5月19日。沖縄から自宅に戻ったが、やはり改めて沖縄は暑いなと感じた。天気予報によると、自宅がある西宮もそれなりの気温らしい。が、さほど暑くは感じない。沖縄があまりにもむしむししていたからだろう。
それで思い出した。灘校時代、同僚のM先生(英語ネイティブ)がなにやら言いながら職員室に入ってきた。暑いのに自宅から歩いてきたのである。Much! Much! Much!と言っている。「なんやねん」と彼に言うと、最後にtoo humid!と付け加えて荷物をデスクにどすんと置いた。
日本語にすると「めっちゃ!めっちゃ!めっちゃ!」と言いながら職員室に入ってきて、最後に「蒸し暑すぎる!」になろうか。合わせればMuch too humid.である。英語が得意じゃない方のために書いておくと…
・much too + 形容詞/副詞:「あまりにも~すぎる」(強調)
・too much + 不可算名詞:「~が多すぎる
その沖縄には毎月行っていたのだけれど、残念ながらラジオ沖縄の番組も琉球新報の連載も終わってしまったので、これからはどこかの学校から声をかけてもらったタイミングで行くことにした。今回もそうだったのだけれど、女優の平良直子さんと会食した以外はずっと部屋にこもって執筆をしていた。
沖縄で執筆と言うとOKINAWAというリゾート地の響きゆえ、かなりぜいたくに思われるだろうが、こちとら別に海に飛び込みに行くわけではなく、観光客が集まるような場所に行くわけでもない。せいぜい朝と夕方にさくらを連れて嘉数高台公園なり平和祈念公園なりに散歩に行く程度。
飛行機はだいたいほとんどマイルを使っているので無料なのだが、左うちわなわけではない我が身である。滞在費を考えると、あまりいい気になってはいられない。妻と話をし、大好きな沖縄なのだけれど、毎月ってのはやめておこうということになった。
とは言え、二人とも沖縄フリークである。7月8月の酷暑激暑痛暑の間に行くことはあまりないと思うが、特に10月以降、過ごしやすい気候になったら、オマエタチマタキタノカと呆れられるぐらい那覇空港に降り立とうと考えている。
木村達哉
追記
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