( ̄▽ ̄*)ノ・ ・.♪イヤッホー♪.・ ・ヾ(* ̄▽ ̄)ノ

早く「本当に遊び人」になるわ。仕事は一所懸命やっとるんやけどね。遊びも全力なんやけどね。でも翌日にフラフラしてるのはよぉないわな。

あ、ドラゴン桜コラムを更新しましたのでご覧下さいね。
今回は「12月の過ごし方」について書きました。こちらからどうぞ!

宮沢賢治

先日の朝日カルチャーセンター芦屋教室の講演でピグマリオン効果について話をしました。教員として僕がよく使う方法なんですけどね。まぁ親としてもそうかな。 

最近いろんなコメントが受験生から寄せられてるけど、「今こういう状態なんですが間に合いますか」とか「頑張ってるのですが伸びません。このまま○大学を目指していいのでしょうか」という声が多いよね。

わかるわかる。みんなそういう壁を乗り越えて大学生になったんや。

でもなぁ、みんな僕に「間に合うから頑張れ」とか「最後まで諦めるな」って言うてほしいんちゃうかと思ってる。背中を押してもらいたいのちゃうかなと思ってるんや。

大人でもそうでな。

ここにはまだ書けないけど、来年結構面白い企画があるねんね。でもそれを実行しようと思ったらかなり大変で、僕も「寝れるんかな」って思ってるし、実際大変やと思うねん。

で、その企画を誰かに喋ったとするわな。

先生、面白いですね!と言うてくれはる。

で、僕は「しかしできるかなぁ」って言う。

そうしたら確実にその人はこういうてくれはる。

先生らしくない!絶対できますよ!

そしてそういう声に後押しされて頑張ることができるわけやね。

ところが人間ってのは弱いもんやから、しんどいことが続くとなかなか気持ちを維持することがでけへんのです。「もうええかな」って思うことが多々あるし、易きに流されてしまう。

僕はそういうときに味方というか、励ましてくれる人がおるってのは強いことやなと思ってるんです。嘘でもええから「できるよ」と言うてもらえる人の存在が大事やんね。

中には「他人事やと思ってええ加減なこと言うな」なんて筋違いの怒り方をする人がおるかもしれんが、そういう人ってのは人が離れていくから、独りで頑張らないとあかん。そりゃ自分で自分の首を絞めてるわな。

でも普通はそうやない。今は特にメールがあるからね。また励ますほうもワンパターンに「頑張れ頑張れ」って言うんやなくて、いろんなバリエーションで励ますと効果的やね(笑)

僕が生徒や息子によくやるのは(息子はこのブログを読んでないので書けるが)「負けん気の強いお前のことやから大丈夫やと思うが頑張れよ」なんてメールをするわけです。

僕のところによくメールをくれる編集者などもおだてるのが巧い人がおってね。「先生の凄いところは・・・ですよね。原稿待ってます!」なんて来る。

こっちは「やられた!」って思いつつも(笑)頑張るしかないわな。

それが作為的じゃなくて本当にそう信じてる場合はまさに強力な「後押し」となるわけです。生徒に僕が「お前なら絶対にできるわ」という場合、心底そう信じてるわけです。

そうするとその生徒たちは力を発揮する。

いや、最初は無理やけど、それが習慣化すると自分でもそうかなと思ってくるのです。これがピグマリオン効果ってやつです。

東京
(浅草で撮影しました)

僕らは子どもの頃から「頑張れ」って言われ慣れててさ。今はもう「頑張れ」ぐらいでは頑張れなかったりするわけや。そう思う人はこちらをクリック!(愛のクリック)

だから励ますほうもいろいろ考えないとあかんわけでね。

僕が野球部の生徒を励ますときもピグマリオン効果を使いますねん。

「お前はチャンスに強いからな。」とか「あと2ヶ月ほどでコントロール良くなるよ」とか「うちのチームは本当に強くなった」とか。

で、大事なことはそれを作為的に使うんやなくて、本当にそう信じること。

「いや、僕はチャンスに弱いですよ」なんて言うたら、本当に「え!お前の性格からすれば絶対にチャンスに強いやん。お前は自分で気ぃついてないだけや!」なんて言う。

信じてないと嘘になるからね。うわべの嘘で励まされる奴はおらん。

ピグマリオン効果を使うためにはその人とある程度はじっくりと付き合わないとわからん。そしてきっとこういう人になるやろうなと思ったら、自分でそう信じてみるのです。

励ましが先に来るのではなく、信じることが先なのですな。

その人が「大丈夫かな」とか「無理ちゃうかな」なんて弱気になってるとき、本当に信じてる人の存在は大きい。自分の息子に対して、娘に対して、生徒たちに対して、本当に信じてやれる親や教師の存在は大きい。

僕の指導の基本はそこにありますねん。

あるいは人との付き合いの基本はそこですね。

この人、ホンマ凄いなと思ったら凄いと信じ込む。

もちろんそこまで付き合いが深くない人には使わないけど、自分が信用して付き合ってる人の能力は全面的に信じてるので、だからこそピグマリオン効果が発揮されるわけですね。

というかピグマリオン効果なんてのを知ったのは後からやけど、僕の方法がピグマリオン効果って言われるんやと教えてもらって、意を強くしたものです。

人を信じるのはパワーが要るけど、能力の有無を信じるのはそれほどエネルギーも要らないのです。それに誰かの力になってやれるのであれば、それは自分の存在意義にもつながりますしね。

作為的ではなく、信じてみて下さい。

そして本当に心から「キミならできるはず」「負けず嫌いな君なら」と言うてあげてほしい。そうすれば自然とその人は(最初はそうじゃなくても)だんだん本当に負けず嫌いになっていくのです。

誰かの力になれたらいいなと思われるかたは
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(追記)でも編集者の皆さん、そろそろ新しい方法を考えてください(笑)

 

 


投稿者: kimutatsu  |  カテゴリー: 人生論  

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