BLOG / ブログ /

  1. HOME
  2. ブログ
  3. ライフデザイン

ライフデザイン

2025.04.25(金) 06:00

4月25日。平常運転の一日。朝起きたらゆっくりとストレッチをし、筋トレをし、パソコンか読みかけの本を開き、そこからしばらくは微動だにせず、というのが平常である。鼻炎なり咳なり、体調が少しでも悪いなと思ったら迷わず医者にかかって家族に迷惑をかけないように心がける。これぐらいと高を括ると悪化して不愉快な思いをさせる。

座ってパソコンや本の文字を追っていると目と腰がひりひりしてくる。意識してたまに立ち上がり伸びをする。楽器を弾く。外に出てゴルフクラブを振る。そうこうしているうちに昼食の時間となる。昼食後は迷わず惰眠をむさぼる。腿の上でさくらも寝ている。夕方からはウォーキングである。

20代30代は仕事ひと筋で、趣味などなかった。ただ、仕事だけをしていたわけではなく、いつも未来を見ていた。できれば50代前半で宮仕えは引退したかった。つまり、勤め先に出勤して仕事らしいことを夕方までするのはだいたいそれぐらいの年齢まで。残りの人生は誰にも縛られずに仕事がしたかった。その点では少しだけ遅れたが、その人生計画を忘れたことはない。

講演ではいつも、ライフデザインはもっとも重要だと言うことにしている。どういう勉強をして、どういう仕事を選び、どういう人といつ結婚するのか、子どもは何人作るのか、あるいは作らないのか、いつまで働くのか、どこで住むのか…すなわちデザインである。これらがないとテキトーに生きることになる。

私はあまり体が強くなく、10代の頃に「二十歳まで生きられるかな」と目の前で医者に言われたのがきっかけで、短いなら短いなりに幸せに生きようと強く思った。おかげで流されて生きてはこなかった。常にデザインをしながら生きてきた。紆余曲折はあったにしても、本流だけは間違えなかったと思う。

その点で、病弱だったのはラッキーだったと思う。ついでに、貧乏も。

あまり考えずに流れに棹を立てずに生きるのもいいと思う。が、私はそういう生き方が好きではないというだけで、どちらがベターでどちらがワースかという問題ではない。個人の好みである。子作りと資産形成を含むすべての計画を立てながら生きたほうが私には向いているということだ。

木村達哉

追記
メールマガジン「KIMUTATSU JOURNAL」を火木土の週3通無料配信しています。読みたいという方はこちらからご登録ください。英語勉強法について、成績向上のメソッドについて、いろいろと書いています。家庭や学校、会社での会話や、学校や塾の先生方は授業での余談にお使いください。