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スマホの機種変更

2025.04.27(日) 11:00

4月27日。スマホっていうのは何年周期ぐらいで機種変更するものなんだろう。私のiPhoneはすでに画面に貼ったシートの端っこがぎざぎざになっていてみすぼらしく、さすがにそろそろ変えてもらえんかなといつも私に語りかけているようだ。加えて、どういうわけだかわからないがLINEの通知が届かなくなった。通知ONにしているのに。

というわけで、DoCoMoショップにWeb予約をし、変更することに決めた。セミナーや講演ではスマホを使って英語の音声を流しているのだが、突然使えなくなったということになったら大変なんてもんじゃない。スマホが急にダウンしましたので、残り時間は漫談をお楽しみください!では済まされない。

明日がまさにDoCoMoショップ予約した日なのだけれど、今日そのお店から電話がかかってきた。聞くと、予約確認とのこと。はいはい、ええええ、確かに予約しましたよ、大丈夫ですと返事をしたが、なんと先方が「iPhoneの場合、最低でも13万円以上しますが大丈夫でしょうか」とおっしゃる。

もしかして私の収入に不安があるという調査結果が出たのでしょうかと尋ねると、いえいえそんなわけではございませんがとのたまうではないか。さすがに130万ならやめときますが13万であれば大丈夫ですと答えた。その後も、データ移行に何千円だ、アドバイスに何千円だ、それとこれにもあれにもカネがかかるとお金の話をされるので、なんだか「お前の収入じゃスマホを変更するなど100年早い」と言われているような気がして辛くなった。

邪推だが、機種変更の現場でこんなに高いのかと目を丸くした挙句、お暴れになる客がいらっしゃるのではないか。暴れないにしても総務省のせいでバカ高くなっているのに、DoCoMoショップの店員に悪態をつく客がおられるのではないだろうか。そこですべての客に電話をかけ、高いことを事前に伝えておられるのではないか。

携帯電話が出始めた頃に比べてずいぶん高くなった。個人が移動式の電話を持っているなど、昭和時代ではブルジョア階級の証だったものが、今では公園で遊んでいる子どもたちでさえも口をぽかんと阿呆のように開けてスマホを見ている。親も大変だなと思う。私など我が子に13万円もするおもちゃを買った試しがない。自分で買えと言い続けた。

会社や事務所の経費でスマホ代が落ちる大人でも個人で買うのはためらわれるのに、到底必要とは思えない子どもたちが当たり前のように持ってゲームをしているのには違和感を抱く。この先も値上がりし続け、そのうち確実に20万円台になるであろうスマホを、子どもたちは親にたかり続けるのだろうな。

木村達哉

追記
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